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流石はみずほちゃん
神ぃ
ミユ視点
みーは急に倒れてしまったカナの介護にまわってて、水穂の安否は私が確認するしかないね。
「おーい、生きてるー?」
「…あ、ミユ…?」
「返事出来るって事は、大丈夫そうやね」
「あー……なんで二人もいるの?」
とりあえずドウシテコウナッタ状態のゆいにカクカクシカジカして状況の補足をする。
「えっと、つまり私達が行方不明になったから助けに来てくれた…ってコト?」
「そういうことやね。」
「あ、…ちーは?!」
「いや、館内では見てないな……!?」
そういえば同時に行方不明なったのになんでここにいないんだ?!
慌てて周りを見てみても扉とかは来たときのものしか無い。
探しに行きたい所…だけど二人の事もあるしここからすぐに動けないな…
「…ゆい、動けそう?」
「少し腕は痛いけど…走るくらいならまぁ何とかなるでしょ!」
じゃあ…といって二人の方を向く。
「一段落したら追いかけてきて!先に上に行ってるからね!!」
ぽかんとした顔のみーを置いて階段の方へ向かう。
その時にゆいも一緒に着いてくる。
流石だね、なにも言ってないのについてきてくれるとは。
水穂視点 ー廊下ー
やっほー、私の視点は始めましてだねぇ!
まさかの意識が戻ってからすぐに視点がこっちに来るとは思ってなかったよ!
でも、本当にここに来てからの記憶が曖昧すぎて何がなんだか分からなくて…
いつの間にかちーはどこかに消えてるし…生きてなかったらもう…
いや、こんな事考えてる場合じゃない、
どうにかして見つけ出さないと。
「それで、どこか目つけてる所あるの?」
「まだ、階段裏の先をまだ見てれないんよ!だからここの洋館の中に居るのならそこかもしれないって思ったの!」
おぉ、そこまでわかってるのか!
「頼もしいねぇ!」
でもここの中どうなってるのか私は分からないからただただついて行くだけなんだけどね。
ー階段裏ー
開かない扉の前に立つ。
「んー…やっぱし開かないか… 」
「二人で蹴ったら開かないかね?」
「やってみる?」
二人でせーの!で蹴ることに。
「行くよ?」
「「せーのっ!!」」
蹴ると同時に扉がひしゃげる。
元々古かったのかすぐに壊れる。
これ見つかったら怒られないかね?
でも、その先も本当に使わないものばかりでホコリまみれの部屋だった。
人の来た痕跡もなさそうだし、何かをずらした跡とかも無い。
「ハズレかぁ……」
はー…と息をつくミユ。
ほんとに、ちー、どこに行ったのさ……
座り込もうとしたその時、
[ドカーン!]
廊下のほうか、大広間?の方から音が聞こえてくる。
明らかに人が吹っ飛んだ音で、どこかに衝突したみたいな….
そしてミユは心当たりがあるようで。
「タラチオさん達かな?!」
いや、私に言われても分かりませんって
急いで大広間がある方を見てみると、
満身創痍のタラチオさんmegaさん?がたが傷を負ってもなお戦っていた。
今私達が行っても足手まといになるだけなんじゃ…
どうしよう、どうしよう…
「おやぁ、ズズ達が暴れ散らかしてるねぇ」(・∀・)ニヤニヤ
「久しぶりに皆で集まろうって言い出したのはどこのどいつだったかな…」
玄関から声が聞こえる。
ミユに聞いても誰なのか分からない…
明らかにあの大広間にいる二人が反応してるし…
「ん、かみたま、あそこあそこ」
「なんで俺にふるんだよ!はぁ…」
さっきかみたまと呼ばれていた人がこっちにくる。
動けない、怖い、
「あー……前線で…戦ってるあの二人…えっと、タラチオさんとmegaさん達を保護して逃げてくれないですか…?」
優しい人でよかった!(泣)
と、伝えてくれるともう一人と一緒に大広間へ向かっていく。
「ズズLoiがやらかしてるから俺達が収集つけないとね。」
「さっきの押し付けてきた分働けよ?」
「ひどーい…」
「とりあえず前で戦ってる二人を後ろに連れてくからその間の囮まかせた。」
「囮くらいならまぁ…何とかなるかな〜?」
どういう戦い方するんだろ…
そう思って廊下からながめていると
「相棒…?おはよ」
「…カナ…!」
生きててよかったぁ……
じゃない!
「二人…から四人に増えてるね、それじゃ、二人の事お願いしますー 」
と、タラチオmegaさん達を置いて大広間に戻っていく。
どうやらもうボロボロで、命が危ない。
「とりあえず…帰ろっか。」
誰が言ったのか分からないが、ここにいたら危ない。
から、後の事は二人にまかせて私達は帰ろう。
仕事終わりっ!
…といっても、大人二人を支えながら森を抜けるのに1、2時間かかったんだけどね…てへ
次回、次はどうしよう?