この作品はいかがでしたか?
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今日は味のりちゃんのコンテスト参加です!✨
最高な小説書く方で、私ともよく仲良くしてくれてて泣
1000人おめでとぉぉ✨!!そのまま私を追い越す勢いで頑張って!!
学校でたくさん考えて、スランプなりに頑張ったので、
良かったら読んで欲しいです🥺
それではどうぞ!
注意
・桃赤、有
・青赤要素、有
・R18
・どろどろ注意!
赤視点
俺は活動者のないくんに恋をしている
まぁ、いわゆるガチ恋勢w
そんな遠い言葉で表したくはないが、現実を見る、
彼は人気、とは言い難く
配信の同接は100人程度だ
俺は彼のひたむきに頑張る活動への熱量と、声に惹かれた
人数が少ないから名前を呼んでくれる
「りうら」
あの日のことをよく覚えている
ベットの上でのたうち回って、嬉しさで顔を紅くした
今日はそんなないくんの1周年
握手会がある、
可愛い服で会いに行かなくちゃ
整理券を持つ手が震える
もう少しで自分の番だ
あんなに、遠くにいた存在があと
数歩で会える
顔も、名前知らない
ただ1つ、声と性格に恋をした
実ることはない恋
なんて、懐かしいなぁ
桃)こんにちはー!
にっこりと笑顔で迎え入れてくれる
思っていたよりも身長は高く、髪は首下位までだろうか
ピンクっぽく染めていて綺麗だ
赤)あ”っ、ぁぐぅっ、//
なんでだろう
言葉に詰まる
言いたいこと、話したいこと、沢山沢山考えたのに
意味なくなっちゃう
桃)大丈夫?w
桃)今難しい?
背中をさすってくれた
握手会なのに…泣
赤)すっ、すみません、泣
桃)あっ、泣かないでー💦
人生最大の不覚
推しに心配かけさせてしまった、泣
桃)…
桃)スタッフさーん!
ス)…なんすか、?
桃)この子と別で話したいから余ってるブースに入れといてください!
ス)まぁ、いーっすけどね
ス)そういうので燃えないでくださいよー、
ス)迷惑かかるのはゴメンなんで
桃)もちろんですよー、w
…はぁ??あいつなんなんだ?
串刺しにするぞ??
桃)、ということで、ブースで待ってて欲しいな
桃)俺が後で行くからさ、w
赤)は、はひっ、//
スタッフさんについて行って別のブースに行く
配信でも分かっていたが優しくて、可愛くて、声が変わってなくて
生声で、「りうら」さーん、とさっき呼んでくれた
いや〇ねる
…てか、このあともまた話せるっ!?
心臓急に早くなるって!!泣
緊張したまま、1時間が経つ
携帯を触って棒青い鳥を覗きまわる
こんこんっ♩
赤)はひぃっ!!!ビクッ
桃)あ、終わったから来たんだけどー…
桃)りうらくん、?
赤)そそそそうです!!
赤)どうぞ(?)
がちゃっ、
桃)いやー、遅くなっちゃってごめんねー💦
赤)いえいえ!!
赤)お話させていただけるなんて光栄すぎます!!
桃)…ふふっ、w
目の前で軽く微笑む
軽く髪の毛が揺れる
桃)緊張してる?w
赤)へ、?
赤)は、はぃっ!!
桃)いーのに、w
桃)……
じーっと、見つめられる
え?なんかおかしいっすか??汗
桃)かわい、
赤)ぇ、?
桃)あ、ごめん、//
照れてる
やば、ビジュ良
桃)…本当はダメなんだけど…
そう言うと携帯をいじった
すっ、となにかのQRコードを出した
え?待って?嘘でしょ???
多分…LINE…?、
桃)繋がない、?//
赤)ふぇぇ??
桃)ちょちょちょっ!?w
桃)空気ぶっ壊しー、w
笑って照れ隠ししているないくん
推しとこんなに近い関係になれるなんて
俺は思いもしない
デートを度々重ね、プレゼントをいくつか貰い、
常々、俺は幸せ過ぎるなぁ、
なんて思う
とある、クリスマスイブの日
桃)…付き合って、ほしぃな、//
冬なのに、耳まで真っ赤にして告白された
断る理由なんて
これっぽっちもなかった
赤)こんなりうらでいーならっ、//!
鮮明に思い出す
抱きついた時のふわっと香る優しい香水の匂い
俺より一回り大きい体
大好きな声
この選択が間違っていたのかな
俺の誕生日
ないくんが俺の為だけに祝ってくれた
今日だけは、2人でって
ソファで優しく抱きしめてくれて
唇にキスを落として
舌を絡められて
息が苦しくなる
彼の意識がぷつっと切れたように、
ベットに落とされる
俺よりも力が強く、抵抗は出来ない
いや、する気もない
彼とひとつになった誕生日の夜
星たちが踊る
幸せと、快楽に溺れる
妖艶に微笑む、俺しか知らない
嬉しかった
幸せだった
のにな
それが今だと本当に欲しいもの
そして、現在
ないくんが売れてきて、ファンも増えていて
活動がより、激化していた
まぁ、彼女の俺は隣に居ることしか出来なくなる
赤)…ないくん、
桃)なーに?
