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5 - 贈り物

♥

602

2026年02月08日

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この作品を読む前に、知っといてほしいです!!

[ブレスレットをプレゼントする意味…]

「束縛」、「永遠」

また、左腕につけるのは「精神的な変化を望む」という意味がある。

[ネックレスをプレゼントする意味…]

「ずっと一緒にいたい」

月は太陽に照らされて輝いている

この意味を考えながら、ぜひこの作品を読んでください!!

コメントで考察などもしてくれると、ほんっとに嬉しすぎて宇宙までぶっ飛びます(?)

「」…h、t

『』…e

------------------

あの人からもらった贈り物は、未だ外せないままでいる。

「永玖さぁ、それずっとつけてるよね」

『あぁ…これ、?』

「だって、外してるところ見たことないし…お気に入りなの?」

『お気に入り…ではないけど、』

『…なんか、外せなくて,笑』

あの人がお揃いでくれた、左腕につけているブレスレット。

少し古くなってしまっていて、事ある毎にメンバーが “新しいの買ってあげるのに” なんて言ってくれるけど、俺は決まって同じ返事を返す。

“別にいいよ”って。

だって、俺のあの人に対する気持ちが込められた、大切な贈り物だから__ 他のものなんかで代用できるような、そんな軽いものではない。

…ただ、 未だにあの人からの愛情に溺れているのかもしれない。

あの手の温もりも、俺だけを見つめる瞳も、注がれる愛情も…あの人から与えられるすべてに、ずっと囚われている。

だからこそ、この贈り物を手放せないままなんだ__。

「….」








































































撮影用に借りた真っ白な空間のスタジオは、窓の外から差す夕日のせいか、少し橙色に染まっている。

スタッフやメンバーは既に帰ったみたいで、気がつけば俺だけがスタジオに取り残されていた。

「、はぁ~…」

誰もいないのを良いことにひとつ大きな溜め息をついたあと、撮影のときにメンバーが座っていた椅子へと深く腰掛ける。

さっきまで使っていたからか、微かに人の温もりを感じ、それを確かめるように指先で椅子の縁をなぞっていく。

『…この椅子、』

(たしか..颯斗だったよな、?座ってたの…)

『….』

(なんか…ちょっと変な気分、/)

最近なにを思いだしたのかわからないが、前よりも “可愛い” と颯斗に言われることが多くなり、妙に意識してしまうようになった。

…別に、好きとかそういう訳ではなくて。

ただ、あの人のことがあるかぎり、俺の颯斗に対するこの気持ちは、言語化 しないと決めている。

一度名前を付けてしまえば、認めざるを得なくなってしまうから。

だから俺は、”まだ” この気持ちに名前は付けないし、認めもしない。

…それでもなぜか、気になってしまう。

『俺のこと、どう思ってんのかな…』

「誰が?」

『、ッ…!?』

この部屋にいるのは自分だけだと思っていたため、急な誰かの声に驚いてしまい、思わず身体を縮こめる。

一体誰が言ったのだと声がしたほうへ目線を向けると、扉に持たれかかりながら腕を組み、こちらをじっと見つめている颯斗と目が合った。

『は、やと…ッ?』

『なんで…っ、』

「…忘れ物。」

『忘れ..もの、?』

“あれ” と颯斗が指を指したものは、机の上に置かれた、少し高そうな感じがする長箱のケース。

大きさ的に、アクセリーなどをいれるケースなのだろう。

『ぇッ、それ颯斗の..?』

「そうだけど..ぇ、なんでそんな驚いてんの?笑」

『いや、だって…』

普段、こんな高そうなケースにいれられたアクセサリーを買っているところを見たことがなく、もしかすると、誰かへの贈り物ではないかと少し困惑してしまう。

それが、隠せていなかったのだろう。

『それ…誰にあげるの』

「笑、あげる前提?」

『ぇッ..!ぃやッ..その、』

「んはっ笑 困惑しすぎだろ、笑」

「そんな気になんの?」

『ッ…』

どうして俺はいま、こんなにも心が騒ついて悶々とするのだろうか。

自分にだって、心にあるこのわだかまりを理解することができない。

(…なんで、)

この贈り物の行き先が誰であろうと、俺には全く関係のないことだというのに__どうして、こんなにも胸が締めつけられるのだろうか。

俺は、どうしたいんだ__?

