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心の奥の真の気持ち
💡『んッ…』
💡『あれ、ここは…?』
目が覚めると俺は知らない所にいた。辺り一面暗くてよく分からない。が、何故かここにいちゃいけないと俺が警告している。
💡『ど、どうにかして逃げないと』
ジャラ…
一刻も早くこの場から逃げようとした瞬間ジャラ…と言う音が聞こえた。
💡『え、…?』
💡『な、何これ…鎖、?』
💡『ッ…取れない、!』
どうにかして鎖を外そうとしていると急に眩しくなった。
💡『うわッ、!眩しッ…』
今まで暗いとこにいたから急に眩しくなって目を瞑ってしまった。
???(オキタカ
💡『だ、誰だ!』
眩しくて姿がよく見えない。細目でみてみると見たこともない程真っ黒。顔すらも見えない。
???(ボク?マァキミタチニワカリヤスクイウトコザカシーダヨ
💡『ッ!?!?』
💡『俺を攫って何する気だ!』
???(マァマァ、オチツケ。キミニキガイヲクワエルワケデハナイ。マダナ
💡『…まだ、?』
???(ナンデモナイ、……コノスガタデハフベンモオオイ。キミモコノスガタジャアレダロウシ、ヒトガタニナルヨ
💡『は、はぁ…』
ボフッ
???”やっぱこっちの方がいいな”
💡『え、誰!』
???”ん?あぁ…さっきのこざかしーだよ!僕の名前は一応痍悪楽(いおら)って言うんだ!!よろしくね!
急に煙が上がったと思えば目の前に現れたのは可愛い見た目をした少年。見た目は可愛いのだがなぜか戦慄する。
💡『い、おら….?』
痍悪楽”そう!これからはその名前で呼んでくれると嬉しいな!”
何故か戦慄してしまうが、たまに見せる少し子供っぽいところがどうにも愛らしい。
痍悪楽”あだ名つけてくれても良いよライ!”
💡『え、..なんで俺の名前知ってんの?!』
痍悪楽”え〜?まぁ…色々?”
痍悪楽”ま、話はこれまでにして…さ!実験の時間だよ!
💡『実験…?』
痍悪楽”そう!実験!!僕達は強烈な闇を抱えた人を仲間にするってのが目的。”
💡『はッ!?いやいや、俺は闇なんて抱えてないし、てかヒーローだし!』
痍悪楽”ヒーローだから闇を抱えないわけではないよ。だって君はさ助けられてる側の市民に悪口を言われて…心の奥ではどう思ってる?笑本当の自分に問いただしてみなよ
💡『はッ、?笑…俺はッ…俺は……….』
俺はッ…俺は………..ずっとずっと憎かったんだ。何もしてない奴が文句ばっか言って心底憎かったんだ。
💡『憎かっ、たんだ…..』
痍悪楽”そっかそっか…でももう大丈夫。僕が君をすぐに楽にしてあげるからね。』
いおらはそう言うと不気味にほくそ笑む。
その瞬間俺の脳に猛烈な痛みが走る。それと同時に誰かが俺の脳にブツブツ言っているのが聞こえる。
💡『う”ッ!がはッッ、!!いだッ…ッッ!』
痍悪楽”それを耐えたらもう後は楽になれるから…それまでの辛抱だよ♡”
💡【あ”ぁ”ッ〜〜ッッッ”、!!!】
さっきまでブツブツ言っていたのが徐々にハッキリと聞こえて来るようになった。
お前ヒーローなのに人を助けることもできねぇのかよwww
((なんでお前らに言われないといけないんだよッ.. ))
お前いない方が仲間も喜ぶんじゃねぇーの?wwww
((仲間はッ…そんなことッッ…!!))
💡【あ”ぁッ!う”ッぁ”ッ!】
俺は…ヒーローなのに…みんなみたいに瞬時に助ける事もできない。この1秒の差で命が奪われる可能性があるってのに…市民の命を背負ってるのにッ……俺は出来損ないだ。
俺はヒーローと言う名を名乗る資格なんてない。みんなみたいに強いわけでもない。なんならみんなの足でまといだ。
そうだよな…仲間もこんな奴いて欲しくないよな…でもそう思っててもみんなと笑って泣いて支え合ってきた…だからきっとみんな は俺をヒーローとして認めてくれてる。そう思い込んでしまう自分がいる。いや、そう思いたいんだ。
💡【う”ッぁ…】
俺は色々な感情が一気に溢れ出した事で頭がパンクしてしまい気絶してしまった。
痍悪楽”あ〜あ、気絶しちゃった。詰め込み過ぎちゃったかな?ま、いいや結構ダメージもあったみたいだし、闇もここに来た時よりも遥かに大きくなってる。あぁ〜今まで一緒に過ごしてきた仲間が突然ヴィランになってたら仲間達はどんな表情するんだろうな♡楽しみだなぁ〜(ニヤッ)”
痍悪楽(いおら)くんの紹介
性格
傷つけることが大好き 絶望した表情が大好物。 1度気に入った物は自分が飽きるまで絶対手放さない。
好きな〇〇
人間の絶望した顔
嫌いな〇〇
市民 ヒーロー 不屈の精神