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るん 🎶👻
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ともり
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放課後のリビングに、ポツリと置かれたノートパソコン。カラフルピーチのリーダー、じゃぱぱは静かに画面を見つめていた。
「リーダーなんだから、しっかりしなきゃ」
いつからか、その言葉が胸の奥で重く冷たい石のように居座っていた。動画の企画、スケジュール調整、メンバーのフォロー。どれも自分がやるべきことで、自分が頑張らなければグループが止まってしまう。そう思い込むほどに、誰にも弱音を吐けなくなっていった。
最近のじゃぱぱは、笑っていてもどこか遠くを見ているような顔をしていた。クマのぬいぐるみを抱きしめる力も弱くなり、大好きなはずのゲームのコントローラーを握る手も、どこか重そうだった。
そんな異変に、メンバーたちが気づかないはずがなかった。
「じゃぱぱ、ちょっといい?」
ある日の撮影後、たっつんが声をかけた。リビングには、珍しくメンバー全員が集まっていた。のあ、たっつん、ゆあんくん、シヴァ、どぬく、うり、えと、ヒロ、なおきり、もふ。みんなが優しく、でもどこか真剣な目でじゃぱぱを見つめている。
「最近さ、ちょっと無理してへんか? 『リーダーだから』って、一人で背負い込みすぎやで」
たっつんの言葉に、じゃぱぱは息をのんだ。
「そんなこと……ないよ。俺がしっかりしないと、みんなが困るから」
必死に笑顔を作ろうとするじゃぱぱに、今度はえとが寄り添った。
「うちらが困るのは、じゃっぴが一人で苦しんでることだよ。リーダーだとか関係なく、じゃっぴはうちの大切な仲間なんだから」
「そうだよ!」とゆあんくんが身を乗り出す。「じゃっぴの良いところ、みんなで書き出したんだから! 聞いてよ!」
どぬくが差し出したスケッチブックには、カラフルな文字でたくさんの言葉が詰まっていた。
・いつも真っ先にバカなことして場を和ませてくれるところ!
・メンバーのことが大好きで、誰よりも大切にしてくれるところ。
・太陽みたいに明るい笑顔!
・失敗しても「次いこう!」って背中を押してくれる優しさ。
「じゃっぴがいるから、からぴちはこんなに楽しいんだよ」
のあとえとが顔を見合わせて微笑み、もふとヒロも深くうなずく。うりとシヴァは、じゃぱぱの肩をポンポンと叩いた。
溢れ出てくる温かい言葉に、じゃぱぱの目からボロボロと涙がこぼれ落ちた。ずっと張り詰めていた心が、ゆっくりと解けていくのが分かった。
「……ありがと。俺、ずっと怖かったんだ……っ」
「もう大丈夫だから」
なおきりが優しく声をかけ、みんなでじゃぱぱを抱きしめた。
それからの数日間、メンバーは「じゃっぴ甘やかし計画」を実行した。
じゃぱぱが「やりたい!」と言っていたのに忙しくて出来なかった大型建築企画をみんなで手伝ったり、大好きな食べ物をたくさん用意してパーティーを開いたり、ただただ遅くまでくだらないゲームで爆笑し合ったり。
「リーダー」としてではなく、ただの「じゃぱぱ」として楽しむ時間。それを重ねるうちに、彼の瞳にはかつてのキラキラとした光が戻ってきた。
「みんな、本当にありがとう。俺、やっぱりからぴちが大好きだ!」
満面の笑みで叫ぶじゃぱぱの周りで、みんなが嬉しそうに笑った。一人で背負う必要なんて、最初からなかったのだ。頼もしい仲間たちと共に、カラフルピーチは今日も新しい一歩を踏み出していく。