「永玖?」

『..ッぁ、いや…その、』

「、?」

『…ごめん、 なんでもない、笑』

“まだ” 、俺はこの感情を理解してはならない。

もし理解してしまえば…いまのこの関係が、崩れるかもしれない。

(そんなの..嫌だ、)

この感情を認めてしまえれば、あの人に対する俺の気持ちはどうなるんだ。

…俺は、ずっと囚われたままなのか__?

『..なんで、..』

「?、永玖」

「どうした?」

『ッぁ~…いや、』

『なんでもない…笑』

「….」

「永玖さ..それ、まだ外さないの?」

『あ~…これ?』

『哲汰にも聞かれたんだけど、笑』

『…なんか、外せないんだよね、笑』

『別に、気に入ってるわけではないんだけど…』

「….」

『、颯斗..?』

『どうした、?』

顔を俯かせたまま、急に喋らなくなってしまった颯斗。

なにか気に障るようなことを言ったのかと心 配になり、今までの会話を思い返してみたが、どこにも思い当たる節がない。

そのせいで、余計頭の中は混乱するばかりだ。

『ッ…はや__、』

「永玖。」

『ッ..!な、なに..?』

急に名前を呼ばれたことに驚いてしまい、思わず戸惑いの声がでてしまう。

それを誤魔化すように目線を前へ向けると、いつの間にか顔をあげてこっちを見ている颯斗と目が合った。

何かを決心したような、どこか憎しみの感情も見受けられる表情をしている。

そして、意を決したように口を開いた。

「….」

「それ…もういらないでしょ」

「これからは、俺が永玖のそばにいたい。」

『ッ…ぇ、?』

予想外の発言に、思わず身体が硬直してしまう。

共に過ごしてきた中で、このような言葉を颯斗の口から一度も聞いたことがなく、ましてや、自分など眼中にさえないのだと思っていた。

(ま、じか…)

驚いたのと同時に、今まで自分の中で留まり続けてきたこの感情を、ようやく理解できた気がする。

俺の、颯斗に対するこの気持ちを__….

『…颯斗、』

『これ…外して、』

「ぇッ…いいの、?」

『うん、笑…もう、必要ないから。』

「..わかった、」

そう言うと颯斗は、俺の手をそっと取り、横にスライドさせながら丁寧に外してくれる。

長い間付け外しを繰り返していたせいか、形が少し変形していて、意外にもすんなりと外れてしまった。

それを机に置いたあと、颯斗は先ほどの高そうな箱を取りだし、俺の前で蓋を開く。

中には、月のように光り輝く銀色のネックレスが置かれてあって、それを取りだすとチェーンを片手に持って引き輪をずらし、俺の首に付けてくれた。

付けられたネックレスは夕陽の光を浴びてより一層輝いており、自然と目が惹かれてしまう。

そんな夢中になっている俺を見て颯斗は優しい笑みを顔に浮かべ、まるで宝物を見つけたかのような輝かしい目をしていた。

「これ、永玖にあげる。」

「ちゃんと大切にしてよ?笑」

『当たり前だろ、笑』

『…ありがとう__、(泣』

すっかり古くなってしまったあのブレスレットのように、俺のあの人に対するこの気持ちも朽ちてしまえばいいんだ。

だって、 俺にはこの先ずっと、颯斗が隣にいるのだから__….

------------------

どうでしたか、!?

このネタを思いついてから、約1ヶ月ちょいくらいですかね…?

すごいこだわって書いてました、笑

今回は少し、永玖くんが悲しい状況に置かれてるお話だったのですが…最後はハッピーエンドで終わりましたね!!✨️

またの感想、お待ちしております!!笑




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