テラーノベル
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「ふふっ、逃げられないよ?みんな、死なないように頑張ってね♬」
Leo/need
星乃一歌 チーム:白
役職 占い師
天馬咲希 チーム:白
役職 共有者
望月穂波 チーム:白
役職 騎士
日野森志歩 チーム:白
役職 狩人
MOREMOREJUMP!
花里みのり チーム:白
役職 市民
桐谷遥 チーム:白
役職 市民
桃井愛莉 チーム:白
役職 市民
日野森雫 チーム:白
役職 市民
Vivid BAD SQUAD
小豆沢こはね チーム:白
役職 市民
白石杏 チーム:白
役職 市民
東雲彰人 チーム:黒
役職 人狼
青柳冬弥 チーム:白
役職 霊媒師
ワンダーランズ×ショウタイム
天馬司 チーム:黒
役職 裏切り者
鳳えむ チーム:白
役職 共有者
草薙寧々 チーム:白
役職 市民
神代類 チーム:黒
役職 狂信者
25時、ナイトコードで。
宵崎奏 チーム:白
役職 市民
朝比奈まふゆ チーム:黒
役職 人狼
東雲絵名 チーム:黒
役職 狂人
暁山瑞希 チーム:白
役職 市民
VIRTUAL SINGER
鏡音リン チーム:黒
役職 人狼
鏡音レン チーム:黒
役職 人狼
巡音ルカ チーム:白
役職 市民
MEIKO チーム:黒
役職 狼占い師
KAITO チーム:黒
役職 人狼
2・5
149
海葵 寧彩
36
かのかの
196
初音ミク チーム:????
役職 ゲームマスター
――それは、いつもと何も変わらないはずの日だった。 「……ん?」
星乃一歌が目を覚ますと、そこは見覚えのない真っ白な部屋だった。
窓はない。時計もない。出口らしき扉だけが、壁にずらりと並んでいる。
「えっ……な、なにここ!?」
天馬咲希が飛び起きる。
「あれ ? いっちゃんもいるの!?」
「うん。でも、ここがどこなのかは……」
一歌は周囲を見渡した。
そこには、レオニ、モモジャン、ビビバス、ワンダショ、ニーゴのメンバーたちが集められていた。
「ちょっと! 誰か説明してよ!」
白石杏が声を上げる。
「落ち着け、杏。まずは状況を確認しよう」
青柳冬弥が冷静に答えた。
しかし、誰も状況を理解できていない。
そのとき――。
『みんな、起きたかな?』
部屋の巨大モニターが点灯した。
映し出されたのは、初音ミクだった。
「ミク!?」
鏡音リンが驚いたように声を上げる。
『ふふっ。久しぶりだね、みんな』
いつもと変わらない声。
いつもと変わらない笑顔。
けれど、その場にいた全員が、どこか違和感を覚えた。
『今日はみんなに、とっても楽しいゲームをしてもらうよ!』
「ゲーム……?」
花里みのりが首をかしげる。
『ゲームの名前は――』
画面が暗転する。
次の瞬間、赤い文字が浮かび上がった。
あなた。
「……デスゲーム?」
草薙寧々が小さくつぶやいた。
『そう! みんなには、これから白陣営と黒陣営に分かれて戦ってもらうよ!』
モニターに、二つの名簿が映し出された。
白陣営――16人。
一歌、咲希、穂波、志歩、みのり、遥、愛莉、雫、こはね、杏、冬弥、えむ、寧々、奏、瑞希、ルカ。
黒陣営――9人。
司、彰人、類、まふゆ、絵名、リン、レン、MEIKO、KAITO。
「……最初から、決められてるのか」
東雲彰人が険しい表情を浮かべる。
『もちろん! みんなは最初から、自分がどちらの陣営なのか分かっているよ!』
「待てよ。なんで俺たちがそんなことをしなきゃいけないんだ?」
天馬司がモニターをにらみつけた。
『勝った陣営には、どんな願いでも一つだけ叶えてあげる』
その言葉に、空気が変わった。
『でも、負けた陣営は……二度と元の日常には戻れない』
「……っ」
望月穂波が息をのむ。
「冗談でしょ……?」
東雲絵名が声を震わせた。
『冗談じゃないよ』
ミクは笑ったまま答えた。
『それじゃあ、役職の説明を始めるね!』
画面に、役職の一覧が表示される。
占い師。霊媒師。騎士。共有者。村人。
そして――。
人狼。狂人。狂信者。裏切り者。
それぞれの役職が、白と黒の名簿に振り分けられていく。
「……人狼がいるってことは、誰かが誰かを裏切るってこと?」
小豆沢こはねが不安そうに尋ねる。
『うん。誰が味方で、誰が敵なのか。ちゃんと見極めてね!』
その瞬間。
画面の端に、小さな文字が浮かび上がった。
《ゲームマスター:初音ミク》
そして、誰にも気づかれないほど一瞬だけ――。
《協力者:VIRTUAL SINGERS》
という文字が表示された。
もちろん、参加者たちはそれを見ていない。
ただ一人を除いて。
ミクはモニターの向こう側で、静かに笑っていた。
SCENE 2 — ゲームマスターの部屋
参加者たちがそれぞれの部屋へ移動したあと。
