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#二次創作
社不のに-とཐི♡⃘ཋྀ
130
94
杏 仁 豆 腐 7 2 丁
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※ご本人様には全く関係ございません。
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すれ違い?
これは、僕は悪い。
いや、やっぱり君が悪い。
でも2人とも悪い気もする。
…..難しい事わっかんね!
白い白詰草の咲き乱れて居る花畑で。
君は咲き誇る花々にも負けないくらいの綺麗な笑顔で笑って居た。
それから君は、俺の前で笑ってくれなくなったよね。
何でかな。
どうしてだろう。
何をすれば良かった?
どうしたら君を
〝救けられた?〟
日を重ねる度に君は、上手く笑う様になった。
増えて行く傷に気付かない訳も無かったけれど
指摘して、下手に心配して、嫌われちゃったらどうしよう。
そんな不安が脳を支配して、何も言えなかった。
君が此方を見る時は何時も、笑って居た。
辛いのを隠すみたいに。
「大丈夫?」
って声を掛けると必ず
「大丈夫だよ」
って返ってくるんだ。
とても哀しそうに笑って。
どうしたら君を助けられるか
考えたんだ。
あの時の足りない自分なりにも
頑張って考えたんだ。
そうしたら
プロポーズ。だってさ。
今だったらまだ、そんな洒落た事はしようと思わないと思うけど。
あの時は其れで君を助けられるって。
本気で思ってたんだ。
ずっと一緒に居ようって。
大人になったら結婚しようねって。
君が好きだった白詰草の指輪も一生懸命作った。
不器用なりにも。
次に会った時に渡そうって
ポケットに入れて、大事に握り締めて。
作った次の日に、君に会えたから。
プレゼントしたんだ。
勿論いつも一緒に行く花畑まで行ってさ。
「大人になったらけっこんしよう。
それで、みんながしらないばしょに、ふたりでいこう。
ずっとずぅっと君の側に居るから、だから、笑って。」
って。
そうしたら、やっと笑ってくれたんだ。
俺の知ってる、綺麗で、何処か照れ臭そうな顔で。
瞳をキラキラと輝かせて。
指輪を受け取ってくれた。
其れからは、ずっと一緒に居た。
約束したから。
君を守るって
助けるって
だけどやっぱり
出来ない事の方が多かったみたいだ。
君はまた、微笑わなくなっちゃった。
どうして?
また、辛くなっちゃったの?
だって、ちゃんと考えたんだ。
君はいつもクラスの子に何かを言われて笑ってた。
プレゼントも貰ってたね。
誕生日の日に。
クラスの子が
「今日はこさめちゃんの誕生日だったよね!」
って言って。
手を引いて何処かに行った。
プレゼントを渡しに行ったんだよね。
じゃあどうして。
何が足りなかった?
学校でも笑ってたじゃん。
家での楽しいお話も聞かせてくれてたじゃん。
何で。
笑ってくれなくなったの。
何回聞いても「大丈夫だよ」って。
其れしか言わなくなったの。
先にいっちゃったの?
其の内、何がしたいかも分からなくなった。
君を笑わせたいの?
幸せにしたいの?
助けたいの?
じゃあ其の為にどうするの?
そんな事を沢山考えるのも
疲れちゃったんだ。
もう、無理じゃんって。
出来る最大限の事をして
無理だったんだから。
俺には無理だったんだよ。
…..でもさ、約束しちゃったから。
君の側に居るよ。
君を守るよ。
って。
それを守らなくちゃ。
君を守って居なきゃ。
プロポーズなんて事したんだから
好きで居なきゃ。
愛さなくちゃ。
そうこうしてる内に、俺らは中学生になった。
中学校は離れちゃったんだ。
君のお母さんが「私立に行きなさい」って言ったんだって。
新しい環境で。
新しい友達を作って。
君との距離はどんどん離れて行った。
たまに2人で遊ぶこともあったけれど、
その頃にはプロポーズをした事は朧げで、殆ど覚えていなかった。
其れでも、君は前より酷い傷を負って居て
流石に何も言わない訳にもいかなかった。
「大丈夫?最近何かあったの?」
そう聞いても君は
「こんなのなんてことないよ」
と曖昧に微笑んで見せた。
なんとなく。
此れ以上きいてしまうと、君は何も言わなくなる気がして。
何も聞けなかった。
俺は平凡な、普通の家庭に生まれて
普通に育てられて
普通に友達も居て、普通に生きて居て。
だからかな、
君の痛みを理解してあげられなかった。
どう頑張っても
どれだけ考えても
きっとまだ、足らなかった。
¿?¿?視点
『おとなになったらけっこんして、
ここにいるみんなのしらないばしょに、ふたりでいこう!
