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5話
僕は捨て地に入ってすぐ課金エリアに向かった
入口まで行くと誰かが居るのが分かった
「お、見つけた…」
姿は見えないが、あのツンニキだとすぐに分かった
動きが怪しいんだよなぁ…。
すり抜けしようとしてるのバレバレだよ、
少しの間、様子を見てたけど流石に見過ごせなくて声をかけた
「ねぇ。君さっき何してたの?」
僕がそう聞くと、少し動揺したように言ってきた
「何も…してないですけど?」
正直に言えばいいのに…
僕が何度聞いてもすり抜けをしようとしてた事を認めなかった
往生際が悪い…
最近ストレスが溜まるような事多かったから、流石の僕でも腹が立ってきた
「してねぇって言ってんだろ!」
そう強く言われた
その時、僕が今までずっと溜めていた怒りの糸が切れた様な気がした
「…悪い子にはお仕置きが必要だね」
僕は言う
この子が二度と、すり抜けなんて真似しないように、
精神的に追い詰めてやる。
どうしてやろうかと考えていると、身の危険を感じたのかツンニキは僕から離れ、逃げようとした
すかさず僕は腕を掴み、壁に押し付ける
君はもう僕から逃げられないんだから…
大人しく僕の言いなりになるしか無いんだよ。
恐怖で怯えるツンニキを見て、何故か可愛いと思った
もっとそういう顔が見たい…
この子の色んな表情を見てみたい…。
僕の中で何かが疼く
気が付くと僕はツンニキにキスをしていた