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桃紫

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桃紫

1 - クリスマス桃紫

♥

570

2022年12月25日

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2人きりで。/桃紫


ー注意ー


ご本人様とは一切ご関係ございません。


地雷 純オタの方は今すぐお帰りください。


“腐”作品となっております。


通報禁止。


※学パロ



ーーー


桃side


「ねぇ桃くん、25日予定ある?」


「桃くん彼女とかいないでしょ?w」


「わかる~~ねぇ、桃くん25日さぁ~」


桃「…わりぃけど俺25日予定あんだわ、」


「「「え!?」」」


桃「あ、もう行かねぇと、じゃあな」


「え、ちょっと!!桃くん!!」


「まってよ!!どこ行く気!?」


桃「…恋人んとこ、じゃあな」


「「「は!?!?!?」」」






桃side


『今学校終わったから駅向かうね!!』


かわいいうさぎのスタンプ付きで送られてきた恋人からのメッセージ。


桃「…んふ、まじかわい~w」


駅へ向かいながらにやにやしてしまう。


『了解、俺も今から駅向かうわ』


と返事をうつ、


そういえばあのうさぎのスタンプ俺があげたんだっけな、


そんなことを思いながら歩いた。





駅に着いていつもの場所で彼を待つ。


はやくこないかなぁ~…なんて思っていたら

彼が走ってこちらへやってきたようだ。


紫「ごめんっ!!待った!?」


桃「ぜ~んぜん、今来たとこ」


紫「そっか、よかった、」


桃「そういえばさ、なな、」


紫「うん、なぁに」


桃「…25日って、予定ありますか」


紫「!!…そのお誘い、すっごい遅いと思うんだけど??」


桃「え、もしかして予定入ってた!?」


紫「さすがにない、俺も桃くんと過ごしたいと思ってた、」


桃「んふ、よかった、」


急だったかなとか、なな予定あるかなとか思ってたけど、俺と一緒に過ごしたいって言ってくれてよかった~…、


紫「今日何日だと思ってんの??w」


桃「…23」


紫「クリスマス、明後日だよ?」


桃「い、いや聞いてよ!!!…俺だってもっと早く誘う予定だったよ!?でもなんかいざとなると全然誘えなくてさぁ~~……、しかも今日クラスの子に25日は恋人と過ごすって言ってきちゃったから断られたらどうしようとかずっと思ってたんだよ!?」


