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めちゃつえー単話集②

第1話 - ruri 👻🔪✕💡 強行突破

304

2025年06月22日

#にじさんじBL

#めちゃつえー

#2j3j

#MECHATU-A

鯱

⚠注意喚起⚠

センシティブな要素。

nmmn,ruri要素。

無理矢理な行為の描写有り。

拘束・首絞め有り。

こちらは完全二次創作のためご本人様には一切関係ございません。

kyngさんがだいぶヘラります。

いつにも増して前置きが長いです。

約6000字。途中で視点が変わります。

かがみね様からのリクエスト。

kyngがinmを快楽で絆すお話

⚠HappyEndとは言えないかもです。

以下伏せ字なし↓

伊波「ごめん、俺と…別れてください。」

小柳「…………ぇ？」

目の前で地面に手をつき謝っている恋人から言われた言葉に、脳がショートしそうなほど熱くなる。何か言おうと喉から絞り出されたのは声にならない声だった。

いつも突発的にやってくるライが1週間前から予定を確認してきたから、何かあるんだろうとは思ってた。でも…それは俺にとって嬉しいこと、例えばもうすぐ付き合って1年になることについてだと思ってた。

小柳「は、ははｯ…冗談だろ？」

乾いた笑い声が部屋に響く。俺はライの前にしゃがみ今できる最大の笑顔を浮かべた。なのに、なんでライは顔を上げない？なんでライは……何も言わない？

伊波「……冗談じゃない。」

たっぷりとした沈黙のあと、震える声が返ってきた。おずおずと上げられた額にはうっすらと汗がにじんで顔色も悪くて……とても冗談とは思えない。それを自覚した途端、身体から血の気が引いていく感じがした。

小柳「なん…で？」

口からこぼれ落ちた言葉にライがぴくりと反応する。正直言って、これといった理由が全く思いつかない。でも、俺が気づいてないだけでライにとってすごく嫌なことがあったのかも知れない。

小柳「お願い…教えて……？俺ライが嫌なとこ全部直すよ…？」

言葉を発するたびに、ライの眉が歪んでいく。消え入りそうな声で違う、ロウは悪くないって呟いてるけど……じゃあなんで別れようなんて言ったんだよ。返事を急かすような俺の目線に気づいたのか、ライがたどたどしく話し始めた。

伊波「他に…好きな人ができたんだ。俺…一目惚れしちゃって…そんな気持ちでロウと付き合っちゃ駄目だって…なったんだけど……でも…止められなくて……。」

頭が真っ白になった。好きな人…？一目惚れ……？受け入れたくない言葉達に心臓がずきずきと痛む。

俺たちは男同士ということもあって、所謂普通のカップルのように外で手をつないで歩くなんてことはしたことなかった。でも家ではそれを埋めるように沢山触れ合った。ハグもキスもその先も。それが、それが全部無かったことに……？

伊波「ごめん…。ごめん…なさい……。」

再び頭を下げて謝り始めたライの姿がぼやける。自分が泣いていることにすらしばらく気づけなかった。

小柳「やだ……俺はライと別れたくない。俺は…まだライが好き。」

俺の告白にライは答えない。ただ申しわけなさそうに表情を曇らせるだけ。

あれからどんぐらい経ったのだろう。静かな部屋には俺のすすり泣く声だけが響く。ライは今、泣き続ける俺を心配してコンビニまで飲み物を買いに行ってくれている。別れようなんて言ったくせに優しくしてくるとか……本当にムカつく。でもそんなライをまだ好きで好きでたまらない自分に一番ムカつく。

やっと涙が止まり、ぼーっとした頭に思い浮かぶのはやっぱりライのことだけ。次にライが帰ってきた時は……もうこの関係が終わってしまうのかもしれない。そう考えるだけでまた目頭が熱くなって、呼吸が乱れてくる。どうしたらいい？どうしたらライは俺から離れないでいてくれる？

