テラーノベル
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この作品を読む前に、知っといてほしいです!!
[ブレスレットをプレゼントする意味…]
「束縛」、「永遠」
また、左腕につけるのは「精神的な変化を望む」という意味がある。
[ネックレスをプレゼントする意味…]
「ずっと一緒にいたい」
月は太陽に照らされて輝いている
この意味を考えながら、ぜひこの作品を読んでください!!
コメントで考察などもしてくれると、ほんっとに嬉しすぎて宇宙までぶっ飛びます(?)
「」…h、t
『』…e
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あの人からもらった贈り物は、未だ外せないままでいる。
「永玖さぁ、それずっとつけてるよね」
『あぁ…これ、?』
「だって、外してるところ見たことないし…お気に入りなの?」
『お気に入り…ではないけど、』
『…なんか、外せなくて,笑』
あの人がお揃いでくれた、左腕につけているブレスレット。
少し古くなってしまっていて、事ある毎にメンバーが “新しいの買ってあげるのに” なんて言ってくれるけど、俺は決まって同じ返事を返す。
“別にいいよ”って。
だって、俺のあの人に対する気持ちが込められた、大切な贈り物だから__ 他のものなんかで代用できるような、そんな軽いものではない。
…ただ、 未だにあの人からの愛情に溺れているのかもしれない。
あの手の温もりも、俺だけを見つめる瞳も、注がれる愛情も…あの人から与えられるすべてに、ずっと囚われている。
だからこそ、この贈り物を手放せないままなんだ__。
「….」
撮影用に借りた真っ白な空間のスタジオは、窓の外から差す夕日のせいか、少し橙色に染まっている。
スタッフやメンバーは既に帰ったみたいで、気がつけば俺だけがスタジオに取り残されていた。
「、はぁ~…」
誰もいないのを良いことにひとつ大きな溜め息をついたあと、撮影のときにメンバーが座っていた椅子へと深く腰掛ける。
さっきまで使っていたからか、微かに人の温もりを感じ、それを確かめるように指先で椅子の縁をなぞっていく。
『…この椅子、』
(たしか..颯斗だったよな、?座ってたの…)
『….』
(なんか…ちょっと変な気分、/)
最近なにを思いだしたのかわからないが、前よりも “可愛い” と颯斗に言われることが多くなり、妙に意識してしまうようになった。
…別に、好きとかそういう訳ではなくて。
ただ、あの人のことがあるかぎり、俺の颯斗に対するこの気持ちは、言語化 しないと決めている。
一度名前を付けてしまえば、認めざるを得なくなってしまうから。
だから俺は、”まだ” この気持ちに名前は付けないし、認めもしない。
…それでもなぜか、気になってしまう。
『俺のこと、どう思ってんのかな…』
「誰が?」
『、ッ…!?』
この部屋にいるのは自分だけだと思っていたため、急な誰かの声に驚いてしまい、思わず身体を縮こめる。
一体誰が言ったのだと声がしたほうへ目線を向けると、扉に持たれかかりながら腕を組み、こちらをじっと見つめている颯斗と目が合った。
『は、やと…ッ?』
『なんで…っ、』
「…忘れ物。」
『忘れ..もの、?』
“あれ” と颯斗が指を指したものは、机の上に置かれた、少し高そうな感じがする長箱のケース。
大きさ的に、アクセリーなどをいれるケースなのだろう。
『ぇッ、それ颯斗の..?』
「そうだけど..ぇ、なんでそんな驚いてんの?笑」
『いや、だって…』
普段、こんな高そうなケースにいれられたアクセサリーを買っているところを見たことがなく、もしかすると、誰かへの贈り物ではないかと少し困惑してしまう。
それが、隠せていなかったのだろう。
『それ…誰にあげるの』
「笑、あげる前提?」
『ぇッ..!ぃやッ..その、』
「んはっ笑 困惑しすぎだろ、笑」
「そんな気になんの?」
『ッ…』
どうして俺はいま、こんなにも心が騒ついて悶々とするのだろうか。
自分にだって、心にあるこのわだかまりを理解することができない。
(…なんで、)
この贈り物の行き先が誰であろうと、俺には全く関係のないことだというのに__どうして、こんなにも胸が締めつけられるのだろうか。
俺は、どうしたいんだ__?
