ご飯がない。
お腹が減った。
それしか考えられない日常
親に捨てられ、
戦争が起きて
食料はなくなり
身内も無くなる。
あお「、、おかーさん、あそこの子、すっごい困ってそうだよ、助けてあげようよ」
「私だって助けたいわ、けど、、」
「そういう時代なのよ、今は」
あお「、、、でも、、」
もも「、、、」
知ってる
助けてくれないことくらい。
桃「、、、」
のどかわいたなぁ
あお「ねぇね、だいじょうぶ?」
あお「これ、おうちから持ってきたの、たべる?」
もも「、、、え?」
あお「しーだよ!!ぜったい、しーだからね」
彼は俺の恩人だった。
これ以上煌めいて見えるものはないくらい
きらっきらだった。
もも「いいの?こんなおれに、」
あお「いいよ!おれ、こんないっぱい食べれへんし」
うそだ。
君も充分細いのに
あお「もお!!食べてや、ほら」
もも「、、、ぽろっ」
あお「あ、ぇ、ま、まずかった!?」
もも「おいひぃ、ポロッ」
久しぶりの
ご飯だった。
それからいふ、は
よく遊びに来た
お礼に渡せるものが無くて申し訳なかったけど
あお「ないこと会えるだけで嬉しいし、友達とか初めてやから、ほんと、嬉しいの!!」
と満面の笑みで言う。
翌年。
大戦争の幕開けだった。
俺と同じように食料を求めてる人が大勢いた
地獄の道だった。
そこらじゅうに何人もの骨があった。
いつも空は黒い。
焦げた臭いと血の匂いがする。
いふは、
それから来なくなった。
1ヶ月後。
俺はもう息絶える寸前だった。
兵士が落とした銃を持って、
抗う準備しか出来なかった。
そこに、来たんだ。
また、あのきらきらが。
あお「久しぶりになってごめんね、ごはん、!」
バァンッ!!!
敵襲と勘違いした。
打っちゃったんだ、いふの右腕。
あお「、、え、?」
もも「あ、、、あ、、、あ、、、」
ごめんの声も出ないくらい、喉が渇いていた。
あお「、、おれのこと、きらい?」
きらいなわけない、
首も振れない。
あお「、、、ごめんね」
もも「か、は”、、く、、」
もも「ち、ぁ、、う、、」
もも「きらい、じ、ゃ、、、」
あお「、、」
あお「ごめんないこ」
あお「、、、おれ」
あお「ひっこすんだ」
最悪の別れだった。
何も言えないまま終わった。
きっといふは、ゆっくり話したかっただろうに
俺との時間を最小限にしたんだ。
なのに飯は置いていく。
俺は彼の右腕に傷を残しておいて
謝罪も出来なかった。
俺は結局、
桃「馬鹿なんだなぁ、w」
それからずっと何も食わずに生きてきた
貰ったご飯も喉を通らない。
そんできっと
この記憶を無くした。
桃「あー、嘘だろ」
再会したのに、
また最悪の別れなのかな
青side
青「、、、」
「ボス、連れてきましたよ」
ボス「ほーう、、、綺麗な目をしておるな」
ボス「さて、まずは洗脳からしようか」
ボス「下手に暴れ回ってもらっても困るし、それにこちらの戦力になったら強い」
青「は、?」
「承知しました、ニコッ」
青「は、やだ、やめてっ!!」
やだ、みんなに会いたい、
や、、、、
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転生しようかまよてる
コメント
7件
ぬわぁぁぁああ !!!!やっぱ、最高すぎるよ…さすがですわჱ̒˶ー̀֊ー́ ) 転生しても必ず見つける自信しかないです⸜🫶🏻⸝ れあちだけは、絶対転生しても見つけれる自信しかない…笑
続き楽しみです🎶 転生したら絶対探します🫣