⚠️蘭春
⚠️春闇
⚠️蘭ちゃんクズかも
⚠️時系列バラバラ
それでも大丈夫な方のみスクロールお願いします!
蘭「お前なんかと付き合わなかったら良かった。」
春「いやッッ、そんな事いわなぁいで…(泣)」
蘭「そうやってすぐ泣くとこも」
‘だいっ嫌い。’
春「ッッはぁ!!!!!はぁ、はぁ、はぁ……ゆ、夢か……。」
最近こんな夢ばっか。
俺が嫌われてるなんてわかってる。
それくらい悪い事を
俺はしてしまったから。
春「ぉ、おはようございます。」
マ「おはよ。」
コ「おはよう。今日は少し遅かったな」
鶴「おはよう三途。」
竜「おは〜」
蘭「……。」
今日も返してくれなかった。
でもそりゃそうだ。
だって俺が。
コ「……ちよ、」
コ「春千夜!!」
春「んぁ、?すまん、ぼーっとしてて。」
マ「はじめるぞ。」
春「うっす。」
ーー過去編ーー
会議も終わり今日のスケジュールは接待の後にスクラップと比較的楽めだった。
作業を一通り終わらせ、薄暗い倉庫へと足を運ぶ。
春「ッッぐ”ぅ”ッッ……(倒)」
やばい。
俺は胸がありえないほど強い痛みに襲われ、倒れ込んでしまう。
春「ッッぅ”ぅ”………」
苦しい。
だれか、、
お願いだから助けて……。
あまりの痛さに言葉が出なかった。
その後の記憶は無い。
目を開けるとそこは俺の部屋だった。
誰かが運んできてくれたのか、?
だが時計を見ると朝の8時を指していた。
まずい。
会議に遅れてしまう、
俺は急いで準備をし、オフィスへ向かった。
その帰り、俺は梵天の支配下にある病院へ行った。
またあのような痛みに襲われ、仕事に支障が出てしまってはいけないし。
看護師「三途さ〜ん4番診療室までお願いします!」
医師「昨日胸の痛みがあったと…少し脈図らせてもらいますね。」
春「はい。」
医師「いちを検査しときましょうか。」
そして一通りの検査を終え、検査結果を待機室で待っていた。
そして呼ばれ、席に座る。
そうすると重々しい口調で俺に話しかけた。
医師「三途さん…貴方は、」
‘心臓病です。’
春「は、??」
いや、おかしいだろ、
今までそんな診断結果出た事がなかったし、
きっと何かの間違いだ…。
絶対に
医師「ステージIVなので、もうほどこしようが…。」
嘘だ。
おれ、蘭と色んなとこ行くって約束してたのに……。
蘭と、
死ぬまでずっといるって決めたのに。
いやだよ、
離れ離れになりたくない。
ずっとそばで蘭の笑顔を見たい。
そんな希望はいとも簡単に壊されてしまった。
春「よ、余命は、、?」
医師「もって6ヶ月程ですかね……。」
あっという間だ。
今は11月。
残り6ヶ月しか生きられないと思うと、
あまりにも非現実過ぎる。
医師「とりあえず薬出しておきますので、」
春「は、はい、。」
家に帰ると蘭が心配そうに、
蘭「今日どこ行ってたの、???」
と聞いてくる。
春「べつに、少し任務で手こずっただけだ。」
そう言うと不安そうな顔をしながら、
蘭「そっか。」
と言った。
このまま蘭を残していいのだろうか…。
俺は蘭と別れた方がいいんじゃないか、。
そんなことを考える。
春「なら、早く…。」
‘嫌われよう。’
次の日から俺は蘭にあまり話しかけなくなった。
話しかけられても冷たくあしらう。
家でもそうだ。
ずっとスマホをいじるかテレビを見る。
そんな生活を2ヶ月過ごした。
だが、俺の体は着実に蝕まれて言った。
吐き気、頭痛、胸の痛み…。
2ヶ月前より、頻度が多くなった。
春「んぎゅッッ”“”“はぁッッ”はぁ”……。」
咳をすると手に血がべっとり付く。
どうにかして蘭にバレないようにしなければ。
ついに4ヶ月が立った。
俺はもうほぼ毎日頭痛に襲われていた。
そして俺はある作戦に出ることにした。
これで確実に嫌われるように。
ー過去蘭目線ー
春ちゃんが最近おかしい。
俺に冷たいというか、、、
なんというか、、
