※あらすじ必読
Dzl社・🐷🍌・付き合ってません
「…はぁ……」
会議後、会議室でひとつ小さくため息をつく俺の片思い中のおんりー。好きな人がため息ついてる所なんてほっとけない。だからと言ってぐいぐい聞き出したりするのもよくない…。優しく寄り添うぐらいなら…と思い優しく声をかけた。
「おんりーどしたん」
「んーいや…別に、」
「そうか〜?」
おんりーがため息だなんて珍しいし……なにか悩み事あるんじゃ…。
「なんかあったら相談してよ?」
「うん……ありがと、」
おんりーは俺に悩み事を相談してくることが多い。些細なことだったり大事な悩み事だったり、色んなことを相談されては一緒に解決していた。そんなおんりーが悩み事を俺に隠してしまう…。いや、悩み事なのかは分かってないけど、。
「悩み事なら俺の事頼ってよ…?」
「……うん、」
「……あ、僕この後用事あるから…またね」
「あ、おけ…」
おんりーは荷物を素早く手に取って会議室を出て行ってしまった。なんか言い出しにくそうにしてたなぁ、。もし、俺以外のメンバーとかに相談してたら……やだな、。
〈ある日〉
「はぁ……」
また2人きりの会議室。おんりーが前と同じようにため息をついた。やっぱり悩み事あるんじゃ、。
「おn、」
「めん…」
声をかけようとしたときおんりーが隣の席に座って名前を呼んできた。もしや…相談、?
「あのさ……また相談したいことあって、」
「どした」
相談してくれるのか、!良かった。嬉しい。そんな喜びを抑えながら話を聞いていく。するとおんりーが下を少し俯いて話した。
「その、…す、好きな人…?が、//」
「えっ?!!す、すす好きな人??!」
「ちょっ、うるさいなぁ、!//」
顔を真っ赤にしている。そんな…かわいい顔初めて見た。それよりも、好きな人…???俺の片思い中の人に好きな人が…?あの恋愛興味無しのおんりーが、?好きな人…?
「え…そ、その…好きな人って…」
「教えるわけないでしょ…ばかっ、//」
なんか当たり強くね?
「どんな人?!」
「優しい…人、?//」
「どんな風に?!」
「…そ、相談のってくれたり…とか、?//」
相談…?俺以外の人に相談なんか…してたの?そりゃ、するだろうけど…いつも相談をしていてくれた俺以外に相談…。嫉妬するだろ。勝手だけど…。
「…そ、そう」
「それで、?」
「…ずっと好きなんだけど…全然振り向いてくれなくてっ、…」
「どうしたらいいかなって…」
恋愛相談…。聞く相手間違っとるぞ。婚約社がいるドズさんとかに聞けばいいのに。まぁ、今は俺に相談されてるんだし…。
「んー、…アピールするとか?デート誘ってみたりとか」
「あー、アリかも…」
「自分から攻めていけばいいんじゃない?」
「それかもう告白するか」
「告白かぁー…、//」
「んー、まぁ試してみる、ありがと」
「うん」
そのまま会議室を出でどこかに行ってしまった。数分して俺も会議室を出で帰宅した。
「…メッセージ…おんりーからか、」
🍌『次の休みいつ?』
🍌『どっか空いてたら2人で出掛けたい⸜(๑’ᵕ’๑)⸝』
「…絵文字…かわい、」
これはデートのお誘いと扱っていいのか…??だって “2人で” なんだぞ?!これは行くしかない!
🐷『日曜日空いてる』
🍌『じゃあ日曜日どっか行こ』
🍌『気になるデザート屋さんあるからそこ2人で行かない?』
🐷『いいよ』
🍌『やった\( ´˘`)/』
ちょこちょこ絵文字入れてくんのかわいすぎるんだよな…。
🍌『今から電話できる?』
🐷『いいけど、どうした?』
既読付くけど…返信遅くね。
🍌『声聞きたいかも』
「はぁーっ、?!…なんだこいつ殺す気か…、」
おわります
コメント
5件
Men、なぜ気づかないんだ、、!?
心臓が握り潰される感覚がッ…_:( _ ́ཫ`):_
てぇてぇ🥹