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初めまして 燦 と いいます 。
以後 、 お見知り置きを 。
処女作故 、 多少 変でも 目 を
瞑ってくださると 大変 喜びます 。
前置きは これくらいにして 、 作品の方に
・ ご本人様には 一切関係 ありません
・ kgty
・milk inside a bag of milk inside a bag of milk パロディ
・ 不穏
苦手 、 と 感じたら 読むのを
中断してください
コンビニに牛乳を買いに行こう。
監視されながら部屋から出て、廊下に出る。なんだか何時もより廊下が長く見える。今たっているところから右足を1歩前に出そうとした時、周りの壁の模様がぐるぐると混ざったと思ったら全部目に変わって、私を見てくる。やめて!みないで!
足を無理矢理前に出して走り出す。あれ、走り方って合ってる?あれ、まって、右足を前に出して、右足を地面に付けて、地面を右足で掴んで。その間に左足を上げて、左足を前に出して、その足を床に着けて、地面を足でぎゅっと掴んで。それの繰り返し。途中足が中学生の時の裁縫の授業の玉結びがぐちゃぐちゃになっちゃったみたいに絡まっちゃったけど、何とか玄関が見えて、ばん!と開けて、外に出る。
ふと気がついた。ああ!靴を履いていないじゃん!でも、この中には沢山の監視の目が張り巡らされてる…。そうだ!彼を呼ぼう!
[…ふわぁ、もう、こんな夜になんですか、社長。僕もう眠いんですけど。]
そんなこと言わないでください。私この中に靴を置いて来ちゃって。
[自分で扉を開けて取りに行けばいいのに。]
今出来ないから剣持さんを呼んだんですけど。
[それくらいできるでしょ]
貴方…もう少し私の気持ちをわかってくださいよ
[はぁ…、大丈夫ですよ。扉を開けて、目を瞑って靴を掴んで直ぐに閉めればいいです]
何か合ったら責任を取ってくださいね…?
扉を開けて勢いよく開け、靴の場所を確認する。左から2つ数えて、右に1つ戻った所にある。お気に入りの靴がちゃんと決まった定位置にそこに在る急いで目を瞑って、ある場所に手を伸ばす。
[ほら、もっと左。]
[もう少し右]
[そうそう、それですよ]
なんやかんや彼は優しいのかもしれない、なんて頭の後頭部の1番端っこの方の棚の中に仕舞いながら、靴を手に取り、急いで扉を閉めた。
[ほら、目を開けて]
よかった!私の靴だ
[ふふ、良かったですね]
ちゃんと右足から靴を履いて、紐を一から結んで、リボン結びをしてみる。今日こそは、できる気がする!こうして、こうやって、次はこうで、そしてこうで、後はこうやって、最後にこれをすれば…
[あっははは、なんですかそれ…ww。またお得意の加賀美結びですか?]
うるさいなぁ…私だって真剣にしているんですけど。
[出来てないじゃないですか、はぁ…ww、目が覚めてきちゃった]
もう少し褒めてくれたって…
[ふふ、はいはい、そんなにほっぺた膨らませないの]
はぁい。