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ホワイトデー ollo


今日はなんと、ホワイトデー

losくんの誕生日からあっという間だなと思いつつ、僕はテキパキとお返しのためのチョコレートケーキを作っていた。彼は甘いものが好きらしいので喜んでもらえると嬉しいなという気持ちで作っていると、losくんからメッセージが来た


「今日、olvくんの家に行ってもよろしいですか」


そのメッセージを見た瞬間僕は嬉しさで舞い上がり謎の歌を英語で歌い始めた。

しばらくすると、ケーキも出来上がりラッピングを終え、冷蔵庫に入れて僕は壁にかけてある時計の方を見る

7:30AM

実は今日、仕事があるのだ。

losくんに

「今日仕事あるから遅くなってしまうけどいい?losくんって合鍵持ってるし何時に来てもいいよ」

と返信し、スーツに着替えると誰もいない家に「いってきます」と言って、職場へと向かった



「olv先生おはようございます!!」

多数の女子生徒が僕の方へ元気よく挨拶をする

「おはようございます。みなさん相変わらず元気ですね」

と僕がにっこり微笑むと「きゃーーーーー!!!」とまるでジェットコースターに乗ったかのように女子生徒たちは叫んだ

「あの、今日がバレンタインじゃなくてホワイトデーだということは充分わかっておるんですけど、ど、どうしてもまたolv先生にわたしがつくったチョコレートをた、たべてもらいたくて/////」

1人がそういうとそれを合図かのように他の子たちも

「アタシも!」

「olv先生受け取ってください、、!!!」

「evns先生大好きです!」

と僕にかわいらしいデザインの箱たちを渡し、その場から離れていった

「はぁ…」

ため息を吐きながら大量にもらったチョコレートを見る。losくんに一緒に食べようと誘ったら怒られるかなぁなんて思いながらこれ全部どこにしまおうおかな..と考えると同僚の女教師に「あら、朝から大変ですわね。私が持ちますよ」とにっこりしながら手を差し出してきた

「助かります。ありがとうございます」と僕もにっこりしながら抱えてたチョコを全部渡した

「にしても多いですわね〜」

彼女はそういうとガサガサと何かした

彼女は僕が気づいてることに気づいてないかもしれないが、僕は確かに大量の箱の中に彼女のカバンの中にあった箱が紛れ込んでいることを目撃した



なんだかんだあって僕は同僚からも生徒からももらった大量にチョコをカバンに詰めながら「お疲れ様でした」と同僚に言うと、自分の家へと向かった

時刻は11:30分

研究に少し没頭してしまったな..losくん今どうしているのかなと思いながらドアに手を掛けて開けると目の前にはlosくんがいた。

「もしかして…僕の帰りを待ってた?」

僕はそう言うと彼は顔を真っ赤にしながら

「ム、ムカつく男ですね〜ぇ!!私があなたのためにこーんな寒い玄関で待つわけないでしょうが!mmnkが玄関に向かうものだから私は誰かいるのかなと思ってついていっただけで別に………」と長々と言い訳をした

彼のこういう強がりなところ大好きだな〜かわいいな〜今すぐ抱きしめてキスしたい

といつものように彼氏大好き人間になっているとlosくんが「な、なに考えてるかわからないんですけどとりあえず早く家の中に入ってください!!寒いでしょう?」と相変わらず真っ赤な顔で言い放った

mmnkがニヤニヤしてる。

これは図星だな、

僕は家の中に入ってガチャっとドアを閉めるとlosくんはソファーに横たわった

カバンの中にあった大量のチョコレートをテーブルに置き、今がケーキを渡すタイミングだなと冷蔵庫を開けてケーキを取り出すとlosくんのもとへ向かった

olv「losく〜ん」

los「?」

olv「はい!これ」

los「んぇ?はぇ?」

olv「今日ホワイトデーだから僕losくんのためにチョコレートケーキ作ってきたんだ♬一緒に食べよ!」

los「ぁ…」

losくんは一瞬ショボンとして顔を真っ青にした

olv「ん?、losくん大丈夫だよ!バレンタインは僕にくれたしlosくんの気持ちだけで十分!losくんのこと大好きだからね♡」

彼はこういう行事を忘れるタイプの人なのでバレンタインにチョコをくれただけでとても嬉しかったが、彼はテーブルの方を見てムッと怒ってるような顔をした

los「….olvくん」

olv「ん?なに?」

嫉妬してるのかな?かわいい///…

los「目を瞑ってください」

olv「え?」

los「ちょっとの間だけでいいので…」

怪しいけど断る理由もないので目を瞑ると、唇に柔らかい何かが触れた

olv「..ぅ!?」

びっくりして目を開けるとlosくんが恥ずかしそうに僕の目を見ていた

olv「l、losくんどうしたの?///」

los「….すみません…ホワイトデーなのに何も用意してなくて…代わりに「コレ」で許してください..」

僕は君の気持ちだけで十分なのに!、、、でもそんなに申し訳ないなら…

olv「…全然足りない」

los「え?」

olv「losくんのそういうところ、もっと欲しいな」

los「ふぁ!?あ、ぇ?あぇ?」

losくんの顔はこれでもってくらい赤かった。

そして、少しの間が経つと、彼は恥ずかしそうにこう言った


los「 olvくん明日休み、ですし…き、今日は特別に…ぼくのことを…たべても..い、いい..ですっ….よ?////チョコを用意しなかったぼくが悪い、ですし…////」


ちらりと首元を見せるlosくん…エロい。


olv「ふふ、かわいい♡じゃあ、早速、お邪魔するね?」


losくんの項をかぷり、と噛む。


olv「losくん..好き♡」

los「ッ..ぼく、もolvくんのことが、好きッですよッ♡」


こうして夜、ベッドは間違いなく「ホワイトデー」になりましたとさ。


終わり

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