この作品はいかがでしたか?
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12⁄31
今日は大晦日。
夜桜家でもバタバタと最後の準備に取り掛かっている
昼から楽しむおせちのために暖かくして食べるもの、できたてがうまいものは早朝からしこむ
朝ごはんは昼に比べたら質素ではあるが、普段の朝よりも豪華
そんな感じで用意をし、朝ごはんを食べ終わった少しの間の休み時間
太陽に声をかけられる
「に、兄さん」
「ん?どうした?太陽」
「…//明日は忙しくなるだろうし会長達も祝いに来るだろうから先に独占したくて…へへっ//」
照れた顔で何可愛いことを言っていると思った俺は即録音した
ふっ、録音機ぐらい日常から備えてるからな
最初の照れってしたとこから録音をしている
「そうか(*´ `*)、それで何をしたいんだ?太陽」
「ん、お出かけデートもしたいんですけど…お正月になったら着る兄さんの格好も少しだけ独占したいです……だめですか?(上目遣い)」
「んぐっ…(なんなんだこの可愛い生き物は)」
「そんなことは無い、それといざ正月に着る時にどこか解れてたりしてはいけないからな」
「台無しになるなど、もってのほかだ。だからその試し着に付き合ってくれないか?太陽」
「!!はい!付き合わせてください!凶一郎、さん///」
「ああ、たのむ」
ふふ、相手が俺でよかったな♡太陽
俺がプロのスパイでなければ融通を効かせてやれなかったぞ?♡
まぁ、試着は大事だからな(既に試している)♡
その後俺は嬉しそうにほわほわする愛おしい我が妻の手を握り部屋に行って、少し時間がかかる試し着をした
細かく点検せねばならんからな(既に点検済み)
家族はそれを察してか、試着が終わる頃に買い物をたのむ
俺はアイコンタクトでお礼を言うとその買い物に見合った時間分、カフェで休憩もしたりして太陽と数時間限りのデートを楽しんだ
「太陽、たのしかったか?」
「はい!とても楽しかったです、ありがとうございます凶一郎さん」
「ふふ、全然構わん、お前は俺の愛おしい嫁だからな♡」
「それじゃあ買い物もしたし帰るとするか、太陽」
「はい!帰りましょう兄さん!」
大晦日はまだ始まったばかり
コメント
4件
最&高!! そうですね、大晦日はまだ終わってないですね、😏にや
あーーーーーっ…好きです…最高です