蘭「俺…冷められた、?笑」
そう言うとぽろぽろと目から涙が溢れてきた。
俺は春千夜に一目惚れした。
あの日から俺の心は春千夜に引っ張りだこだった。
愛おしい。
なにもかもが、
告白をした時、泣きながらOKしてくれたのは今でも鮮明に覚えている。
スマホを触る頻度がありえないほどあがり、浮気をしているんじゃないかと不安になる。
別れたくない…。
そんな事を思いながら俺は1人街を歩いていた。
蘭「ぇ、?」
ふと前を見ると、見たくもない光景があった。
幸せそうに笑いながら腕を組む男女。
ピンクのウルフ髪、ダイヤの傷、長いまつ毛、透き通った美しいエメラルドグリーンの目。
間違いなく。
‘春千夜だった。’
俺は何も考えずに春千夜の手を握っていた。
蘭「春!!!!!!!」
春「?!!ら、らん。」
蘭「春ちゃん、、なにしてんの、?!」
春「……。」
蘭「なんか答えろって(泣)」
ただ沈黙を貫くお前を思いっきり叩く。
春「ぃ”ッッ、、、」
蘭「お前がそんな奴だとは思わなかった……。」
蘭「俺は、お前のこと大好きだったのにッッ(泣)」
蘭「なんで裏切ったんだよぉぉ……(泣)」
春「……め…さいんだよ、」
蘭「んぇ、??(泣)」
春「お前めんどくせぇんだよ!!!!!!!!!俺は初めからお前の事なんか1度も大好きだなんて思ったこと無かった!!!!!!!!お前なんて、お前なんて、、」
‘だいっ嫌いだ!!!!!!!!!!!’
俺はその場を直ぐに離れた。
それ以上居たら、
壊れてしまいそうだったから。
蘭「ッッうぐッッ”“酷いよ………(泣)」
俺はガキみたいに泣きわめいた。
みっともねぇな…笑
ただ1人の奴に振られただけでさ。
だけど、
俺にとっては、
自分の命より大切な人だった。
………俺の恋心を踏み拗られたみたいで。
後々からイライラが止まらなかった。
くそ、くそ、くそ……。
そこから俺は春千夜のことが大嫌いになった。
死ねばいいのに。と思った。
そして暴力も、暴言も言うようになった。
あいつが悪いんだ。
あいつが。。
全部悪い。
ー春ちゃん視点ー
余命宣告をされていよいよ、6ヶ月目になった。
5月になり暖かくなってきて頃、俺の体はほとんど言う事を聞かなくなっていた。
呼吸するのも辛い。
いつも通りに過ごす。
それがどれだけ大変か。
辛い。
苦しい。
痛い。
色んな負の感情が体の中を渦巻く。
そして5/25俺は任務の帰り、
見てしまった。
蘭が楽しそうにどこから湧いてきたか分からない気色悪い女と腕を組んでいるところを。
そのまま帰ればよかったんだ。
俺はなぜか蘭の方へ走って、手を掴んでいた。
蘭「ッッチ…なんだよ、、付いてきたのか?」
俺に向ける目はあまりに冷たかった。
昔のような瞳ではなかった。
あの優しい瞳に映るのは俺だけだと思っていた。
俺から突き放したのに、
なんで俺がこんな気持ちになってんだよ。
辛いのは蘭のはずなのに。
蘭は俺の髪の毛をわし掴み、ドスの効いた声で言う。
蘭「もう二度と俺の前にその汚ぇ傷見せてくんな。(イラ)」
あぁ、とうとう言われてしまった。
昔の記憶が蘇る。
ーーー
春「……。」
蘭「どしたの春ちゃん??」
春「おれ、、傷があるから、、、蘭の隣歩くの、ダメかなって思っちゃって……。蘭まで嫌な事言われるのは嫌なの、、」
蘭「春ちゃん…春ちゃんは嫌かもしれないけど、俺はその傷も春ちゃんの魅力の一つだと思うの…。とっても綺麗だよ。宝石みたいに。だからさ!自信持って!!春ちゃんはこんなにも可愛いんだから!」
春「…ふはっ笑笑ありがと、蘭」
蘭「照れてる春ちゃんも最高に可愛すぎる(泣)」
ーーー
………。
俺は隠し家に戻った。
そして部屋の片隅にある刀を取り出す。
それは良くスクラップなので愛用している刀だった。
少し前に言われた事を思い出す。
蘭「ほんとに気持ちわりぃな…。あ、そうだ笑死にたくなったらさ、その刀で腹切れば?笑笑みんな喜ぶんじゃねぇの?笑」
