テラーノベル
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先輩を家に迎え入れ、布団を用意している間も、優希の心は落ち着かない。先輩はふわりと笑い、肩に体を預けてきた。
「ねむーい、優希くん、肩貸してー……」
肩が触れ合い、背中や腕が重なる感触に、胸の奥がざわつく。先輩はあからさまに体を寄せ、頬や胸が優希の肩に触れるたび、全身にじわりと熱が伝わった。
(柔らかい……)
目の前にある艶やかな肌に、吸い付きそうになる。
「優希くん……?」
ハッと気がついて視線を戻すと、先輩は俺の方をじっと見つめていた。
甘い吐息と囁きが耳元にかかり、俺は手を自然と先輩の背中に回す。触れるたびに柔らかさが指先に伝わり、自然と唇が触れた。
先輩はふふ、と少し嘲るように笑った。
「優希くん、女の子を簡単に家にあげちゃダメだよ」
余裕のある声に、思わず心臓が跳ねる。戸惑いながらも、体は先輩の温もりに逆らえない。
先輩はそのまま、肩や頬に手を添え、甘く囁く。
「優希くん、熱いね」
息遣いが絡まり、唇の熱が体中に広がる。優希も手を先輩の腰や背中に回し、密着する体に身を任せた。暗い部屋の中、肌の温もり、体の熱、吐息の混ざり合いが、全てを包み込む。
唇が重なり、手が柔らかな体に触れるたび、互いの鼓動が伝わる。先輩は体をわずかに揺らし、優希もその熱に身を委ねる。
(……もう、どうなってもいいや)
優希は戸惑いながらも、心のどこかで諦めていた。
そのまま、二人は布団の上で絡み合い、唇や肩、胸が触れ合うたびに熱と甘さが深まった。先輩の囁きが耳元で響き、体を重ね続ける。
夜は二人を包み込み、甘く重い熱に満ちていった。
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