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「奏汰大丈夫か?」

俺を無理やり田舎に連れてきた化け狸が荷台にいる俺に喋りかけてきた。


『大丈夫な訳ねぇだろ……ケツは痛いし寝心地は最悪だし』とブツブツ文句を言ってると元気そうだなと隠神は言って依頼主とまた喋りだした。


今回の依頼は昨日まで生きてたはずの腐った死体の調査それと……


ん?まだ昼間なのに畑仕事…学校には言ってないのか?それにあいつ妖怪だろ……


あ、こっちみた。とりま手振っとこ


キキッー


『ビビった…』


「奏汰大丈夫か?」


『大丈夫だ』

鹿?


『何で鹿を追い越さないんだ?』


「ここの特産品だから追い越せないんだと」


『暇だしちょっと散歩してくる』

さっきの男の子気になるし


「気おつけろよ」


『へーい』

何処にいるかな……

あ、居た。


『ねぇ君こんな時間に畑仕事してるの?学校は?』


「行ってないです。それでは」


『いや、ちょっと待ってよ』


『はい、自己紹介』


「これなんて読むんですか?」


『えっと読み方は緋翠奏汰。漢字分かりにくいよな』自分でも昔書けなくて名付けた父に向かってドロップキックしたな〜懐かしい……


「翡翠奏多さん……」


『あ、奏多でいいよ。敬語もなし』


「奏多、よろしく。」


『よし、じゃあ俺もう行かないといけないからまたね!夏羽君』


俺は自分の名前を呼ばれて驚いてる夏羽を置いて宿に戻って隠神と合流した。


『ねぇ隠神、あの子殺さないといけないのかな?』


「依頼だからな…ってお前洋服のまま風呂入るなよ」


『別にいいだろ?それにこれは水着だ』


奏多の背中には何百年か前の教え子につけられた大きな傷跡がありよく知らない人に哀れみの目を向けられていたのでそれが嫌で隠すようになった。



『それにしても本当に殺さないとダメかな……』


『俺、案外夏羽君のこと気に入ってるんだけどな~』


『いっその事この村の人には内緒で連れて帰っちゃうか』


「お前あんな過去があってよく半妖を嫌いにならないな」


『まぁ人間も半妖も妖怪も同じ様なものだろいちいち嫌いになってたら時間の無駄だよ~』


『人の気配するし俺先出るね~』


次から給仕は朝会った子にしてって言っといてと隠神に伝え部屋に戻り布団を引いて眠りについた。



どうも!主です。


第1話はどうでしたか?


それでは次の話でお会いしましょう!

次こそは何も俺から奪わせない

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