「永玖?」
『..ッぁ、いや…その、』
「、?」
『…ごめん、 なんでもない、笑』
“まだ” 、俺はこの感情を理解してはならない。
もし理解してしまえば…いまのこの関係が、崩れるかもしれない。
(そんなの..嫌だ、)
この感情を認めてしまえれば、あの人に対する俺の気持ちはどうなるんだ。
…俺は、ずっと囚われたままなのか__?
『..なんで、..』
「?、永玖」
「どうした?」
『ッぁ~…いや、』
『なんでもない…笑』
「….」
「永玖さ..それ、まだ外さないの?」
『あ~…これ?』
『哲汰にも聞かれたんだけど、笑』
『…なんか、外せないんだよね、笑』
『別に、気に入ってるわけではないんだけど…』
「….」
『、颯斗..?』
『どうした、?』
顔を俯かせたまま、急に喋らなくなってしまった颯斗。
なにか気に障るようなことを言ったのかと心 配になり、今までの会話を思い返してみたが、どこにも思い当たる節がない。
そのせいで、余計頭の中は混乱するばかりだ。
『ッ…はや__、』
「永玖。」
『ッ..!な、なに..?』
急に名前を呼ばれたことに驚いてしまい、思わず戸惑いの声がでてしまう。
それを誤魔化すように目線を前へ向けると、いつの間にか顔をあげてこっちを見ている颯斗と目が合った。
何かを決心したような、どこか憎しみの感情も見受けられる表情をしている。
そして、意を決したように口を開いた。
「….」
「それ…もういらないでしょ」
「これからは、俺が永玖のそばにいたい。」
『ッ…ぇ、?』
予想外の発言に、思わず身体が硬直してしまう。
共に過ごしてきた中で、このような言葉を颯斗の口から一度も聞いたことがなく、ましてや、自分など眼中にさえないのだと思っていた。
(ま、じか…)
驚いたのと同時に、今まで自分の中で留まり続けてきたこの感情を、ようやく理解できた気がする。
俺の、颯斗に対するこの気持ちを__….
『…颯斗、』
『これ…外して、』
「ぇッ…いいの、?」
『うん、笑…もう、必要ないから。』
「..わかった、」
そう言うと颯斗は、俺の手をそっと取り、横にスライドさせながら丁寧に外してくれる。
長い間付け外しを繰り返していたせいか、形が少し変形していて、意外にもすんなりと外れてしまった。
それを机に置いたあと、颯斗は先ほどの高そうな箱を取りだし、俺の前で蓋を開く。
中には、月のように光り輝く銀色のネックレスが置かれてあって、それを取りだすとチェーンを片手に持って引き輪をずらし、俺の首に付けてくれた。
付けられたネックレスは夕陽の光を浴びてより一層輝いており、自然と目が惹かれてしまう。
そんな夢中になっている俺を見て颯斗は優しい笑みを顔に浮かべ、まるで宝物を見つけたかのような輝かしい目をしていた。
「これ、永玖にあげる。」
「ちゃんと大切にしてよ?笑」
『当たり前だろ、笑』
『…ありがとう__、(泣』
すっかり古くなってしまったあのブレスレットのように、俺のあの人に対するこの気持ちも朽ちてしまえばいいんだ。
だって、 俺にはこの先ずっと、颯斗が隣にいるのだから__….
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どうでしたか、!?
このネタを思いついてから、約1ヶ月ちょいくらいですかね…?
すごいこだわって書いてました、笑
今回は少し、永玖くんが悲しい状況に置かれてるお話だったのですが…最後はハッピーエンドで終わりましたね!!✨️
またの感想、お待ちしております!!笑
コメント
2件
今回も最高すぎだったよっ!!😖💗永玖ちゃんと颯斗くんとのお互い切なさがある雰囲気がめちゃすき....ッ! ブレスレットとネックレスの意味も知った上であのはなしはめちゃささるッッ💘