パソコンからこちらを向かない
編集をしているらしい
赤)今日、一緒にどこか行かない?
桃)…ごめ、忙しくて
桃)また時間作るからさ、
赤)…そっか、
毎日の会話はこれだけ
冷めたの、?
活動が忙しいのは分かるけど、俺との時間も大事じゃない、?
俺だって仕事あるよ?
声優の仕事
それを早く終わらせてないくんとの時間を、なんて毎日思ってるのにさ
ねぇ、ほんとに愛してる?
愛ってなんだろ
俺は夜の街に出ている
夜なのに、明るすぎるくらいのネオン
月明かりが無いもののようだ
沢山の店の中に、目を引く店があった
バーだ
オシャレな雰囲気を纏うバーに俺は吸い寄せられるように
扉を開けた
からんからん、♩
モ)いらっしゃいませ、
大人っぽい落ち着いた声で案内される
隣に青い髪で
酔いつぶれている人がいた
なんでこんな席に…
?)あぇ、?ぃうらやん、?
赤)あれ?まろ?、
青)そーやでぇっ!
まろと会った
まろとは高校で離れてしまった旧友だ
仲良くしていたため、酒を一緒に飲んだ
昔の話なんかしながら
真っ暗な夜を2人で楽しく飲み明かした
その方が良かった
まろは俺のことが好きだったらしい
高校から
その気持ちに区切りがつかなく、今日も酒を飲んでいたらしい
そこに、俺が来た
酒に任せて、まろは俺を襲った
ピンクに囲まれたベットで
俺を押し倒し、
そこでまろの酔いが覚めた
謝ってきたまろに俺は言う
赤)…ヤって、
目を見開いて何度も確認された
それでも、俺は体を許した
青)りうらっ…りうらっ…♡♡♡
赤)ん”っ…ぁ”ぅっ、♡♡♡//ビクッ
優しく、愛すように行為がされる
何度も何度も名前を呼ばれる____
ないくんと同棲している家に朝帰りする
彼は深夜まで配信をしていたらしく
まだ眠っている
ないくんが起き、朝帰りしてしまったことを謝る
桃)…そっか、
特に何も言われない
俺が傲慢だって分かってるよ
俺が全部悪いって分かってる
知ってるけど、ねぇ、
これだけしても名前の一つも呼んでくれないの?
浮気したのは俺だけどさ、 ねぇ、
他に愛してくれてる人が居るんだよ
そっちに行ってもいーんだよ、?
桃)……
ベッドホンをして、全く聞こえていないであろう
PCとしか目は合わせてくれない
俺と目を合わせて会話をしたのは遠き日のことらしい
赤)…あいして、
名前を呼んで
君の、世界で一つだけの優しい声で
まろじゃ、やっぱり埋まらない
同じ名前で呼んでくれているのに、
君が呼んでくれる嬉しさには勝らない
「りうらっ、♡♡」
「りうらっ、♡♡♡」
鮮明に思い出す
息があがりながら名前を何度も呼ぶまろの姿
夜という長い時間、何千回以上も呼ばれた
「りうら」
『りうら』
君の、君からの、「りうら」には
叶わないの
赤)っ…ひ”ぐっ、なぃ”くんっ、泣
目元から涙が溢れ出る
君は、ヘッドホンをしていて聞こえない
聞こえなくていい
彼の重荷にこれ以上なりたくない
何度も、呼ばれたないくんからの「りうら」
まろからの1夜の「りうら」
意味は変わらないのに
俺の心には、君の方が
突き刺さるの
どうしてなのかな
「名前」 end
コメント
9件
わあああ😭😭 悲しいね、、。最初は楽しそうだったのにだんだんと気が向かなくなっちゃうのってしょうがないことだと思うんだけど、それをノベルで再現出来てるみつばちゃんまじ尊敬🥹🥹🙌🙌桃くん!1度でいいから振り向いてあげて〜ッ!!
これがスランプ?(ᯅ̈;)めっちゃ神ってるんですけど!!!✨️最近読み切りノベル沢山で感動系からドロドロ系まで書き表せるみつばさん尊敬だ( * ॑꒳ ॑* )✨️リスナーの時は自分の事についても言ってくれてたはずだけどこういった状況になって自分のことについて言ってくれなかったら差に一気に心苦しくなるよね…初めの好きになった存在であり出会いの配信に奪われた感覚なんだろうなぁ(´;ω;`)