本日三回目の読み切り(((((
どうぞ!!
あてんしょん
死ネタ
青黒
よくわからん
青「一杯飲んでいかへん?」
いつも通りの”今日”を消費していたいつものことだった。
気分転換にその店に入った。
いってしまえば喫茶店のような所だった。
青「はい、コーヒーやけど。」
目の前に出されたコーヒーカップに
口をつけた。
コーヒーはこの歳なのに
飲んだことがなかった。
そのコーヒーはすぅっと鼻に入る香りで
味もさっぱりしていた。
会計を払おうとしたら止められた。
「代金なんていらへん。こんなのに価値なんてあらへんやろ?」と。
個人的にはもう少し値段がついていいと思う味だったのだが、、、
普通のコーヒーよりは美味しくないのだろうか。
と思ったためありがたく払うことをやめた。
次の日からそこに通った。
いつも空いているため話しても
別にみられない。
ただの”店主”と”客”としてはかなりきょりは近かったと思う。
ある日のことだった。
その日はあまりにも仕事が長引いてしまい
喫茶店には行かなかった。
翌日、有給を取って喫茶店に向かった。
でも
君の姿はなかった。
周りの人に聞いた。
「あ~、、あそこの店主さんね、」
「昨日飲酒運転してる車に跳ねられてね、、亡くなったのよ」
黒「、、ぇ」
「、、ここの喫茶店どうするのかしら、」
そして数日
その喫茶店はつぶれてしまった。
当たり前だ。あいつ、、いや「まろ」一人できりもりしていたんだから。
なぜあの日だけ行けなかったのだろう。
本当に後悔している。
黒「、、まだ、ッ、グスッ」
黒「伝えられてへんのになぁ、ッ、っポロポロ」
君のコーヒーのように
さっぱりした気持ちになりたい。
コメント
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あ〜、、、辛い😭