毒を喰らわば頭から

⚠️これは創作物語であり、何かの派生でもございません。

興味がある方はそのままで、ない方はお戻りください。

第一話　最初で最後の旅

これは、あるところにいた一人のг旅人の少女」の話である。彼女は自分の病気г虎人病 (こじんびょう)」を直すべく仲間と共に旅をしていた。

初めは順調に進み、目標も目の前だった。仲間も喜び、抱き合った。

しかし、未熟な彼女に抑えることはできず、仲間も、人格も、すべて消え去ってしまった彼女は廃人となり今もさまよっている。

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私は、この話を小さい頃に母から聞いた。今思い返すと、突拍子もない話だった。しかし、母が言うには、虎人病を直すために研究している団体があると言うのだ。 名は

гjourney of beginning(始まりの旅)」

と言う。…先程г突拍子もない話だった。」と言ったが、小さい私にとってとても引かれるものがそこにあったのだ。

そして私は今。そこにいる。私もまた仲間と共にそこにいる。

しかし、特別な意味でここにいるのだ。それは、

私たちがг異能力特兵隊」に所属した異能持ちだからだ。

これから話すことは、私たち異能力特兵隊の最初で最後の旅の話だ。