⚠️注意⚠️こちらはnmmnです。
本人様とは一切関係ありません。
含まれる要素:軽いすれ違い
以下本文
「なぁ、なに機嫌悪くしてんの」
「…別に何もないです」
何もないならそんな顔しねーよ…と小さく溜息をつきながら思う。
せっかく作業も終わらせて二人でゆっくりできると思っていたのに、肝心の愛しの恋人はどうやらご機嫌ナナメのようだった。
「…俺のせいだったら謝りたいし、教えて欲しいんだけど」
ジッと目を見つめてそう問うと、抱えていたクッションを膝へ置き、真剣な眼差しで口を開く彼。
「…小柳くんが俺と付き合ってくれたのって俺が女みたいな見た目だからですか?」
「………はぁ?」
急に何を言い出すかと思えば。自分でも笑ってしまいそうな程間の抜けた声が出る。
「この長い髪とか、俺、顔も整ってる方だし」
「いやちが、」
「えっちの時も、いつも後ろからするのは見たくないからですよね?」
「違う、落ち着け星導」
震える声で言葉を紡ぐ彼に手を伸ばすも払われてしまった。
「じゃあ何で…っ!!」
真っ直ぐ見つめるその瞳には薄い膜が張られていて、それを隠すように顔を両手で覆ってしまった。半分無意識に頼りない肩を抱き締め、優しく背中をさする。
気づかない内にこれ程彼を傷付けていたとは思ってもいなかった。今までの自分の言動を振り返り深く反省する。気恥しいだとか言っていないで、もっと直接的に愛を伝えなければ。
しばらくそのままの体勢でいると落ち着いたのか、ゆっくり顔を上げてくれた。
「…結局の所、どうなんですか」
「そんな訳ねぇじゃん。星導だから好きなの俺は」
そう言いながら頬を手で優しく撫でる。が、未だ向けられた眼差しには疑惑の色が滲んでいた。どうしたものかと頭をひねり、脳裏にひとつの考えがよぎる。
そこまで言うなら身体へ教え込めばいいのでは、と。
「…信じられないってんなら確認してみるか?」
「ぁ゛っ♡♡あふ、♡ぃや゛♡♡んぅ゛♡ぅッ゛♡♡」
「はぁ゛ッ゛♡♡こぁやいく、っ♡♡っん゛ぁ、♡」
きゅうきゅう俺のを締め付けながら、涙もよだれも垂らして蕩けた顔で俺の名を呼ぶ彼。
快感によじる腰を押さえつけ、奥へ奥へと肌を打ちつける。立ち上がったそれからは情けない射精が繰り返されていて、吐き出された精液が彼の腹にかかっているのが見えた。
「は、ッ…ほしるべ、」
「ん゛、♡♡うぁ♡ぅ゛っ♡ふッ、♡♡」
深いキスをしている間も律動は止めない。止められる訳が無い。恋仲のこんな可愛くて頼りない姿を見て興奮しない方が難しいだろう。繋ぎ止めていた理性もかなりギリギリで、その潤んだ瞳に捉えられるだけで切れてしまいそうになる。
そんな中、荒い息を隠そうともせず一心不乱に腰を打ち付けていると不意に彼が笑い始めた。
「っあ゛♡♡あは、っ♡♡んふ、♡っん♡♡」
「あ…?なに笑ってんの、」
怪訝に思い腰の動きを止める。彼はひとしきり笑い終わったのか、紅潮したままの顔で口を開いた。
「だって、よゆうなさそうなの、おもしろくて…♡」
「かわいいなって、おもってぇ゛…ッ?!♡♡」
「っあ゛ぁ゛!♡♡ぃや、♡ごめ、なさ、っ゛♡♡」
先程よりも激しく動くと、謝罪を口にしながら止まって、と懇願してくる。誰が止まってやるか、煽ったのはそっちなのに。
「ごめ、ッ♡♡あやま、♡♡あやまぅから゛ぁ゛ッ!♡♡」
「誰のせいだと思ってんだ、ッ…♡」
前立腺を音が聞こえそうな程強く擦ると、声を上げながら絶頂の波にのまれていく彼。
「髪から覗く肌とか、必死に俺を呼ぶ上擦った声とか、」
「そういうの全部好きで、もう俺じゃどうしようもないくらいなんだよ、♡」
自分の脈打つ心臓が頭に響いてうるさい。一番奥にぐりぐり押し付けて、本能が種を残そうと働く。
「んぁ゛ッ♡♡あ゛、♡♡っいッ…ぐ♡♡ぉ゛、♡♡」
「は…っ♡愛してる、星導、♡っ…♡♡」
最後は抱き合いながら同時に果てて、抜かないまま敏感な身体に赤い印を付けていく。吸いつく度に小さく肩を揺らすのが愛おしくて、甘噛みなんて混ぜてみたりした。
「ん゛…っ♡は…噛むとか犬じゃん…♡」
「狼だわ。俺なりの愛情表現だっての」
そんな柄にもないことを言えば何も言い返さずに顔を逸らす彼が愛おしい。
満足した?と問い掛けると肯定が返ってくる。その後取り乱してしまったこと、勘違いしていたことを謝罪された。
「いや、分かったんならいい。俺も色々足りてなかったしお互い様な」
「ほんとですよ。もっと愛してください」
「…ふーん?」
「ぇあ、待って、もう一戦はなし…っう゛ぁ、!♡♡」
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