小柳「……そうだ。」

俺の脳裏に浮かんだその考えは、みるみるうちに心をどす黒い感情で埋め尽くしていく。理性では駄目だと分かっていても、もう止めることはできない。覚悟を決めた俺は涙を雑に袖で拭って立ち上がった。

伊波「ロウー……？」

コンビニの袋を手にぶら下げたまま家に入る。さっきまでロウが座り込んでいた場所には、もう誰もいない。ロウはどこへ？なんてことを考えていると……

ｶﾞﾀﾝｯｯ

となりの部屋の中からはっきりと、何かが落ちたような音がした。瞬間思い出されるのはさっきのロウの顔。泣きはらして生気を失ったような表情が俺の胸を締め付ける。もし今の物音がロウが倒れた音だったら？そんな考えに押されるまま、ドアを開ける。

カーテンで日光の遮られている部屋の中は薄暗い。でも窓際に佇む影だけはしっかりと見える。立ち尽くしているロウの足元には何か部品のようなモノが落ちていた。

伊波「ロウ……？」

振り向いたロウは、もう泣いてなどいなかった。むしろ微笑さえ浮かべている。その姿にひどく恐怖を覚えた俺は、無意識のうちに一歩後ずさる。

小柳「おかえり、ライ。」

ゆったりとした歩みで俺の方へと近づいてくるロウが……怖い。先ほどまでロウのいた窓を見ると、鍵の部分が大破しているのが目に入った。よほど強い力を加えられたのか原型のないほど歪んでしまっている。

やったのはロウに間違いないだろう。でも…なんでそんなことを……？いつのまにか俺の前に立っていたロウは……よく見ると目が全く笑っていない。本能的にやばいと思い、また一歩後ずさる。

伊波「あのさ、」

小柳「ごめん…俺、こうする以外ライの繋ぎ止め方わかんないわ。」

俺の声に被せるようにロウが言葉を発する。直後、手首をぎりぎりと強い力で掴まれて、半ば引きずられるように部屋へと連れ込まれる。そのまま勢いよくベッドに投げ出され、俺の腰に鈍い痛みが走る。

状況が掴めないからか、目の前の男に怯えているからか、うまく抵抗できない俺の腕にひんやりとした何かが当たる。ｶﾞﾁｬっという音がしてまさかと思い手を動かそうとするが……案の定動かない。いつの日にか2人でふざけて買った手錠だ。安物だが俺の動きを制限するには十分すぎる代物で、今は無慈悲にもベッドフレームと俺の手首を繋いでいる。

伊波「ｯｯ……！！ロウ…やめて！こんなの間違ってるよ…！」

必死な訴えも虚しく、ロウは俺の唇を撫でるばかりでまるで聞いてないようだった。優しく重ねられた唇も、この状況では恐怖の対象でしかない。きゅっと固く口を結んだままの俺を見かねたのか、ロウが苛立ちを滲ませながら呟く。

小柳「口開けてくんない？」

伊波「……やだ。」

ここで流されたら駄目だ。きっとロウは今混乱しちゃってるだけなはず。俺が……ちゃんと突き放しさえすれば時間が解決してくれるはずだから。

無言のまま互いに睨み合う時間が続く。先にしびれを切らしたのはロウだった。そっと首筋に当てられた手のひらに身体がびくりと震える。急所を触られるってこんなにも怖いものなのかと考えるうちに、だんだん気道が圧迫されてくる。緊迫したこの状況下では、添えられただけに近い力でもまるで思い切り締められてるみたいに感じてしまう。

そんな状態の俺に、ロウはまた容赦なく口づけをする。舌でぐりぐりと唇をこじ開けようとする動きに俺はついに負けてしまった。空気が入ってくるよりも先に熱い舌が口内を埋め尽くしていく。首から手が外れることは無く結局苦しいことに変わりはない。

伊波「はｯ……くｯｯ…けほｯ、けほけほｯｯ…。」

不意にロウの顔が遠のき、喉に感じていた圧迫感がなくなる。足りない分を埋めるために勢いよく息を吸い込んだせいか、むしろ苦しくなってまたむせてしまった。そんな様子にもお構い無しに、ロウはカチャカチャと手際よく俺のベルトを外していく。

