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初コメ失礼します。 主さんの神作品が最高すぎてずっとニヤニヤが止まりませんでした〜👍🏻 ほんとに一生続き待ってます😭😭😭 応援してますー!
とっても面白かったです!次回も楽しみにしてます!
こんにちは、みじんこです。
最近朝とか昼とかにメロンパンばっかり食べているみじんこです。
今日の昼も食べました。
もうすぐ私の体はメロンパンでいっぱいになることでしょう(?)
ということで、遊郭パロの続きを書いていきます。
この話は、自分のモチベが上がった時にしか書けないという、
謎の呪いを持っているんですよね。
ふしぎぃ~。
失礼、ぶりっ子が可愛いのはルフィ君だけでしたね。
ルフィ君はぶりっ子なんてしませんが。
注意
腐が苦手な方や地雷の方は、今のうちに避難されることをお勧めいたします。
逃げ遅れた場合は自己責任で。
逆に逃げ遅れたい、という方はそのままお進みください。
「はははは、それでそれで?」
「そしたらそこにナミが来て、そいつを追い返しちまったんだ!」
「あははは、さすがナミちゃんだねぇ」
夜も真っただ中なころ。
ほかの部屋からは淫らな嬌声が漏れ聞こえる中、その部屋では、
遊郭であるにも関わらず、酒盛りが行われていた。
そこには一人の男と、人気花魁・ルフィの姿があった。
二人は顔見知りのようで、砕けた雰囲気で話に花を咲かせていた。
「ほらルフィ君、もっと飲みな!」
「お、ありがとな!」
花魁ではなく、客が酒を注ぐ。
ほかの遊女が見たらありえないと思うだろうが、これが彼らにとっては普通なのだった。
花魁ルフィ、彼はほかの遊女とは違い、体は売らない。
それを理解しているゆえのこの空間なのだ。
「いやぁ、やっぱりルフィ君といると時間がたつのが早いよ」
「俺もすっげぇ楽しいぞ!」
「おっ、それは嬉しいね」
こういう場のときはたいていお世辞ととられるが、
ここではちゃんと本心として互いに伝わっていた。
「あ、そうだ、まだいい話があるんだけど」
「聞きたいかい?」
「ん、聞きてぇ!」
きらきらと瞳を輝かせ見つめてくる姿に、満更でもないように男が話し出した。
「最近のことなんだが、この街に新しく商人さんが来てよ」
「これがもうとんでもねぇんだ」
「どこがとんでもねぇんだ?」
「まず、その商人さんってのは1人じゃなくてたくさんいるんだ」
「たしか、3,4人だったかな?」
「へー、たくさん来たんだな」
「そうなんだ、それでなんと全員金持ちのとんでもない男前ときた」
「ほえー」
いまいちピンと来ていないのか、意外とあっさりとした反応だった。
ルフィはそういうのにはあまり興味がないようだ。
男は少しがっかりしたが、話し続けた。
「そのせいか街の女どもがきゃあきゃあうるさくてかなわねぇ」
「それは大変だな」
「そうなんだよ…」
「ん、そういえば」
「?なんだぁ?」
「その商人さんたちが今、ここら辺の遊郭を訪れて回ってるって聞いたなぁ」
「そうなのか?でも、うちにはまだそんな奴来てねぇぞ?」
「ここは街で1番の遊郭だからね」
「最後に取ってるんじゃないのかな?」
「お楽しみは最後に、って」
「じゃあもうすぐここにも来るってことだな!」
少し興味が出たのか、元気に答えるルフィ。
その様子を見てにこにこと男がほほ笑む。
「よーし!なんだかワクワクしてきたぞ!」
「ははっ、がんばってね」
内心つまらない話をしてしまったかと焦っていた男は、
ルフィの様子を見てひそかに胸をなでおろす。
そしてまた、たわいもない話をしながらゆっくりと時間が過ぎるのを楽しむ。
一方そのころ。
例の商人たちは、ルフィのいるところとは別の遊郭に足を運んでいた。
噂の通り、かなりの金持ちのようで、部屋にはたくさんの遊女たちがひしめいていた。
「…はぁ…」
だがそこに浮かない顔の男がひとり。
噂の商人のうちの一人で、医療系のものを幅広く取り扱う薬屋の主人、
トラファルガー・ローだった。
なにが気に食わないのか、女たちの酌を断り自ら手酌し、不機嫌そうに飲んでいる。
「あぁ?なに不機嫌そうに飲んでんだ?トラ男?」
