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元貴side……
この話はフィクションです
「もしもし……?」
勇気を出して、若井くんからの電話に出てみる。
「ぁ、…元貴……であってる…?」
「ぁの、……さっきはごめんね…」
「………ぇ?」
なんでこの人が謝るの。
僕が勝手に出ていっちゃったのに
「いや、…僕こそごめん…」
少しの沈黙。めっちゃ気まづくて。
僕が口を開こうとした瞬間…
「あの、仲直りの証というか……なんというか…」
「今週の土曜日、また会えませんか……?」
予想外の誘いだった。
「ぇ、……いいの……?」
「ぅん、元貴と出かけたい…… 」
顔がどんどん熱くなっていく。
違うもん。恋なんかじゃないから!!
自分にそう言い聞かせる。
「……僕も、若井くんと出かけたい…」
か細い声でそう言うと、若井くんは嬉しそうで。
「じゃあ、駅で18:00で待ってるね!!」
「ばいばぁーい!!!」
プツッ……と、切れた。
………まじか、……出かけるのか。
ぁれ、なんでこんなに口元が緩むの……?
デート二日前。
僕はデートに着ていく用の服を原宿買いに行った。
若井くん、どんな服が好みなのかな〜……なんて。
考えたって仕方ないかぁ。
僕がいつも気に入ってるお店・「Realina」に来た!!
ここで売ってる服めっちゃ好きなんだよね…
若井くんはどんな服が好みなのかな、なんて考えたり……
いや惚れてないから!!
お店に入って、それから沢山お洋服買って……
ルンルンで帰ってる時、僕は見ちゃった。
ぇ?……若井くん……?
「あは、○○ちゃんは可愛いね〜…」
「ぇー!そんな事ないですよぉ!笑」
その隣にいる女、誰?
「若井さんこそ、かっこいいですっ!」
そっから、僕は急いで家に帰った。
まぁ、そうだもんね。パパって、言ってたもんね。
なんでか泣きそうになった。
ーーー惚れてないはずなのに。
何でよ。若井くん。
2日後……
僕は晴れない気分で外に出た。
若井くんに会えるのは嬉しいんだけど……
なんか、僕だけ浮かれてたみたいじゃんか
………めんどくさいなぁ。
集合場所に着いた。
若井くんは先に待っていて、ドキドキしちゃった。
いつも通りの雰囲気で、僕は話しかける
「ぁ、若井くん!待った……?」
「元貴!!全然待ってないよ!」
いつも通りの若井くんに安心する。
不安もいっぱいあったけど、なんか悩んでた自分が馬鹿みたいに思っちゃった。
だけど…女の人のことは……
「……なんか、今日の元貴可愛いね? 」
「………………ぇ!?!?」
「あは、びっくりしすぎでしょ笑」
「そりゃぁ、びっくりするもん……!」
顔が熱くなってく。なんで急に……!
まぁ、でも服をわざわざ買いに行ったのもあるし……
嬉しい……かも。
「じゃあ、行きますか!」
若井くんがさりげなく手を繋いでくれた。
どこまで沼男なんだよ……
そっから……買い物とか、沢山ふたりで回った。
香水とか、僕に合うの選んでくれたんだけど……
若井くんがいい匂いすぎて頭に入ってこなかった……って、僕キモすぎるでしょ……。
それから〜……なんか、アクセサリー系のお店行ったんだけど、僕はあまりアクセサリーに興味無いから、若井くん楽しかったのかな〜って。
でも、僕に指輪選んでくれたの、嬉しかっ……嬉しくなかったから!!
はぁぁ、……なんか、ずっと若井くんの掌で転がされてる気がする……
20:00
「そろそろ、帰る?」
あぁ、もうそんな時間なんだ。
「帰りたくない」って言葉をグッと飲み込んで。
「いいよぉー」
「じゃあ、駅まで送っていくね」
若井くんが先に数歩進んだとき、僕の足は動かなかった。
なんで、動かないの?
視界が歪んでいく。
多分、僕顔に出てたんだろうな。
「帰さないで」って。
そん時、若井くんがいつもの様子で振り返った。僕をみて、駆け寄ってくれた。
僕の涙を拭ってくれた。
「ご、……めっ…」
慌てて涙を拭こうと思ったけど、やっぱ止まんない。
困らせちゃった。僕、最低だ。
「……元貴、どうかしたの……?」
言えるわけないじゃん。
でも、気になっちゃったから。止めることなんてできない
僕より、あの女を帰さなかったの……?
そんな考えがぐるぐるして、震える声で聞いてみた。
「若井くん……ぁの、昨日っ、……僕、見ちゃって……」
「ぁ、の……女の人っ……だれ、……?」
あぁ、聞いちゃった。
一気に後悔が押し寄せてくる。
若井くんは驚いた顔で僕を見ている。
「……ごめん!」
僕はそう言って逃げ出そうとした。
ここまで見てくれた人に𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬______❤︎
更新遅くなってごめんなさぃぃぃ……( ; ; )
コメント
5件
うわぁ、、女ぁぁぁ!!誰だよ!!!笑
今見つけて読み始めました!! 続き気になります😭!!!
あ〜〜これほんとに大好きです!!😭😭💕💕 続き楽しみにしてます‼️