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ごま油ぬりぬりんちゅ
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ini×ymmt
ymmt視点
ある比較的暇な日の夜。
僕らは夜、クイズをしたり酒を飲んだりしていた。
椅子で足を組んでいた伊沢さんが急に口を開く。
伊「王様ゲームしよーぜ」
福「何?合コン始まった?」
須「おもろそーだな」
酒が回っているせいか、みんな肯定的だ。
鶴「いいんじゃない?」
ソファのクッションに埋まってる鶴崎さんも返事をする。
伊「今いるのは、ふくらと、鶴崎と、須貝さんと山本か。」
『僕もやるの?』
須「当たり前だろ」
「こんなん大人数であればあるほど面白いってんだから。」
『まぁ、いいけど。』
伊「よっしゃ、やるか」
福「ここにいつぞやの籤引きあったよ」
とんとん拍子に進んでいく。
伊「せーの!」
「はい、王様だーれだ!」
須「っしゃぁ!俺だ!」
最初の王様は須貝さんだ。
須「じゃ、一番が俺にジュース奢り!」
伊「くそぉぉ、俺じゃねぇか」
鶴「じゃあ、三番が野菜を食べる、」
福「俺じゃん!」
「うがぁ、野菜の味…」
罰ゲームが続く。
福「じゃあ、二番が女装してコンビニで酒買ってくる」
『うそ、僕じゃん』
伊「いいぞー、行ってこぉい」
もう伊沢さんはあまりにも酔っている。
須「そこらへんにワンピースあったぞ」
『やだよぉ、これ』
伊「いーじゃん、似合ってるよw」
『結構スカート短くない?』
みんなの悪ノリにより、僕は女装させられて、コンビニに行かされるはめになった。
『はずかし、誰にも会わないうちに帰ろ』
最悪だ。
コンビニの前にヤンキーみたいのがたむろしている。
モブ「君、可愛いね」
モブ「俺らと楽しいとこ、いかね?」
『っ…、』
恐怖で声が出ない。
モブ「ほら、いこーぜ」
腕を掴まれて引っ張られる。
『ゃ、たすけ、 』
乾「何してるんすか」
乾が近づいてきた。
買い物帰りだろうか。
乾「そいつ、俺の彼女なんすけど」
モブ「なんだよ、彼氏いんのかよ」
ヤンキーたちが離れていく。
乾「で、山本さん、何やってるんすか」
『え、気づいてたの?』
『これ、罰ゲームで…』
乾「見たら分かりますよ」
「好きな人のことくらい。」
『え?』
時間が止まった気がした。
乾「希少性の原理ってやつですよ」
「人って、手に入りにくくなったものほど、価値を高く感じるんです」
「俺、山本さんが男に連れてかれるのを見て」
「…急に嫌だと思った。」
「それで、俺は山本さんのこと好きって気づいた。」
乾の顔が暗がりでも分かるほど真っ赤に染まる。
『いぬい…』
『ずるいよ、そんなこと言われたら…』
僕の顔もきっと真っ赤なんだろう。
それは、酒のせいじゃないことは、明らかだった。
コメント
3件
好きぃぃぃぃぃ あの、ねぇ、あの...神ですか???
第十四話、読んだわ! 王様ゲームからの女装罰ゲームって、あのメンバーならではのノリだなって思ったんだけど、まさかヤンキーに絡まれて乾が助けに来るとは…。『好きな人のことくらい』って、普段クールな乾が真っ赤になって言うからこそ刺さるわ。ymmtの『ずるいよ』も照れ隠しっぽくて可愛かった。理屈っぽい言い訳しながら顔真っ赤とか、ギャップ萌えしかしない🔥