伊波「やめｯ……やめてってば…！！」

足をばたつかせても上から押さえつけられてしまっては何の意味もない。腕の動きが制限された状態の抵抗なんてたかが知れてるのだ。俺のズボンを脱がし終えたロウは、何を考えてるのか全く読めない冷めた瞳で俺を見つめている。

小柳「最後にココ使ったのいつ？」

後孔をとんとんと軽くタップするように刺激され、身体がこわばる。なんて答えるのが正解か必死に脳内で模索するが、結局何も思いつかず気まずい沈黙の時間が流れた。

小柳「……答えられないんだ。」

伊波「ち、違う！そういうわけじゃ……ｯひ！？」

お尻にぐりぐりと熱いものを押し付けられる。それがロウのモノだと理解するのに時間はかからなかった。もっとたくさん考えなきゃいけないことがあるはずなのに、こんな状況でそんなに勃つんだ、とかこういうのを蛇に睨まれた蛙って言うんだろうな、とか的外れなことだけが脳裏に浮かんでくる。

伊波「だめ、ロウ、だめだよ。」

咄嗟に出てきただけの、こんな陳腐な言葉が届くわけもなく……。

伊波「だめｯ……ｯｯぁ゛…いたｯいたいｯｯ！！」

ゆっくり、ゆっくりと挿入されていく熱の塊に痛みが募る。せめてもの配慮なのかなんなのか知らないが、もういっそ一気に挿れられた方がましだとさえ思えてきた。

伊波「ロウ…もｯゆっくり挿れるの辞めて…！」

小柳「……なんで？」

伊波「ほんｯｯとうに痛いから！！」

ロウは俺を見おろしながら、眉を下げてにっこりと笑う。

小柳「なら良かった。これで俺のこと……忘れられなくなった？」

狂ってる。本能的にそう思ってしまった。ついさっきまで恋人だった男に与えられ続ける恐怖は、俺の脳を麻痺させるのには充分すぎた。

小柳「ライが誰を好きでもいいよ。俺はどんなライでも愛し続けるから……だから別れるとか言うなよ、な？」

ロウはゆるく腰を動かし始めた。ロウから与えられる全ての痛みが、俺の思考を邪魔してくる。

伊波「ロウｯお願い…！もうやめよ……？」

小柳「……まだそんなこと言うんだ。」

ロウが一度自身のモノを抜き、ローションをたっぷりと纏いもう一度俺の中に挿れる。さっきまでは摩擦で擦れて痛いだけだったが今は違う。滑りがよくなったせいで、若干の気持ちよさを感じてしまう。

ぐちゅぐちゅとした水音が部屋に響き、出したくもない俺の声が漏れる。手を拘束されてるせいで口を塞ぐことができないのが恨めしい。

伊波「ｯあ♡ろ、ろうｯ♡やめて…ｯｯ♡♡」

小柳「なんで？気持ちいいんでしょ？」

片足をぐいと持ち上げられて、更に奥へとロウのモノが入ってくる。首を振り否定の言葉を続ける俺に、ロウの手が伸びてくる。そのまま俺の首を両手で掴み、じりじりと力を込められる。

小柳「ねぇライ……俺のこと好き？」

首を絞められてる俺に答えられるわけがない。はくはくと口を震わせることしかできない俺を、ロウは冷めた目で見つめ続ける。

苦しい。苦しい苦しい！生理的な涙を流してもその手が緩められることはなく、頭がどんどん真っ白になってくる。意識がシャットアウトしそうになるぎりぎりで、ぱっと手が離れ空気が入ってくる。