「…こんなに女どもがいて酒を楽しめるか」
「ははっ、間違いねぇ」
「それにしても、なんでロロノア屋は平気なんだ」
「俺は片っ端から断ってるからな」
そういってぐいと酒をあおる彼は、
武器関係のものを取り扱う武器屋の主人、ロロノア・ゾロだ。
彼もまた噂の1人である。
「にしてもなんでこんなことしてんだか」
「毎夜毎夜遊郭になんざ来てよ」
「仕方ないだろ」
「お偉いさんどもが良かれと思ってやってるんだ」
「金まで出してもらってんだ、最後まで付き合うのが義理だろう」
「めんどくせぇな、付き合いってのも」
「女どもに群がれてゆっくりできねぇしよ」
「俺もそうだが、アイツらもそろそろやばいんじゃねぇか?」
つい、と見つめた先には女に群がられ顔を赤くする人相の悪い男と、
それを静かに見守る仮面をつけた男がいた。
彼らもまた商人で、普通の商品なども販売しながら、護衛による収益を主とする、一風変わった商家だった。
さらにまた珍しく、主人2人という体制をとっていた。
名前は人相の悪いほうが、ユースタス・キッド、仮面をつけているほうが、キラーだ。
彼らもやはりなれないようで、苦々し気な表情をしている。
キラーに関しては見えないのだが。
「っ…!だー!」
「お、やっぱりな」
するといきなりキッドが叫んだ。
周りの女も何事かと目を丸くしている。
「こんなこともうやってられっか!」
「キッド、少し落ち着け」
「落ち着いてられるかよ!」
「毎日毎日こんなことできるか!」
「俺はもう帰るぞ、キラー!」
「おい、待てキッド」
どすどすと不機嫌そうに出ていくキッドを、ポカンと見つめる遊女たち。
「っ…、あの野郎…」
「よっぽど嫌だったみたいだな」
「遊びじゃねぇんだからもう少し我慢しろよ…!」
「こちとら必死に我慢してやってるんだぞ…!」
そういって憎々し気にぶつぶつとつぶやき始める。
こっちもこっちでやばそうだ。
「すまない、ロロノア」
キラーが申し訳なさそうにこちらへやってくる。
「いや、大丈夫だ」
「それより、空気が最悪になっちまったな」
「そうだな」
キッドが帰り、ローもなにやらおかしくなったせいで、遊女たちが混乱している。
そろそろ潮時のようだった。
「しかたねぇ、今日はもうお開きにするか」
「あぁ、すまない」
「だからいいって言ってんだろ」
「…おい、今日はもう終わりだ、帰っていいぞ」
「えぇ、でも…」
「大丈夫だ、こちらから店にはきちんと言っておく」
「申し訳ないが、お開きにさせてくれ」
なにやら納得していないようだが、彼女たちも場の空気に耐えれなかったのか、
ゆっくりと撤収していく。
まだぶつぶつと何かを言っているローにも声をかける。
「おーい、もうお開きにすんぞー」
「大体アイツはいつもそうだ…!」
「俺の話を聞きもせずに…!」
「聞こえてねぇな、これ」
「大丈夫だろうか」
「あー、大丈夫だろ」
「ほっときゃ何とかなる」
「そういうものなのか…?」
少し不安げながらも、渋々と納得するキラー。
その様子を見ながら、再び手酌で酒を飲み始める。
「っ…はぁ、んにしてもよぉ」
「これ、いつまですんだ?」
「確か、明日行くところが最後だったはずだ」
「なんでも、ここらじゃ一番の店らしい」
「へぇ…」
聞いておきながらも興味がないといった様子を隠しもせず、どんどん酒瓶を空けていく。
きっと明日も、退屈な飲みの時間となるのだろう。
そう目星をつけながら、一人黙々とただただ飲み続ける。
だがこの時、彼らは初めての体験に驚くことになる。
まさか、一人の花魁に夢中になるなど、考えもしなかったのだから。
いやぁ、あんまり満足いかない出来になってしまいました
なんでしょうか、最近少しスランプ気味です。
やばいやばい。
脳内警報なりまくりです。
それと、投稿遅くてすみません。
最初に言った通り、この話は完全なる気まぐれ投稿となっておりますので、
もし遅すぎてキレそうだったら、催促のコメントなりなんなり、気軽にください。
できるだけ爆速で書きあげますので。
それでは今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
またお会いしましょう!
ばいばい👋