天使の君にできる事
⚠️竜春
⚠️春ちゃん可哀想
⚠️奇病パロ
⚠️梵虐有
それでもいいよって方のみスライドしてくださーい!!!!
竜胆視点
俺は外に出ていた。
何も考えなくてもわかる。
大切な人が消えてしまう。
そう直感でわかった。
竜「春!!」
居ない。
どこにも。
まるでこの暗い夜に連れ去られたかのように。
竜「春、、どこいったの、?」
絶望に飲み込まれそうだった時、ふと思い出した。
ーーー
????「俺ここ好きだわ。」
竜「なら今度は夏来ようぜ!」
????「ん…楽しみにしてる(笑)」
ーーー
あぁ、そこだったんだね。
竜「今行くからな!春!!!!!!!」
走り続けてやっと着いた場所。
そこは俺と春千夜が行った思い出深い所だった。
美しい海の近くに居たのは君だった。
でも様子が少しおかしい。
竜「春、??背中から、ぇ、?」
訳が分からなかった。
背中から天使の羽の様なものが生えていた。
春千夜は俺にきずくと、
俺の大好きな笑顔で笑ってくれた。
春千夜「ばいばい。竜胆。」
そう言った途端、春千夜の背中がバンッと弾けた。
竜「ぇ、??」
血と白い羽が砂浜に飛び散る。
倒れ込みそうな春千夜を抱き抱えた。
竜「は、はる、??」
春千夜は動かなかった。
どんどん冷たくなっていく。
竜「は、はる、??ゃ、おきてよ、、」
優しく揺すっても天使の君は目を開けなかった。
や、やだよ、春……まって。いかないで、
俺を置いて逝かないでよ……
そこからは地獄の日々だった。
春千夜は死んだ。
天使のような君は、ほんとに天使になっちゃったんだね。
もっと俺が、早く助けれたら、君のつらさを俺が分け持てたら、君をおいつめなければ、
こんな最後にはならなかったのかな?
あぁ、愛してる。
この世界でなによりも。
1番に愛してる。
そんな君を俺は殺しちゃったんだね、。
春千夜が亡くなったあと、
春千夜の部屋からノートが見つかった。
『俺に出来る事リスト
・みんなに迷惑をかけない。
・みんなに嫌われない。
・みんなの足を引っ張らない。
……
・竜胆の前から消える事。』
最後の文は殴り書きしたように雑だった。
シワが目立つそのページを見て、俺は自分を殺したいほど憎んだ。
竜「ごめんね、はる、、もっと、もっと俺が君にできる事があったのに。」
今まで我慢していた涙がぶわっと出てきた。
けして止まることは無かった。
声を殺す。
でも君を失った心の空白は有り得ないほどさむくて、
もっと、もっと、
君の暖かい手を優しく握りながら色んなところに行きたかったなぁ、。
手紙を書く。
拝啓
天使のキミへ。
その手紙を書き終え、俺はあの海へ行く。
右手に肌を刺すようなツンとした冬風が吹く。
竜「春、、俺も一緒に行っていいかな??」
俺も君と同じところに行きたい。
そう願いながら冷たい海に飛び込んだ。
俺に春は来なかった。
今作をここまで見て下さりほんとにありがとうございました😭✨️✨️
投稿時間や日がバラバラでしたが、コメントやハートしてくださるお優しい方々のおかげで完結することが出来ました🫶🫶🫶ほんとにありがとうございます!!
今回はバットエンドで終わったので、今話のハート数が多ければ、ハッピーエンド編も書こうかな〜って思います!!
また違う作品で皆様とお会い出来ることを楽しみにしております☺️☺️
ここまで見て下さりありがとうございました🫧🫧
コメント
2件
チヨからしたらメリバでリンドュからしたらバットエンドだ…すごい…… 毎日のたのしみがこの作品でした😍😍