「場地さん、愛してます」
「お、おう……(?)」
何度でも言います。
いつまでも。
(場地が千冬を撫でる)
言葉にしてくださいよ。
俺はまだまだ場地さんからの愛に物足りなさを感じているんですから。
でも、
快感を得れるときは違います。
「千冬っ♡大丈夫か…?」
「っ、//♡はい、たいじょ、んぅぅっ♡♡///」
これがいいんです。
ヤりすぎると壊れてしまう、この快感が。
「大好き!場地さん!」
「場地さん…愛してますって!」
「お前もうそれ“くどい”って、お前はホントに俺を愛してんの?」
「…大好きですよ、そりゃもちろん」
「でも、もう…なんか、お前の事嫌いになったんだよ…じゃあな」
「…愛してる、のにな…」
カプセルを手に取って、体に投与。
ゴクッ
「あーあ…はぁー…」
「なんで、場地さん死ぬまで一緒って約束したのになぁ…」
「絶対に離しませんから」
「ちょ、おい千冬ゥ…ここどこだよ」
「場地さんには知らなくていい事ですよ」
ジャラっ⛓️⛓️
「千冬!これ、取ってくれよ!」
「それはできないですね」
幸せなのに不安。
「悪かったって!別れるなんて言った俺が…」
「はぁ…やっと気づいてくれましたか、いいですよもうしないなら、俺を一人にしないなら」
「あ、あぁ…約束する、お前を一人にしないから」
「約束、ですよ」
約束したあとは閑散としているけど
また、同じことをする。
「悪かったって!」
「悪かった、千冬!」
「ごめん、開放してくれ!」
「もうその言葉、聞き飽きたっス…」
何度もループしているみたい…
このループって、いつになったら抜け出せるんですか?
俺が、場地さんの事を愛していてそれを拒んでいる。
ただ、それだけの事なのに。
なんで、今もずっと抜け出せないんですか…
「千冬、別れた理由ってさ…お前がくどかったから別れたんだよな?」
「は、い…」
「やっぱお前くどいわ(笑)ずっと監禁もどきみたいな事してくるしよぉ」
「っ、ならもういいです!場地さんを本当に…」
監禁します……
「今度は場地さんにお薬、投与してあげますね」
「や、やめろ…なんの薬だ…」
「俺のことしか見れなくなるお薬ですっ!」
「あ”あ”〜〜!」
「はぁ……(笑)」
俺に関わらなければ、こんな事にならなかったのに。
俺を拒むなんて、余計なことしなければよかったのに。
「触らぬ俺に祟りなし、ですね」
あなたは離しません。
「場地さん、ただいまです…って」
逃げてる…
「……俺がこんな思考になっちゃったのって…」
「場地さんのせいじゃん?」
ずっとずーっと、あなたは許さない。
後日
(マイキーや場地が仲良く話している)
「…馬鹿は馬鹿と仲良くどうぞ」
「ホント可愛い俺の千冬♡」
お前の愛を俺が気づいてないわけねぇじゃん。
お前より重くてドロドロしてるんだから…♡
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