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僕は貴方が(ドス中)

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僕は貴方が(ドス中)

3 - 最終話 『貴方に脅迫をしようと思います。太宰君』

♥

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2025年04月04日

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続き、最終話です。

何故ドストエフスキーに太宰さんは電話をかけたのか?別れた本当の理由とは?

⚠️注意⚠️

ドス中・太中

ドロドロ系、結構…うん

解釈不一致・キャラ崩壊あるかもしれません

これが大丈夫な方はレッツゴー


ドス「太宰君から……」

ドストエフスキーは携帯を持って寝室を出た。


ドストエフスキーが入ったのは、洋室。

ほとんどの人が洋室を見ると言葉を失うだろう。

壁にはたくさんの中也の写真、中也についての書類、中也の情報だけたくさん入っている電子機器。中也の髪や所持品、タバコの吸い殻、かつて中也がムルソーに侵入する時身につけていた吸血鬼化を装うためのカラコンや八重歯も袋に入れて取ってある。

そんな部屋に入って中から鍵を閉める。ドストエフスキーは、電話に出た。

ドス「どうかされました?太宰君」

太宰『「どうかされました?」じゃないさ…フョードルッッ!!!話が違うじゃないか!!』

電話越しでも伝わる太宰の激しい怒り。普通の人なら恐ろしさのあまり何も逆らえないだろう。これが元ポートマフィアの恐ろしさとでも言える。

しかし、ドストエフスキーは顔色を変えず、なんならその怒りを嘲笑うように太宰と話す

ドス「『話が違う』?なんのことでしょうか」

太宰『とぼけるんじゃないよ…』

何故ポートマフィアを壊滅させたッッ!?!?

太宰『あのとき…!!”約束”したじゃないかッッ!!!!』


太宰が言っていたあの時とは

中也に別れを告げた日の朝だった。窓から陽の光が差し込む。隣には寝息をたてて寝ている恋人、中原中也。微笑ましくて、思わず髪を撫でる。

太宰が「他に好きな人ができた」というのはまるっきり嘘だった。なんなら、別れを告げた時も中也を愛していた。太宰も中也と別れたくなかった。

なら、何故別れを告げたのか

それは、その時ドストエフスキーからかかってきた電話だった。

太宰「フョードル?どうしたの?一応私と君敵同士なのだけれど」

『貴方に脅迫をしようと思います。太宰君』

太宰「…『脅迫』?…へぇ、面白い。やってみたまえよ、やれるものなら」

ドス『そう余裕を持っていられるのはいつまででしょうね…中也さんのことです』

太宰「中也?中也が何さ?」

ドス『中也さんと別れてほしいのです。太宰君』

太宰「何を言い出すかと思えば…何を言ってる?私は中也と別れる気はない。それは中也もだ」

ドス『そうくると思っていました。ではこういうのは如何でしょう?』

中也さんと別れなければ、ポートマフィアを壊滅させる

太宰「は…!?」

ドス『どうです?太宰君』

太宰「…色々言いたいことはあるけど、君にポートマフィアを壊滅させることはほぼ不可能だ。何しろ森さんや、紅葉姐さん、芥川君や黒蜥蜴、Qなどもいる。今のポートマフィアはほぼ最強だ。」