伊波「ｯは♡……すｯ…はぁｯｯ♡げほ…げほｯ……。」

小柳「中めっちゃ締まってるけど……ライは苦しいのが好きなんだな。」

まだ声を出せる状態じゃない俺は、否定の意味を込めてロウを睨みつける。でも恍惚と笑うその瞳には何の影響も与えられない。

小柳「今まで気づいてやれなくてごめん。これからは……たくさんしてやるから♡」

再びロウの手が首を這う。今度はさっきとは違い、気道を潰さないような絶妙な力で握られている。ごちゅ♡ごちゅ♡と鈍い音がなるほど強くナカを突かれて意識がぶっ飛びそうだ。でもロウがそれを許してくれるわけもなく……

小柳「まだ飛ぶなよ♡ライが俺のこと好きって言うまで……俺と別れないって言うまで、絶対イかせないし終わらせないから。」

覚悟しろよ？と目を細めて笑うロウの顔が、ぼんやりと差し込む月明かりに照らされた。

あれからどれくらい経っただろう。呼吸の権利を相手に握られ続け、イきたいのにイけない気持ちよさが頭を支配するこの状況に、だんだんと思考が絆されていく。ほんとうに自分はロウと別れるべきなのか？とか、俺はまだロウが好きなのかも？とか。判断力の落ちきった俺にロウは更に追い打ちをかける。

小柳「ライ♡」

首から手が外され、ナカに入っていたロウのモノが抜かれる。久しぶりに自分で呼吸できる快感に、脳からどばどばとドーパミンが溢れてくる。そのまま手首にあった異物感も無くなり、俺は今完全に自由の身となったようだ。

伊波「ｯｯぅあ……？ロウ…？」

涙でぼやける視界に出しづらい声。今なら逃げれる…？と思う反面、身体を動かそうという気力は全く湧かない。だらりと力の抜けた身体は、ロウに抱き寄せられるまま彼の膝の上に座らされる。

小柳「ライ……イきたい？」

伊波「ん……イ、きたい……？」

疑問符の滲む言葉でもロウは満足げに笑う。そのまま綺麗な顔が近づいてきて唇が重なる。だめだよロウ。……ってあれ？なんでだめなんだっけ……？

最初はロウにされるがままだったが、途中から快楽を求めていつの間にか自分から舌を絡めていた。まだ全然足りないのに唇が離される。それが名残惜しくてロウの唇にちゅっと軽く吸い付く。

小柳「ｯｯ！あ、ははｯ♡やっと受け入れてくれた…♡♡」

ロウが俺の腰を掴み、自身のモノをアナにあてがう。早く……早くいれてほしい…♡無意識に腰を下ろそうとする俺を制止し、ロウが俺の頬を撫でる。

小柳「ライ……俺のこと好き？♡」

伊波「うん…♡好き♡ロウのこと大好き♡♡」

嬉しそうなロウの顔に俺も自然と頬が緩む。そのまま腰が落とされて、俺の最奥にロウのモノがこちゅん♡と当たる。そのままぐりぐりと密着させるように刺激されて、甘い嬌声が部屋に響く。

伊波「ｯぁ♡♡ろｯ♡ろう♡♡すき♡きもちいいｯ♡ひぅｯｯ♡♡♡」

求めてた快楽に脳は思考を放棄する。甘イキを繰り返し、だらしない声を出し続ける俺の頭をロウが愛おしげに撫でる。

小柳「俺今すごく幸せ。ライも……そう？」

伊波「俺もすっごく幸せ♡♡だいすきだよ…ロウ♡」

迷うことなく答えた俺をロウが強く抱きしめる。さっきまで悩んでたことも今じゃ上手く考えられない。でもそれでいい……はず。

うん……そう、それでいいんだ。

これが俺にとって一番の幸せ……なはず。

ねぇ、そうだよね？

ロウ♡

リクエスト（投稿が遅くなってしまい申しわけないです🙇‍♀）&長らくのスクロールありがとうございました。

共依存Endです。快楽で絆されて攻めの言いなりになっちゃう受けっていいですよねぇ……。

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こういうドロッドロなやつ好きだし共依存？も大好き過ぎてやばいし何かわからないけど儚くて好き

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