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n回目の人生も運命の婚約者をしっかり見分けられなかった。だからその婚約者の浮気相手に殺された…。前の196回目は、とても惜しい所まで行っていたけれど聖女という輩が出てきたことにより婚約者は、その輩に取られ私は殺されてしまった。次は、運命の婚約者をしっかり見分けなければ殺される。
私は、ルーストン公爵家長女 メアリー・ルーストン、社交界の場や家庭での我儘で周りから一歩引かれた存在となっている。そして私には試練が課されている。それは、今度の社交界の場で運命の婚約者をしっかり見極めなければならない。父が持ってきたお見合いだが、そこが難点だ。父は、毎回顔は満点だが性格が0点の男ばかりを連れて来る。それで何回もそのお見合いの婚約者に殺されてきた。そろそろいい人が来て欲しい…。何なら一目惚れをしてみたい。少し成長するにつれ私の性格を治していかないと男の方が周りにやってこない。だから少し性格を治す努力をしてみた。天使みたいな性格をしている侍女を真似してみるようになった。だが昔からのひん曲がったクソな性格は、どうやっても一般的に見てマシだろうと思えるくらいの感じにしかならなかった。今度の社交界に誰が見ても我儘を言わなくなったんだ。少しだけでも話せたらいいなと思って貰えるようになれるだろうか。もう挫折しそうになってきた。もうちょいしたら休憩にしよう。