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注意⚠
中太
誤字脱字多め
キャラ崩壊有かも?
今回の話で物語性がガラッと変わりますが気にせずに読んでくださいませ…
地雷さん、苦手な人は回れ右!
作戦実行3日目
今日の作戦は…どうしよう、何も思いつかない
もう中也の愛車を爆発させようか…もしかしたら怒ってくるかもしれないけど…そういうのじゃなくてもっとこう自分の我儘で怒らせたいのだよ、私は…さて、作戦、はどうしようか
正直、1日目か2日目で中也を怒らせることができるだろうと思っていたから3日目の事は何も考えてなかった
浮気でもしてみようか…でもこの作戦の為だけに中也を裏切るのは嫌だ、なら別れ話でもしてみようと思った勿論嘘の別れ話だが…別れ話で人って怒るものなの?と思ったが作戦が他に思いつかないのだから仕方ない
太「中也、…私達別れよう?」
中「…なんでだ?」
太「…へ?」
中「なんで俺と別れたいかって聞いたんだよ」
太「えっと…他に、他に好きな人ができたからだよ」
中「…れだ…から…」
太「…何?聞き取れなかった…「誰だ?いつからだ?」…中也?」
中「誰だよ好きな奴って…ノッポ眼鏡か?人虎か?探偵か?芥川か?まさか首領か?…誰であろうと関係ねぇ…俺と太宰の仲を邪魔したんだ許さねぇ…」
太「ち、中也ッ…」
中「なあ、教えてくれよ太宰、なあ…」
太「その…ちがう、ちがくてッ…」
中「何が違うんだ?教えてくれよ」
太「ちが、その…えっとね…私…う「もういいよ、」……え?」
中「別れようぜ、太宰」
私が「嘘なんだ」と言う前に中也が口を開いた
太「……今…なんて…」
中「別れようって言ったんだよ、手前がそれを望んだんだろ?」
太「ちがう、ちがう望んでない!」
目があつくなる…頬に何かがつたった
中「だから何が違うんだ?」
太「う、そ…なんだ…」
中「…嘘?」
太「私ッ…中也をおこらせたくて…それで」
目から流れる水が止まらない
中「それで…嘘ついたってのか?」
太「う、ん…ごめ、ごめんなさい」
中「…俺は本気だよ、太宰…別れようぜ」
太「いや、だッ…いやだ」
中「俺はもう限界なんだよ…手前の我儘を聞くのも、手前が自殺をしているところを見るのも、手前がナンパをしているところを見て見ぬふりするのもな」
太「これからはッ、しないから!わがままなんて言わない、もう死のうとしない、自殺なんてしない…ナンパするのもやめるから…だからッ」
全部、自分のせいなのに、こんな事言う資格なんて私にはない…だけど!
太「だから…だから、私を見捨てないで、私から離れないで…私をおいていこうとしないで…私にはもう、…中也しかいないのだから…」
1人で生きていくのが怖いなんて私みたいな人間失格の奴が言うことじゃないけど…織田作が亡くなって…いや、織田作が生きていたときも私の一番は中也しかいなかった…中也と出会ってから私にはずっと中也しかいなかったのだ…
いつの間にか涙は止まり、私には絶望の色しか見えなかった
中「……フハッ」
太「…中也?どうしたの?」
なんで笑ってるの?
中「いや、手前が可愛くてな、ごめん」
太「え?」
今、中也、私のこと可愛いって言った?なんで…
中「そこまで必死になるとは思ってなかったんだよ、すまねぇ」
太「?……」
頭が追いつかない、理解できない
中「全部嘘だよ、手前への仕返しでな…まさか、ここまでなるとは思ってなかったが…」
太「…う、そ?」
中「嗚呼、そうだ、嘘だ」
太「中也は…私と別れようなんて思ってないの?」
中「あぁ、思ってない、思ったことなんてねぇよ」
太「……そっか…うそか…」
よかった、よかった…中也を失わずにすんだ、中也は私から離れていかないんだ…!
中「そもそも、なんで手前は俺を怒らせようとしたんだ?」
太「…不安だったのだよ、中也が私に優しくしてくれるのは嬉しいけど…怒られないと私に興味がないように感じて…」
中「…俺が悪かったのか?」
太「そうだとも!君が全部悪いのだよ!もともと!」
中「はいはい、悪かったって」
太「たまには怒ってよね…付き合う前みたいなのがないと不安に感じてしまうから、少し叱るだけでもいいからさ、」
中「いつの間にか手前を不安な気持ちにさせてたんだな…悪かった…でも、手前を怒るようなことなんかできねぇよ」
太「…なんで?」
私に興味がないから?
中「今余計なこと考えただろ…」
太「ごめん…」
中「そう言う余計なことを考える癖とか自殺とかナンパはやめてほしいと思うぜ?たまにすげぇ苛つくしな」
太「うん、 」
中「でも、ほかは完璧なんだよ手前、すっげぇ俺好み」
太「でも、我儘多いでしょ?私…」
中「まあな…我儘は多いが、されないよりされたほうがいいし、むしろもっと言ってくれてもいいくらいだぜ?」
太「そう、なんだ…」
私が思っていたより、中也は私のことが好きだったみたいだ
中「逆に、手前はないのかよ?」
太「何が?」
中「俺のムカつくとこっつうか…直してほしいところ?」
太「ないよ、私好み…あ、」
中「あるんだな?話せ」
太「…中也、私のことを心配しすぎなのだよ、この心配性」
中「可愛い手前が悪い、それは直せねぇな」
太「かわっ\\……少しぐらいは直してよね…」
中「…精進する…」
太「ん…中也、ごめんね?」
中「嗚呼、もう2度と何なこと言うなよ?」
そう言いながら私を抱きしめる中也、私も抱きしめ返した
太「うん、わかってる…ありがと…」
中「ああ、愛してる太宰」
太「私も愛してるよ、中也」
中也の腕の中は温かい…他の人とは違うぬくもりを感じる…
本当にごめんね、中也…もう2度とあんなことは言わないよ、君が…君が私のことを大好きなんだってちゃんとわかったからね、ありがとう中也…大好きだよ
久々に泣いて疲れたのか、私は中也の腕の中で眠りについた…ひっそりと口角を上げて微笑んでいる、悪魔にもきずかずに…