大人になってから数年…栄養不足の体で徹夜をし続けたり食事を取らないことが何日も続いているせいで倒れることが増えた
それでも自分じゃあ改善できないまま1年間に何回も何回も倒れて周りに心配をかけて…
何回も倒れて周りを誤魔化すことも叶わなくなってきた頃…医者に言われてしまった「…………残りあと僅かです」
「この後どれだけいい生活を送っても、もって1年……最悪の場合1ヶ月後には………」
その続きは言われなくてもわかってしまった
心の中では焦って居たのにでた言葉は
「分かりました」
という一言だけだった…
○月1日
少しでも僕が生きた証を残せるようにこれから日記をつけてみようと思う
そしてこれからの残り短い人生では僕が今までやりたかったことを存分にやり悔いの残らぬまま成仏する
僕が残りの人生で必ずやり遂げたいことはたった一つ、司くんに想いを伝えることだ
○月2日
僕が倒れた日、なぜだか寧々は僕が気絶している間に病室に来ていたらしい
おまけに僕がもうすぐ死ぬということを知っているだなんて予想もしていなかった
普段毒舌な寧々に本気で心配されていれば自然とどれほど僕がやばい状態にいるのかなんて察してしまう
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