殴られ、暴言を吐かれ、意識が朦朧とする中言われた言葉。
今でも鮮明に覚えている。
蘭が喜ぶなら。
俺は…。
なんだってするよ。
病気で死ぬより、
蘭が言ってくれた死に方で死のう。
時計が12時を告げる。
俺はスーツの色を変えた。
ーーー
蘭「………。」
俺は先程大嫌いなやつにあって明らかに不機嫌になった。
なんでアイツがあんな被害者みたいな面してんだよ…と心の中でイライラが積もる。
時計を見ると12時だった。
その後すぐ、竜胆からメールで
「お誕生日おめでとう!!にぃちゃん!今からすぐオフィス来てね!」
と来ていた。
どうやらほかの幹部からも同じようなメールが届いていた。そして急いでオフィスへ向かうとみんなが待ってくれていた。
春千夜を除いて。
みんなから沢山の誕生日プレゼントを貰い、俺はとても嬉しかった。
そしてそろそろお開きの頃合の時、ココが
コ「そうだ、蘭この資料三途に渡しといてくれないか??」
俺は直ぐにでも断りたかったが、ここまで最高の誕生日会を開いてくれたので、しぶしぶ了承した。
車に乗り、春千夜の隠れ家に行く。
時間は2時を過ぎていた。
家に着き、インターホンを押す。
だが返答は無い。
そのまま帰ってやろうかと思い、一か八か扉を引いてみる。
ガチャっと開いた。
いつもは戸締りを徹底している春千夜だからこそ、思わぬ展開過ぎて、「は、?、」と拍子抜けの声を出してしまった。
開いているなら話は早い。
さっさと渡して帰ろう。
そう思い玄関に入るととても暗かった。
リビングにも明かりは点いておらず、俺は2階へ上がった。
春千夜の部屋の扉に手をかけ、開ける。
薄々きずいていたんだ。
春千夜が段々壊れてきている事に。
俺はその現実に目を背けて、
蘭「ぇ、??は、?」
理解が出来なかった。
そこに居たのは。
愛用している刀で自身の腹を切って動かなくなっていた春千夜が居た。
その刀を見て、俺は過去の自分が言ったことを思い出す。
「ほんとに気持ちわりぃな…。あ、そうだ笑死にたくなったらさ、その刀で腹切れば?笑笑みんな喜ぶんじゃねぇの?笑」
蘭「は、春ちょ、??」
声をかけても返事は無い。
はるちよ死んじゃった。
白いシャツは真っ赤に染っていた。
机の上を見ているとノートとたくさんの薬が置いてあった。
そこに書かれていたのは、春千夜が心臓病だった事。俺と別れるために行った事、俺からの暴力、暴言の事などだった。
俺はなんてことをしてしまったんだ。
春千夜は、、
俺からわざと嫌われにいったんだ。
俺はなんで気づかなかったんだろう。
蘭「いやだよ、、春…お願いします…だからッッ……たくさん謝るからぁぁッッ……ほってかないでよ…(泣)」
だが、部屋には俺の声しか聞こえなかった。
俺が春千夜を殺してしまったんだ。
俺が。
俺が。
蘭「春……俺の事きらぁぃ、??(泣)」
春「…だいすきだよ。」
後ろからそう声が聞こえた。
蘭「ぇ、??は、はる?!!!!」
振り向くが誰もいなかった。
蘭「あぁ……。」
俺は幻覚を見ているんだ。
春千夜は俺の事を好きだなんて思うはずがないんだから。
あれだけ酷い仕打ちを受けていたんだから。
俺は覚悟を決める。
‘死のう。’
「蘭へ
おたんじょうびおめでとぉう。
今までたくさんひどぉいことしてごめんなさい。
おれは蘭の事がだいすきです。
蘭は俺の事きらいでいいです。
蘭のそばにいれなくてごめんなさい。
蘭とずっといれなくてごめんなさい。
蘭といっしょに笑い合えなくてごめんなさい。
蘭といろんなとこにいけなくてごめんなさい。
醜くてごめんなさい。
俺の死が蘭へのたんじょうびふれぜぇんと。
よろこんでくれたらすぅごいうれひいな。
おれもういくね。
らんだいすき。
はるちよ」
死ネタ有やっぱ最高ですわ…
それではまた他の作品でお会いしましょー!
ばいばーい!