朝起きると、いつもと変わらない
白い天井が広がっている
朝ご飯はお母さんが作ってくれている
「お、おはよう」
「あら、おはよう」
「母さん、おはよ~」
「もう、琉瓜!しっかりしなさい(笑)」
…
大丈夫。…大丈夫
慣れてるから…
そう自分に言い聞かせ続けている
そうじゃないと、すぐにでもボロボロになりそうで
独りになるのが怖かった
独りが怖いなんて…もう独りなのにね
「ハァ」
元気出さないと
もう学校に行く時間だし
「嫌だなぁ」
別に学校に行くのが嫌なわけではない
ただ、学校に行くときにお兄ちゃんと一緒に行くからだ
「琉瓜達!早く行きなさい!」
もう嫌だ
「早くいこう!」
「ぁ、うん」
「ねぇ琉瓜くん!」
「琉瓜!今日一緒に帰ろうぜ!」
「きゃぁぁぁぁ琉瓜くぅぅぅぅぅぅぅんん!」
「ははは…みんな!ありがとうね」
そんな事思ってないくせに
本当は陰であいつらの悪口言ってるの知ってるし
気持ち悪い、
しかも、悪口が聞こえてくる…
兄弟なんだから一緒に登校するなんてしょうがないよ…
私だって一緒にいたくている訳じゃないのに…
これだから一緒に居たくないんだよ‥
理不尽な訳も分からない悪口のオンパレード、
もう嫌だ‥
コメント
6件
今の時間帯で起きてたらスゴ
ヒマダ
何か書くの下手になってない?