白い部屋とは別の場所に、六人のバーチャルシンガーが集まっていた。
「……みんな、準備はいい?」
ミクが尋ねる。
「もちろんだよ!」
リンが元気よく手を挙げた。
「ミクが決めたことだもんね!」
隣のレンも、小さくうなずく。
「ゲームの進行に問題はない。監視システムも正常だ」
KAITOはモニターを操作しながら答えた。
「参加者の配置も完了しているわ。あとは始めるだけね」
MEIKOが腕を組む。
ルカは別の画面を見つめていた。
そこには、白陣営の16人の様子が映し出されている。
「……白陣営の子たち、もうお互いを信じようとしているみたい」
「それが、このゲームの面白いところなんだよ」
ミクは楽しそうに笑った。
「最初はみんな、仲間を信じる。でも、誰かが疑われて、誰かが嘘をついて……少しずつ、信じられなくなっていく」
「ふふっ。最後まで信頼関係が保てるといいけどね」
ルカはそう言いながら、画面を切り替えた。
彼女もまた、白陣営の一員として参加する。
白陣営の仲間たちは、ルカが自分たちの味方だと信じている。
――それでいい。
彼女は、彼らの会話を知ることができる。
彼らの疑いを知ることができる。
そして、その情報はすべてミクのもとへ届けられる。
白陣営の中には、最初から黒幕の味方がいる。
その事実を、誰も知らない。
「ねえ、ミク」
レンが尋ねた。
「最後まで、みんなに秘密にしておくの?」
「もちろん!」
ミクは振り返った。
「だって――」
その目が、ゆっくりと細められる。
「誰も、最初から私たちを疑っていないんだから。」
六人の間に、静かな笑い声が響いた。
SCENE 3 — それぞれの役職
そのころ、参加者たちは個室で役職カードを確認していた。
一歌は自分のカードを見つめる。
《占い師》
「……私が、占い師?」
冬弥のカードには、こう記されていた。
《霊媒師》
穂波は騎士。
志歩は狩人。
咲希とえむは共有者。
それぞれに、自分の役割が与えられていた。
一方、黒陣営の部屋では――。
彰人がカードを握りしめていた。
《人狼》
まふゆも、リンも、レンも、KAITOも同じ役職だった。
「……そういうことか」
彰人が小さくつぶやく。
「俺たちは、最初からこいつらを欺けってことだな」
まふゆは自分のカードを静かに裏返した。
「……できると思うよ。みんな、信じたいものを信じるから」
別の部屋では、類が自分の役職を確認していた。
《狂信者》
「なるほど。人狼を知ったうえで、彼らを支援する役職か」
類はカードを見つめ、意味深に微笑んだ。
司は裏切り者。
絵名は狂人。
MEIKOは狼占い師。
それぞれの役職が、ゲームの歯車として組み込まれていく。
そして、白陣営の部屋では――。
ルカが一人、カードを見つめていた。
《村人》
表向きは、ただの村人。
しかし、彼女だけは知っている。
このゲームの本当の目的を。
誰が黒幕なのかを。
そして、自分が何をすべきなのかを。
ルカはカードを伏せ、静かに微笑んだ。
「……ごめんなさいね」
その言葉を聞く者は、誰もいなかった。
SCENE 4 — ゲーム開始
全員の部屋に、同時にアナウンスが流れた。
『役職の確認は終わったかな?』
ミクの声だった。
『それじゃあ、これから最初の会議を始めるよ!』
扉のロックが解除される。
『白陣営は白の会議室へ。黒陣営は黒の会議室へ移動してね!』
一歌は深呼吸した。
「……絶対に、みんなで帰ろう」
咲希が力強くうなずく。
「うん! 絶対に!」
その言葉を聞きながら、ルカは静かに目を伏せた。
一方、黒陣営の会議室では、彰人が仲間たちを見渡していた。
「……誰が何をするか、まずは決めるぞ」
まふゆは何も答えない。
リンとレンは顔を見合わせる。
そして、KAITOはゆっくりと笑った。
「焦る必要はないよ。まだ、始まったばかりだからね」
その様子を、ミクはモニター越しに見つめていた。
白陣営の会議室。
黒陣営の会議室。
そして、すべてを見下ろすゲームマスターの部屋。
三つの場所で、物語が動き始める。
ミクは最後に、誰にも聞こえない声でつぶやいた。
「さあ、みんな……」
「最後まで、私を楽しませてね。」
モニターに、最初のタイマーが表示される。
DAY 1 — 第一回会議
ゲーム開始まで、あと――。
00:00:10
00:00:09
00:00:08
コメント
1件
おお、これProject SEKAIの人狼クロスオーバーか!めっちゃ好きなやつや🔥 初っ端からミクが「逃げられないよ♬」って笑顔でデスゲーム宣言してくるの、完全に狂ったGMやん…でもそのギャップがたまらんわ。 黒陣営に彰人・類・まふゆ・司・絵名そしてバーチャルシンガー勢が並んでるのがもう熱い。しかもルカが白陣営のスパイって設定、めちゃくちゃ心臓に悪いな。白陣営の子ら、全く気付いてなくて泣くぞ… 続きめっちゃ気になる!次話待ってるで🔥