テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「本番5分前の青」
ライブ本番まで、あと5分。
楽屋には、緊張とワクワクした空気が広がっていた。
赤「今日も最高のライブにしようね!」
黄「うん!みんなで楽しもう!」
橙「絶対いい日にしようね!」
でも、青だけは少し静かだった。
紫「青ちゃん?」
青「ん?」
紫「なんか今日、元気なくない?」
青「大丈夫だよ!」
桃「青、本当に?」
青は少し目をそらした。
青「……実は」
赤「青ちゃん?」
青「さっきから体調悪くて……」
黄「え!?青ちゃん、いつから?」
青「ちょっと前から。でも、みんな楽しみにしてたし……」
橙「青ちゃん、なんで言ってくれなかったの」
青「心配かけたくなかった」
紫「青ちゃんが辛いのに我慢してる方が心配だよ」
桃「青、無理して笑わなくていい」
スタッフさんの声が聞こえる。
「本番です!」
青「……行きたい」
赤「青ちゃん」
青「みんなと一緒にステージに立ちたい」
黄「分かった。でも絶対無理しないでね」
そしてライブが始まった。
青は笑顔でステージに立った。
ファンの声を聞いて、頑張ろうと思った。
でも、時間が経つにつれて――
紫「青ちゃん……」
橙「青ちゃん、大丈夫?」
青「……まだ大丈夫」
桃「青」
桃には分かっていた。
青がもう限界まで我慢していることを。
そして曲の途中。
青は急に立ち止まった。
青「……ごめん」
その直後、青はステージ上で体調を崩してしまい、吐いてしまった。
赤「青ちゃん!」
黄「青ちゃん、大丈夫!?」
すぐにみんなが青のそばへ駆け寄った。
紫「もう頑張らなくていいよ」
橙「青ちゃん、一人で我慢しなくていいからね」
桃「青、俺たちがいるから」
スタッフさんも駆けつけ、青は休むことになった。
楽屋に戻った青は、悔しそうに言った。
青「せっかくのライブだったのに……」
赤「青ちゃんが頑張ってたこと、みんな分かってるよ」
黄「謝らなくていいからね」
青「……ありがとう」
桃「次からは、辛くなる前に言うこと」
青「うん……」
みんなの優しい声を聞いて、青は少し安心した。
ステージに立つことだけが頑張ることじゃない。
仲間を頼ることも、大切なことだった。
コメント
1件
うわああ第1話からもう胸がぎゅってなったよ〜😭💕 青ちゃんの「心配かけたくなかった」って気持ち、分かりすぎて泣ける…!でも周りが気づいてくれて、無理しなくていいって言ってくれるの、チーム感が尊すぎるよね🥺✨ ライブにかける想いと体調の葛藤、リアルで共感しかないし、頼っていいんだよってメッセージめっちゃ響いた!続きめっちゃ気になるよ〜次も楽しみにしてるね📖💖
115