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没
…..
kn.side
病院の先生に余命宣告をされた。
「もう長くは生きられない。たとえ長くても3ヶ月が限界だろう」と言われた。
別に悲しくはなかった。
むしろ嬉しかった。この世界から居なくなるのが。
生まれてからいいことは1度もなかった。
母親には捨てられ、小中高といじめられ続け、会社はクビに…と悲惨なことばかり。
早く消えてなくなりたい。いつになったら死ねるんだろうとずっと思っていた。
神様に俺の想いが届いたのか、今こうして入院生活を送っている。
日々衰弱していく自身の身
周りにある沢山の管
kn「…やっと、死ねる」
思わず笑みが溢れる。
心配してくれる人なんて居ない。
誰も俺を必要としない。ただ邪魔な存在。
死ぬまではまだ時間がある。
その日になるまで…..少し日記でも書こうかな
誰も見ないけどね
俺はペンを持って日記を書き始めた。
………
4月2日
今日は外から子供達の楽しい声が聞こえてきた。
子供達はとても笑顔で、輝いて見えた。
俺もあんな感じだったらよかったのにな。
神様は意地悪みたい。
4月20日
今日は隣の病室の友人さんがお見舞いに来ていた。
とても楽しそうな話し声が聞こえた。
俺の部屋は毎日静か…物音の1つもない。
騒がしい所は苦手だからいいけどね。
5月8日
時々息がきつくなる。
肺が圧迫される感じがした。
苦しい….苦しい…..
だけど…これを乗り越えたら楽しい未来が待ってる。
そう思い込ませながら、一日中痛みに耐えた。
5月15日
口から血を吐いた
痛みはなかった。ただ血を吐いただけ
病院の人は来てくれなかった。ナースコールも押したのに…来なかった。
そんなに俺が嫌いなの…?
5月24日
身体に力が入らなくなってきた
息も荒くなる日々が続き、血を吐く頻度も増えた。
誰も心配してくれない。来てくれない。
…1回くらい…..きてよ、
さみしいよ
6月1日
最近、寝ることがふえた
なんだかずっとねむい
死が近づいてるから、なのかな。
6月….
多分、これがさいごの日記…だと思う
結局人は来なかった。誰も心配してくれなかった。
やっぱり….俺は神様に嫌われてるのかな、
…最後くらい、人にあいたかったな。
さようなら…..自分
7月9日
今日はいい天気です。
ピクニックをするにはいい日だと思います。
俺は今から…親友と遊んできます。
それじゃあ……
br「きんさ〜ん!早く〜!」
kn「わかってるよ〜」
あ、後1つ
神様はちゃんと君の努力、見てくれてるよ。
じゃあ….またいつか。
end……..
knは何故生きていたんでしょうね。
余命宣告までされていたのに….不思議ですね。
もしかしたら親友が…..ね。
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