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書きました!!
投稿サボってごめんなさい(>_<)💦
〜思い出を本の中に〜
ぺらぺら。
静かな部屋に、本をめくる音だけが落ちていく。
「忘れられないからって、こんなのに執着して……ほんと、バカみたい」
誰もいない部屋で、私は一人そう呟いた。
視線の先には、ページの間に挟まれた一輪の薔薇の押し花。
あの人から貰った薔薇。
枯らしたくなくて、形だけでも残したくて
押し花になんてしなければよかった。
黒い薔薇の花言葉は、
死ぬまで憎みます
永遠の愛
滅びることのない愛
相反する意味を並べて、どれを本心だかわからなくするなんて。
本当に、ひどい人。
「あなたはあくまで私のもの」
そんな花言葉も、確かにあったはずだ。
もしこれが、私を縛るための薔薇だったのなら。
あなたの思惑通りよ。
私は今も、こうして手放せないでいるのだから。
そっと薔薇の押し花を本に閉じ、
その本ごと、机の奥にしまい込む。
私、あなたのこと一生忘れられない。
あなた以外の人なんて、もう考えられない。
この薔薇を貰ったあの日から、
私の心は、全部あなたのものになってしまった。
——ああ、きっと。
私は、あなたに呪われているんだわ。
どんな風に書いてたか忘れちゃいました(. . `)