学「弐年参組の皆さん」
学「これで一学期は終了です」
学「元気に新学期を迎えられるよう夏休みは節度を持って羽目を外してください」
富士「長い一学期だったな」
愛衣「ね~」
倉橋「成績表見せるの嫌だなぁ」
豆「佐野君愛衣ちゃん大変大変!!!」
愛衣「?どうしたの豆」
豆「俺の成績に”3”があるよ!!」
愛衣「え!?すごいじゃん!」
豆「”1”と”2”以外取ったの初めてだよ~」
佐野「よかったね」
豆「晴明君にも見せたかったなぁ」
佐野「そうか晴明が学校に来なくなってもう一週間か」
豆「晴明君もきっと喜んでくれてるよね」
佐野「ああ…まあ国語の成績つけたの晴明だしな」
愛衣「そうだね~終業式、何事もなく無事におわっちゃったよ」
泥田「いや、何晴明が死んだみたいになってんだよ」
泥田「最後のは普通にいいじゃねぇか」
愛衣「まあそだね」
愛衣「それに私は今日が死ぬほど待ち遠しかったのだ」
泥田「あ?なんかあんのか?」
愛衣「んー、内緒♡」
泥田「まあまた学園長関連だろ」
愛衣「なぜバレた」
泥田「だって愛衣と言ったら学園長だろ」
愛衣「えっやだひじたん私にとっての最大級クラスの褒め言葉よそれ」
佐野「でもちょっと分かる」
愛衣「佐野まで!」
愛衣「そんなに私と学園長先生お似合い?」
2人「いや、そうとは言ってない」
愛衣「え」
学「河合さん少しいいですか?」
愛衣「あ、はい!」
学「実は佐野君は晴明君のところに行くことになりまして、結局河合さんが一人になってしまうんです」
愛衣「え、じゃあ学園長先生の家に泊まる話はなしってことですか…?」
学「あ、いえそういうわけではなくてですね」
愛衣(よかった…)
学「泊まること自体は変える気はありません」
学「寮に1人より対処の仕様がありますからね」
学「ただどうしようかと思いまして…」
隊「あ!いたいた!あっちゃーん!」
愛衣「おじいちゃん!?」
隊「やっほ~!」
隊「およ、あっちゃんと河合さんが二人きり…」
隊「もしかしてお邪魔しちゃった?」
学「何言ってんですか」
愛衣「今は違うよ~」
隊「じゃあ二人きりでなにを話してたのさ」
学「河合さんを夏休みの間寮に一人になってしまうので佐野君と一緒に預かることになったんですが」
学「佐野君が晴明君の所に行くことになったので結局一人になってしまうんですよ」
愛衣「だからどうしましょーって話してたところ~」
隊「なるほどね」
隊「じゃあ僕が一緒に泊まろっか?」
愛衣「え、おじいちゃんが?」
隊「うん」
隊「日給10万円で♡」
学「馬鹿か」
ボカ
隊「あ~ん泣」
学「まあでも蘭丸さんにしては悪くない案ですね」
隊「ほんと!?」
学「日給は出ませんよ」
隊「ちぇ」
学「あなたなら多少は”抑えられる”かもしれませんし、いざとなったら空を飛んで逃げれますしね」
学「河合さんが良ければですが…」
愛衣「大丈夫です!」
隊「じゃあ決まり~!よろしくね河合さん!」
愛衣「よろしくおじいちゃん」
隊「すっかりその呼び方定着したね…」
学「それでは後で荷物をもって学園長室に来てください」
愛衣「りょーかいです!」
隊「僕も手伝おっか?」
愛衣「女子寮だから入ったら殺されるよ」
隊「えっ」
数十分後
コンコンコン
愛衣「学園長先生~」
学「入ってください」
愛衣「失礼しまーす」
ガラ
愛衣「おっとっと」
学「荷物持ちますよ」
愛衣「あ、ありがとうございます!」
学「こっちです」
1階
学「ここに泊まってもらいます」
愛衣「分かりました!」
学「何かあったらそこの烏に言って下さい」
愛衣「はい!」
学「それでは私は戻りますので」
愛衣「お世話になります!」
パタン
隊「あ、河合さん!」
愛衣「やっほ~おじいちゃん」
愛衣「てか河合さんじゃなくていいよ」
愛衣「呼びにくいでしょ」
隊「んーじゃあ愛衣ちゃん?」
愛衣「それでいーよ」
隊「荷物いっぱいだね~」
愛衣「まあ一か月泊まるしね」
隊「それもそっか」
愛衣「ていうかお昼ご飯どうしよ~」
隊「なにか作ろうか?」
愛衣「え、おじいちゃん料理できるの?」
隊「できるよ~」
愛衣「意外と家庭的…」
隊「嫌いな物ある?」
愛衣「ないよー」
隊「りょうかい~」
愛衣「もしかしておじいちゃん他の家事も出来たりする?」
隊「大体はできるよ」
愛衣「まじか」
愛衣「え、じゃあモテる?」
隊「それがモテないんだよね~」
隊「なんでだろ?」
愛衣「顔も悪くないのにね~」
隊「そうだよねー」
愛衣「まあ私ほどではないけど」
隊「わお、相変わらずすごい自信だね」
愛衣「だって私いい女じゃない?」
愛衣「好きな人に一途で好きな人のために沢山努力してるんだよ?」
愛衣「おまけに顔もよくてスタイルもいい」
愛衣「なのになぜか学園長先生は好きになってくれない」
愛衣「なんでぇ?私結構モテるんだよ?」
隊「まああっちゃんツンデレだしね~」
隊「実は好きだったりするかもよ?」
愛衣「おお、言ったな?」
愛衣「言ったからには命賭けろよ?」
隊「シャ●クスw」
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てか、なるはやで書いてもらってありがとうございます。!