upの事、ずっと待ってたとき…
やっと戻ってきたと思ったら、凄く焦っていた。
「lt、取ってきたよ!けど、ごめん……えっと、、ほら、職員室行ったら先生に話があるって言われて💦
ごめんけど、傘は渡しとくから、一人で帰ってもらえる?」
急な情報に、戸惑い返事も焦ってしまった。
lt「あ、わ、分かった…!」
とにかく、渡された傘を受け取り、
一人にしては、少し大きい傘を広げた。
ザーザーッッ
雨はどんどん強くなるばかり、
ただ、傘が大きいおかげか、中々濡れずに済んでいる。
「はぁ、久しぶりに一人下校だなぁ〜」
最近はずっとupと登下校してたから、そっちに慣れてしまった。
あ、別 ~ に…寂しいとかじゃないからね!?//
「はぁ、upとあんな関係になってからこんなのばっかじゃん… /// 」
少し、ぽけぇっとしながら、帰り道をゆっくりと歩く。
しばらく進んだところだったか。
校門を出たのは随分と遅かったはずなのに、後ろから声が聞こえた。
「〜〜〜〜〜〜」
「〜〜〜〜〜〜〜〜」
声的に、男女二人組…?
気になったから後ろを振り返る。
するとまさかの、人が居た。
「─────upぁ…!?」
up「え、あッ、lt ………?」
私が大きい声を上げたせいで余計にupも驚いている。
??「あ ~ これが例の彼女さんかぁ」
隣の同級生と見られる女の子もそう呟いている。
「え、なに?up、隣の子は誰?」
up「あ、この子は、srimrさん。えっと、たまたま廊下で出会って、傘、入れてもらうことにしたんだ」
「っあ…そうなんだ……」
なんか、心がモヤってした気がするけど、そんなのも気にしてられない。
「っていうか、何!例の彼女さんかぁって!?」
rimr「ふふw良いじゃないですか、中々良い彼女さんじゃない〜?」
「私はlt!良い彼女さんとか呼ぶな、しかも、すげぇ上から目線。偉そうなんやめてもろて」
rimr「良いじゃん〜、というか貴方嫉妬してるんだよね〜??」
up「え、ltが…?w」
「はぁぁッッ!?違うからッッ…!upなんかに嫉妬しないもん…
というか、rimr!どういう目的だよ!」
rimr「え、初対面で呼び捨て!?良いですけど……」
up「とにかくストーップ!今は雨降ってるから早く帰ろ?」
rimr「はい ~ あ、私こっちなので!さようなら〜」
そう言ってrimrさんは、別方向へ向かった。
そして、少し気まずい空気が流れる。
up「…ねぇ、lt。あのrimrってやつに嫉妬したってホント?」
「はぁ、そんなのも信じてるのッ!?するわけ無いじゃん…ッッ///」
up「ふっw してくれたんだ〜?♡」
「っ…upのバカぁ……」
up「はいはい、どうせ一人が嫌だったんでしょ〜?」
「べ、別に……」
up「もう、いい加減に素直になりなって。」
「はぁ、うるっさい…// ねぇ、この関係が嘘だってこと、分かってるの?」
up「ははっ、っ分かってるって〜」
「も、流石にやり過ぎ!/// 」
up「分かった、もうやめるから普通に、話そ?」
「ん、分かった……」
そう言って、またきっちりした二人きりの下校が始まった。
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