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ね〜ぇ〜なんで僕が受けなの!?
「僕、君のこと好きだよ?」
そう天使のような笑みで微笑んだのは私の最愛の人だった。
「君を僕のお嫁さんにしてあげる」
そう、笑って告白の返事をしてくれた。
私は一世一代の賭けに勝ったのだ。
でも、少し違うなとも思った。
「違う」
そう否定すると彼は少し不安そうに瞳を揺らす。
「あなたがお嫁さんになるんです」
そう、私が返すと、君は驚いたような表情をし、頬を赤く染めた。
「はぁ!? なっ、何を言ってるの?」
私は微笑みを浮かべそっと髪に口づけした。
君は少し睨んだあと俯いたが、耳が綺麗に赤くなっていた。
「よろしくです。これから」
君は、少し躊躇したあと顔を上げ花が咲いたような満面の笑みを浮かべた。