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うんぴーず曲パロ

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うんぴーず曲パロ

5 - 悪役には何も。(ぴんわお)ピンセラ

♥

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2024年08月19日

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わお「ピンちゃん、!あのね、僕…」

ピン「?どしたの?」

わお「ピンちゃんのことが好きなんだっ‼///」

ピン「そ、そうなんだ…じ、実はボクも、わおちゃんのこと好き、!」

わお「良かった、!」

シナリオ通りの恋はもうすぐ終りを迎える。

セラ(シナリオ通りって自分で思ってるけど、観客はいないし、孤独なステージなんよなぁ…)

私はピンちゃんが好きだった。

でも、私じゃ釣り合わないようで、私は二人をくっつける為に悪役にならないと。



立ちすくむ二人の影。



スポットライトが照らす。


決められたセリフ通り、二人のために、私はさよならを告げなきゃ_

だって、慰めの言葉をどれだけ並べたって、結末はもう変わることはない。

私の思いは報われない。

最後にけじめを付けるためにも、

ちゃんとピンちゃんが私を大嫌いになれるように


【最低最悪】の私を演じる。

セラ「そんな大した理由もないくせに、子供みたいなことばっかしやがって!」

ピン「え、?」

半端な優しさなんて、毒にも薬にもならないよ…

だから、

二人の幸せを願うなら、

【傷付ける勇気】がいる。

セラ「だから、恋愛ごっこしてて青春してッいい御身分だなって…言ってんだよ」

足下に溢れるその涙の数さえも、はじめから決まってる。抗うことはできない

ハジメカラキマッテル。アラガウコトハデキナイ。

ハリボテのような薄っぺらい街が夕焼けに染まって、私達が会うことはなくなることを教える。

見てくれを整えるために着飾った恋愛感情は脱ぎ捨てる。

そうなくす。

一瞬暗くなった隙に、ピンちゃんの手を握りしめて

遠い何処かへ連れて行こうか?

そんな想像をする暇さえないくらいに、一分一秒が過ぎていく。

ピンちゃんを今いるところに置き去りにして、

振り返ることなく立ち去る。

もう顔も見たくないってくらいに、

【最低最悪】の私に、なれたかな…?

ゆっくりとこの恋は終わっていく。




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