ドス『それはどうでしょう…太宰君もわかっているのではないでしょうか?ぼくの頭脳にかかれば壊滅など簡単と』

太宰「っ…、けれど」

ドス『今の太宰君の気持ち、わかりますよ。「中也さんが”家族だ”とおっしゃってるほどの大切な人たちを自分で壊していいのか」…と』

太宰「っ…君本当に悪趣味だね、フョードル」

ドス『褒めていただき光栄です。ではそろそろ決断の方を』

太宰はとても悩んだ。

中也はかつて羊の王だったが、自分がマフィアに勧誘した。

そしてマフィアをとても気に入り、「マフィアは俺の”家族”みたいなもんだ」とかつて言っていた。

そんな大切な存在を、私がただ一緒にいたいからという理由で、壊していいのか

魔人のことだ、壊滅させようと思えば、造作もなく壊滅させるだろう。

それは困る、探偵社としても、中也も職を失うし、なにより大切な人を失って嘆き悲しむだろう。

自分みたいに、大切な人を失う悲しみを中也に味わって欲しくない。

だが、中也と別れるというのも自分にとって、中也にとっても辛い

でも

太宰は決心した。

太宰「…わかった、中也と別れる」

ドス『わかりました、今日中にお願いしますね』

電話が切れた。

太宰は悔しさ、苛立ち、悲しさ、罪悪感で押しつぶされそうだった。



そして、今

同僚の国木田独歩から、一本の電話が入った。

ポートマフィアが壊滅した、と

太宰『何故ポートマフィアを…!!!中也の大切な存在だったんだぞッッッ!?!?』

ドス「『大切な存在』?中也さんには、ぼくがいますのでそんなもの必要ございません。あと職に関しては中也さんには天人五衰に入ってもらいますので」

太宰『巫山戯るのも大概にしなよフョードル…ッッッッ!!!!!これじゃあまりにも中也がッ!!』

ドス「何自分のものだというように語っているのです?太宰君、もう中也さんはぼくのです」

太宰『…フョードル…ッッ!!!!!』

ドス「そろそろ効いてくる頃ですかね…では太宰君、ご機嫌よう」

そう言ってドストエフスキーは電話を切り、中也が寝ている寝室に戻った


中也「フョードルッ…!!」

中也の目には涙が溜まっていた。あまりの悲しさに、真っ青になっている

中也「ポートマフィアが……壊滅、したって……」

ドス「っ!?どういうことですか!?どうして…」

中也「っ…俺、太宰だけじゃなくて……マフィアまでも…失わなくちゃならないのか…?首領…姐さん……芥川や、黒蜥蜴も……どうして…っ!!」

ドス「…中也さん……」

中也「…なぁ、フョードル、お前は俺の前からいなくならないか?俺のそばにずっといてくれるか…??俺のこと愛してくれるか…?」

ドス「えぇ、勿論です。ぼくは中也さんの味方です。ずっと愛してますし、ずっと一緒にいますよ…♡」

中也「…俺もだ、フョードル…♡」

くっきりと中也の群青色の瞳にハートが浮かんでいた。

何が起きたのか、それは中也を家に招いた時、フョードルが中也にだしたココアが原因だ。

ココアの中にはドストエフスキーが長年の月日をかけて開発した惚れ薬。

期間は…永久だ。

ドス「ずっと一緒ですから中也さん♡ぼくは貴方が_…♡」



太宰「はぁッッ…!!!…はぁ…はぁ……夢、だったのか…?」

なんと気味の悪い、縁起の悪い夢だ。なんだったのだろう。

ふと不安になって隣に目をやるとすうすうと気持ちよさそうに寝ている恋人、中原中也がいた。

現実じゃ、なかった

その安心感にふと胸を撫で下ろした。

すると太宰の携帯が鳴った。

誰からの電話だろうと画面を見てみるとあまりの恐怖で太宰は思わず携帯を落とす

携帯には『フョードル・ドストエフスキー』と表示されていた

なんとか平常心を装いながら、携帯を拾う。

太宰は冷や汗をかく、まさか、まさか。

そう思うながら電話に出る。すると相手はこう言った。

『貴方に脅迫をしようと思います。太宰君』

『ぼくは貴方が』END



これでドス中は終わりとさせていただきます。ここまでご愛読誠にありがとうございました。

他にも「このカプがみたい」等ございましたら、私の地雷カプでなければ可能ですので、是非是非コメントへ。

では別の作品でお会いしましょう。グッド・バイ

この作品はいかがでしたか?

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