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君ってクズだ

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君ってクズだ

1 - 第1話

2022年10月30日

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ツユキ「おいリノー?聞いてる?」

リノ「え、ごめん考え事してた」

ツユキ「ちゃんと聞いててよwもっかい言うよ?」

リノ「うん……」

いつもと変わりない会話 面白くもなんともないツユキの話 もう飽きてしまった

あの時のことを思い出していた。ツユキと付き合ってちょうど1ヶ月の時、ツユキはナナのことを話していた。私は仲がいい訳ではなかったので聞いているだけだったが、内容が彼女にするようなことではないように思えた。

ツユキ「ナナすごく可愛いんだよ!メガネかけててポニーテール、それにオタク気質!俺の好みすぎるんだよ!可愛すぎだし、ちょっとSっ気あるし、すごくいい子だし、完璧すぎるんだよ!リノもそう思わない?」

リノ「うん……そうだね…」

ツユキ「だろ?それでね……」

初めて夜中に電話した内容がこれ。なんで私以外の子を褒める必要があるの?ツユキはこの話をするのをずっと待ってたかのようにすごい勢いで話していった。

(私のことよりナナの方がいいのかな)

その日から考えない日はなかった。何かをしていても頭の中にナナの話をしている楽しそうなツユキの声がずっと繰り返し再生される。勝手に考えて勝手に苦しくなる。

電話しようとメールで来て、期待したらナナの話。それが日常茶飯事になってから、期待することをやめた。

8月2日、ツユキはサナと2人でカラオケに行ったんだよね。 ずっと自慢かのように話していたもの。さすがにツユキもやってはいけないことだと分かったのか謝ってきた。もういいよ。と 言うと安心したのか、またナナの話をしてきた。少しづつ慣れてきたのか、何も感じなくなっていった

そして、今頃になってペア画にしようだの、好きだのなんだの言い始めた。 私がずっと我慢してきて出来たアザや心のくぼみはツユキの勝手な言葉で埋められるとでも思っているのか。そう思っているのなら、夢の見すぎではないかと考える


最近は、ツユキの行動が気持ち悪く見えてしまう喋り方、行動全てに気持ち悪いと思ってしまうようになってしまった。俗に言う倦怠期なのだろうか。ツユキが言う「愛してる」「大好き」も           信じていいのか分からなくなってしまった。


そんなことを考えながらも、ツユキの話を聞いている


私が見てない時には、ナナの頭を撫でるくせに


あーあ なんだ。やっぱりあんたは私じゃなくてもいいじゃない)


思ってしまった。考えてしまった。考えたくなかった

あなたはナナの頭を撫でる

ナナは嬉しそうで、あなたも嬉しそう

今すぐにでも別れたかった。でも同じ部活だし、また明日も顔を見る

だから見なかったことにする。気持ちを抑えて









           こんな私でごめんね





       最後にひとつ





      君ってクズだ

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