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*大好き__愛してる____*だからもう、私には会わないで_____

*お願いだから_____幸せになって_____

耳元でいきなり言われ、自分が困惑していると彼女は泣きそうな弱々しい声で、でもよく聞こえる声で、言い放った言葉は

*……………大っ嫌い、

その一言だけだった_____


彼女とはあれから会っていない。会えていない。どこにいるかもわからず、ただ自分のせいで居なくなったことだけわかっていた。後を追うにも直前で怖くなり、辞めてしまう。彼女と再開したのは、死ぬ勇気もないのに大量に薬だけを飲み、倒れて病院に入院した時だ。

—あっ、、、

気付くと泣いてしまっていた。久しぶりだねとか感動的な言葉とかを言いたかったけれど、先に涙が来てしまった。泣きながら必死に考え、やっとの思いで出した言葉。

—やっと、あえた、、

今にも消えそうな、喉から搾り出したような醜く、儚い声。その言葉には、多くの感情が詰まっていた。だがそれが彼女に届くことはなかった。


*あなた_____誰、?

—えっ、?

思わずでてしまった困惑の声。泣きながら困惑している自分を彼女はみると、焦って今の自分の状況を知らされた。

数ヶ月前からの記憶は断片的なものしかない。性的暴力を振るわれ、その恐怖からの記憶障害だそうだ。数日前まではもっと覚えていたけれど、日月が経っていくことに忘れてしまう。記憶とは儚く、脆いものだと気付かされた。

記憶障害だからこの病院にいるそうだ。試しに自分のことを覚えているか聞いてみた。そしたら、覚えていない、否、思い出せないと言った。その言葉を話していくうちにどんどん涙声になっていった。

そして、ボロボロと涙を落としながら彼女はこう呟いた。

*わ、わかんな、い_____

けど__________忘れちゃいけない気がする_____

自分はなるべく優しく微笑み、思い出さなくて良いよ、大丈夫だからと答えた。よく考えるとこの答え方は正しかったのだろうか?それでもまあ、彼女は喜んでいるみたいだし別に良いかと考えていると、彼女がいきなり喋り始めた。

*昔、すごく優しくて、好きな子が居た

*だけど、何も出来ずに、もう、会えなくなっちゃった

*その子には好きな人が居たし、そもそも性別同じだし、、それに、私にあの子は勿体無い

*優しいし可愛いし、努力家で、自分のこと馬鹿だって言うけど頭良くて、自分のこと棚にあげなくて、それでもう、なんか、私と違っていっぱい良いところあって、すごく好きだった、愛してた

*その子のためならなんでも出来た、

その子とは誰のことだろうか。記憶喪失にも関わらず、こんなに良いところがすぐに言える人なんだ、とても愛されていたのだろう。考え事をしているとまた彼女が口を開いた。

*なんでだろ、君といると安心する…

*まるで_____好きだったあの子みたい_____

窓から桜が散るのがみえる。あぁ、やはり君が好きだ、





主ゾーン

フィクションです!突然の思いつきのやつ、wテラーノベルでは初作品、?かな。

*これで始まるのが彼女が喋る時で

—で喋る時は自分?が喋る時ですね。

何もないのから始まるのが自分の心の中的な、?←なんで作者がわかってないねん

過去になんかあったような〜この後二人はどうなるのか〜色々気になりますが今の私には過去編も続きも書く気力がないのです、。まあ短編ということで、過去に何があったか、や続きはあなたのご想像にお任せします。

っつーことでぇ〜、、、、んじゃ、乙!

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