コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「んー!このパイ、おいし〜!」
そういいながら、貴方は幸せそうな顔でパイを頬張る。今日は、2人で有名なパイのお店に行こうって話になって、2人とも何も予定がない今日を選んだ。
「もっと他の頼めばよかったね〜」「そうだね、でも結構混んでるからね」
あまりにも有名なのか、行列ができており、メニューを頼むまでが大変だった。でもこうして貴方とパイが食べれてる。それだけで、幸せだ。
「あ、ソースついてるよ」「んっ!…あ、ありがとう!」
はっと気づいた時には遅かった。いつもモフィールさんが沢山頬張って周りにソースとかつくことが多いからついいつもの感じで……。体が徐々に熱くなっていく。その衝動のせいか、貴方がすごく潤って見える。
「…ゆきちゃん」「…ふぇ!?」「うわぁ?!ご、ごめん!驚かせちゃった?」「んいや…別に」
雰囲気が変になっていく。何故か貴方は、少し期待した顔をしている。何に期待を?何を私に、求めてるの?
「…これ食べ終わったら、公園に行って、のんびり…私はしたい…かな」「…そう!分かった!」
何故か貴方の表情が少し期待が外れたような顔をした。たまにこんな事をしてくる貴方を、私は少し不思議に思う。