ずっと、きみのことまもるから!』
そう言って微笑み掛けてくれた貴方はもう居ないのかな。
貴方が幸せになる事はいい事だよ。
白詰草の指輪なんかに囚われずに
自由に生きてね。
私にとっては、君だけが光だったんだ。
何もかもがモノクロで、お先真っ暗なのかなぁ
なんて、半ば人生を諦めて居た時に
貴方は私にプロポーズをしてくれた。
苦労して作ったのが伝わる指輪なんて渡しちゃって。
嬉しかったんだ。
貴方と言う存在が輝いて見える程に。
私にとっての生きる意味だったんだ。
けれど、そんな気持ちは君には少し、重過ぎたのかもしれないね。
中学校に上がってから、すっかり一緒にいる機会が減ってしまった。
学校自体が離れた事もあると思うけれど
貴方から私に会いに来る事は無かった。
一度だけ。遊びに行ったね。
貴方は変わらず優しく笑って居たけれど
やっぱり私の気持ちには気付いて無かったのかな。
多分、傷だらけの私を見て心配になったのか、
『大丈夫?』って訊いてくれた。
でも、貴方に心配掛けたく無かったからさ。
『こんなのなんてことないよ』って。
嘘言っちゃった。
だって、下手に自分の気持ち吐き出して
嫌われちゃったら嫌だから。
ねぇ、突然だけど私の最後のお願い、きいてくれる?
…もう一度、プロポーズしてくれない?
嘘でもいいから。
2人で逃げようって
好きだよって
言ってくれない?
無理なお願いだね。
分かってる。
ちゃんと分かってるよ。
だから
だから。
此れからは1人でちゃんと生きるんだよ。
漸く気付いた頃には、もう手遅れだったみたいだ。
君は凄く重たい荷物を1人で抱え込んでいたんだね。
どうしようもない後悔に苛まれ、暫く何も出来なかった。
君には、幸せになって欲しかったんだ。
でも、よく分からない。
だって、頑張り過ぎて疲れてしまった君に
頑張って生きて、幸せになってね
だなんて、あまりにも無責任で
あまりにも酷過ぎる。
君にとっては
この世の全てから解放されて、
楽になれる方が幸せだったのかもしれないね。
ここで沢山考えたところで、
君の気持ちが知れる訳では無いんだ。
…..もう君の事分っかんね!
君のお母さんから聞いたんだ。
机の上に俺宛ての手紙があったんだって。
『ちゃんと1人で生きるんだよ』
そう書いてあった。
最期まで俺の心配をするんだな、と
彼女らしいと思ったが
やはりその分、自分の事も大切にして欲しかったな。
なんて願うのは
身勝手なのでしょうか。
どれだけ問い掛けても君は
答えてくれないね。
きみは優しかった。
みんなが君を笑っても、君は何も言わないでただ微笑んでいた。
がまんして、がまんして。耐え切れなくなっちゃったんだね。
好きって、まだ一度しか言えてなかったよね。
きっと、君が言って欲しかった言葉なんじゃ無いかな。
だから、今日も君が向こうで幸せになってる事を願いながら。
𝑭𝒊𝒏.
シロツメクサ(白詰草)の全体的な花言葉は
「幸運」「約束」「私を思って」です。
また、少し怖い意味として
「復讐」という花言葉もつけられています。
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