「俺、小川さんのことが好きです!おれと付き合ってください…!」
「…嬉しい。俺も好きだよ。よろしくお願いします。」
顔を真っ赤にしてそう答えてくれた。大好きな人に好きと言ってもらえて嬉しくってあったかくて、でも甘痛いようななんともいえない気持ちになった。
だけどそれ以来、あなたは一度も僕に好きと言ってくれない。ツンツンした態度が返ってくるだけ。だから今日も伝えるんだ。
おがぴさん、好きだよ
ーーー
おがぴさん、好きだよ。
君は毎日耳元でそう囁いてくれる。俺もだよって言いたいのに、大好きだよって言いたいのに、素直になれなくていつもこう返してしまう。
やめろよ、しつこい。
そのたびにシュンと萎んだ耳が見えて、申し訳ない気持ちでいっぱいに。と同時に自分に正直になれる君が羨ましくてたまらなくなる。明日こそは言えるかな。
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てぇてぇぇえぇ