テラーノベル
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🔑🐍愛され学パロ
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・基本🔑🐍さんが愛されていますが、恋愛感情を持っているのは📿🍔、🫖🌿のみ
・もし呼び方や口調が間違っていたら教えてくださると幸いです🙇♀️🙇♀️
・当方関西圏に住んでるため、🔑🐍さんの方言が関西よりかもしれません、ご了承ください。
・あとツンデレが嗜好なので、🔑🐍をツンデレにさせてしまうかもしれません。そんなの解釈不一致!!って方は回れ右✋
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設定
ーー 魁星*←*名字思いついたら更新します
15歳(中3)
榊ネス
13歳(中1)
北見遊征
13歳(中1)
中高一貫校に通ってます
さかきたみは幼馴染設定
魁星は遠いところから電車で来てて、さかきた
みは近いところから電車で来てる
結構マンモス校で、入学式は遅め
これを踏まえて読んで下され〜🙇♀️🙇♀️✋✋
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── 4月上旬・教室にて
🔑🐍Side .
「なあなあ魁星!!!!」
いきなり机に乗り出してきたクラスメイト(以下◯◯)に、魁星はだるそうに視線だけ向けた。
『……なに』
「今年の新入生、やばいくらい顔面偏差値が高ぇ!!」
『ふぅん』
「いや反応薄すぎだろ!?もうちょいびっくりしてくれてもよくない!?」
『やって、興味ないし』
「即答ぉ!?いや、もうちょい慈悲ってもんを……」
『見たこともない新入生の顔面事情に、なんで僕が興味持たなあかんねん』
「ごもっともだけども!!」
──まったく、朝からうるさいな。
「てかさ、魁星ってさ……」
『ん?』
「……正直、めっちゃ美人だよな」
『……は?何言うとん』
「いやマジで。ほんまに自覚ないの?冗談抜きでクラスでいちばんだと思うんだけど」
『は?女子差し置いて、僕が?』
「うん、ふつうに」
魁星は思わず眉を顰める。
『……いや、さすがにそれは無いやろ』
「いやあるって!目元とか、めちゃ整ってるし。肌も綺麗だし、なんか透明感すごいし」
『……やめてや、気持ち悪い』
「そんな冷たくしなくてもいいだろ!!事実を言ってるだけだし!!」
───ほんま、こいつはときどき変なこと真顔で言うから困る。
絶対僕より綺麗な子なんて五万とおるって。いや、マジで。
『いや、絶対僕より美人な子なんかいっぱいおるって……』
「ないって!俺の目に狂いはない!!」
『いやある』
「ない!!」
『……』
勢いすごすぎて反論する気も失せてきた。
『……もうそれでええわ』
・
・
・
──翌日、入学式。
式の直前、生徒会メンバーは舞台裏でバタバタしていた。魁星は副会長だから、登壇者の最終チェックとか、マイクの確認とか、まあまあ忙しい。けど、慣れた手つきでテキパキ動くのは割と得意だから、緊張した新入生相手にも淡々と対応してた。
『はい、次、榊ネスくん。スピーチ直前やから深呼吸して』
「……はい、ありがとうございます」
(……なんやろ、この子だけやたら落ち着いとる。)
背筋が綺麗で、表情も硬すぎず柔らかすぎず、いいバランス。ふと目が合ったとき、一瞬だけど、視線が深く刺さってきた気がした。
『……緊張してへんの?』
「いえ、してます。でも、それ以上に見てくれてる人の前でちゃんと話したいんです」
『……ふーん、えらいな』
礼儀正しい、でもどこか芯が通っている。
(…代表があの子なのは納得やわ)
そのあと、壇上に立ったネスは完璧なスピーチをやってのけた。堂々としてて、けどちゃんと聞く人のことを考えた、いい挨拶だった。
そしてもう一人、講堂の後方。
一番端っこの席で、妙に落ち着きなく座ってる新入生がいた。
犬っぽい。というか、動きも表情も素直すぎて、思わずこっちが笑いたくなるようなタイプ。でも、目だけはずっとこっちを――いや、魁星を見据えていた。
(……な、なんや?僕に用あるんか?)
って、心の中で警戒しかけたけど、そいつはただ、ずっと僕を見てるだけやった。にこにこしてるのに、どっか真剣で、なんや妙な空気を持っていた。
……正直、ちょっとだけ心臓に悪かった。
・
・
・
放課後・生徒会室──
『……ほんで?』
「だからっ!俺にとっては今日が運命の出会いだったって言ってるの!」
『それなんなん?前も言うとったけど』
「違うんだって、今度はマジなの!!ネスくんと、もう一人のあの犬っぽい男の子!」
『……』
「ネスくんは完璧じゃん?でも壇上に上がる直前、誰か見て一瞬だけ表情変わったんだよ。俺見逃してなかったで」
『……』
「で!その相手が魁星だった。絶対!!」
『またまた……』
「ほんとだって!で、もう一人の子。たぶん北見遊征って名前なんだけど、あの子もず〜〜〜〜っと魁星のこと見てた」
『……やめてや。そんな、あらぬ誤解生むような……』
「いやいやいや、あれは恋だって!俺の目はごまかさない!!」
『……そ、そんなわけ……』
でも、心臓が――ちょっとだけ跳ねた。
あの一瞬の視線が、意味あるものだったとしたら……って、考えてしまった自分に、腹が立つ。
『〜〜〜〜っ…!』
「あれ〜?魁星くん、照れてるのかな?」
『うるっさい!!もう帰れ!!!』
「えーっ、照れてる照れてる〜」
『うるさい言うとるやろぉ!!!』
──生徒会室に、僕の怒鳴り声が響いた。
ほんまもう……なんなん、あの二人。
変な風に僕の生活かき乱さんといてほしい。
……けど。
なんでやろ、明日また学校来るの、ちょっとだけ楽しみになってもうてるんやけど。
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ここまで見てくださってありがとうございます⟡˖·
続きは一週間の内に出したいなと思っています
完全に自分にしか需要無いかと思いますが、読者様に需要があれば幸いです🎶
コメント
2件
初コメ失礼します! 主さん貴方は天才なのでしょうか?すくみの作品探してもどうしても🐍🔑君受けが見つかんなくて、、(´ . .̫ . `)主さんの作品を見つけ読ませてもらいました! 🐍🔑君がだるそうにしてるとことかまじで解釈一致過ぎて吐血しました👍️ 続き待ってます!