紫「俺だって、友達に25日は恋人と過ごすって自慢してきちゃったから桃くんが誘ってくれなかったら俺から誘おうと思ってた」


桃「やっぱこういうのは俺から言いたいしね」


紫「言うの遅すぎだけどね」


桃「いや~…もうレストランとかさすがに予定無理かな??」


紫「俺ん家でどうよ、…クリスマスの日、親…いないんだよねぇ」


桃「…まじ?」


紫「まじ」


桃「じゃあななん家でやるか!!!」


紫「そうしよっか~、」


桃「ケーキとか作りたいな~…なながどれだけ料理下手なのか見てみたいし…」


紫「え!?お、俺ほんと料理は無理だよ!!」


桃「い~じゃんい~じゃん~♡ちゃんと教えるからさぁ~~♡」


紫「う、うぅ~…ほ、ほんと無理~~……」


桃「じゃあ楽しみにしとこ、なながどんだけ料理下手なのか!!」


紫「…む、そんな意地悪するんだったら課題なんにも教えてやんないんだから」


桃「げ、それだけは勘弁…今から教えてもらおうと思ってたのに」


紫「え~桃くんもうわかんないとこあったの!?」


桃「そ~なの~~!!教えてねなな」


紫「…仕方ないな」






紫side


『今どこにいるの??』


桃くんからのメッセージが届く、


『キラキラしてるイルミネーションのところ、なんかカップル多すぎだから早く来て』


と、うさぎが困っているようなスタンプと一緒に送る。


今日はクリスマス当日。


結局ケーキは桃くんが作ってくれたらしい。

桃くんの手料理美味しいから最高だね


『いやここもイルミ綺麗なんだけど?どこらへんよwwwもっと情報ちょうだい』


ぴこんっとまたスマホがなってメッセージが届く。


猫のかわいいスタンプと一緒に送られてきた、


…このスタンプ初めて見た…新しく買ったんだな、

かわいいな~ってそうじゃなくて、


どうしたらいいかな~と思い自撮りをした

これで場所わかるんじゃない!?と思い送信ボタンを押す。


紫「…かっぷる多い…、桃くんまだかな…」


桃「ごめんなな!!待ったよね!!!!」


ばッッと後ろを振り返るとそこには桃くんがいて


紫「わ、桃くん!!遅いよぉ!!」


桃「ななが写真くれてわかったw案外近くにいたわ」


紫「そうだったの!?あっちの方にいるんだと思ってた…w」


桃「んふふwてかなな寒かったっしょ??わざわざここで待ち合わせしなくてもよかったのに…」


紫「桃ちゃんと2人で、イルミネーション見たかったの~…、ごめんね、」


桃「違うじゃん!!!!!俺も見たかった!!!!!」


紫「あはwwなんでそんなキレ気味なのww」


桃「別にキレてな…っあ、そういえばあっちにめっちゃ綺麗なのあったから、あっちで写真撮ってからななん家行こう??」


紫「え、いいけどケーキ持ったままだよね?w」


桃「…大丈夫どうにかするから」


紫「わかったわかったwwほら、連れてって見に行くから」


桃「しゅぱ~~つ!!」






紫side


桃「お邪魔します~~」


紫「ただいまぁ…」


桃「すっごい外寒かったね」


紫「まぁでも桃くんとイルミネーション見れたからいいよ」


桃「なにそれかわいいね」


紫「桃くんは俺とイルミネーション見たくなかった??」


桃「見れたらいいなぁとは思ってたからうれしい」


紫「んふ、そうだろうと思った」


桃「なな、準備するか!!!!!」


紫「はいはいwここ俺ん家だけどねww」







桃side


桃「これ全部ななの手作りかな??」


すごく綺麗に並んだ料理を見てななに問いかけた、


少し嫌そうな顔をしてななが答える。


紫「そんなわけないでしょ……俺料理下手なの知ってるくせに」


桃「wwwかわい~w」


紫「うわ~うるさ、そういうのは嫌われるんだからね!!!!!」


桃「あははwwごめんってww」





「「かんぱ~いっ!!」」


乾杯をしてゴクッとジュースを飲む。


まだ高校生の俺らはジュースで乾杯だ。


桃「いただきま~す!!」


紫「あ、ずるい、俺もいただきま~す!!!」



2人で色んな話をしながらご飯を食べた。


互いの学校の話とかもっとデートしたいとか今日のイルミ綺麗だったとか、


2人で盛りあがった。




紫「…ふぅ…たべた、」


桃「なな、ケーキがあること忘れてない??」


紫「忘れてないよ!!だって桃ちゃんの手作りでしょ!!」


桃「そうだよ~~??俺の手作り」


紫「桃ちゃんの手作りほんとにおいしいからまじすき」

「今回の料理も作ってもらいたかったくらい」


桃「え~俺はななの手料理食べたいけどなぁ 」


紫「いやだ」


桃「…そんな即答しなくてもいいやん」


紫「ま~ま、早くケーキ!!ケーキ!!」


子供のようにはしゃぐななを横目に俺はケーキを取り出す。


その瞬間ぱぁぁっと目を輝かせるななが可愛くてつい笑ってしまった。



ケーキを切りわけて、まぁふたりには大きいんだけど。


紫「すっごい美味しそうだね!!桃ちゃんのケーキ!!」


桃「味もちゃ~~んとおいしいんだから」


ぱくっとひとくち食べて、またひとくち口に入れた。

すっごい美味しそうに食べるななほんとにかわいいなぁと思いながら俺もケーキを食べる。


こんな喜んでくれるんだったら来年も作るのありだな…

とか思ってみたり。


紫「最高じゃん」

「また作ってよ!!!!!」


桃「なながすっごい美味しそうに食べるからねぇ~…また俺も作りたくなっちゃうよね」


なながほっぺにクリーム付けてるのはいつ気づくのかなw

とか思いながら写真を撮った。






紫「あ~ほんとおいしかった…久々にあんなにたくさん食べた…よく胃の中にはいったよ…」


桃「ケーキめちゃめちゃがっついてるななくそかわいかった」


紫「途中写真撮ってたよね~??あれ消してよ??はずいし」


桃「消してやんね~w」


紫「え!?恥ずかしいんですけど!!」


桃「まぁまぁ、ほらゲームして俺に勝てたら写真消してあげるからさ」


紫「無理に決まってんじゃん~~!!!!!」


桃「そのかわり負けたら俺のプレゼントになってね」


紫「え」


桃「それじゃあ準備しますか~」


紫「ま、まってプレゼントになってねって何!?」


桃「~♪」


紫「ちょ、ちょっと!!!!!聞いてんの!!桃ちゃん!?」



ちゃんと負けてプレゼントになりましたとさ。



おしまい。

この作品はいかがでしたか?

570

コメント

13

ユーザー

久しぶりにみたらカル🍀さんの投稿されてて嬉しいですっ✨✨ いやぁ~やっぱ 桃紫 なんよなぁ…

ユーザー

久しぶり~!! めちゃくちゃ尊いッ(( なんかすっごい微笑ましくなった() 紫くん料理下手なのはめっちゃ 萌える… うぁあ…朝から最高だ((語彙力皆無

ユーザー

クリスマスの投稿ありがとうございます~✨ 尊いプレゼントありがとうございます🎁() カルさんの書く桃紫のいちゃいちゃで心が穏やかになりました!w 紫くんのケーキを美味しそうに頬張ってて、それを桃さんが微笑ましく見てる光景が目に浮かびます((

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