テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
青黄苦手な方は見ないことをお勧めします。
ハピエン保証。感想もリクエストも待ってます
では、どうぞ
黄side
ある日見かけた大好きな彼の瞳みたいな宝石のついた指輪
手を伸ばしたくても、指に通して欲しくても僕は、
『男の子なんだから』
彼のことを少し思うだけでもう頭がパンク、顔は真っ赤
そんな僕の気持ちに気づいてくれたからいま、まだ隣に立つことができている
彼の運命の相手は僕じゃない、いつも「好き」とか「かわいい」とか言ってくれるけど、僕にはそんなこと言われる資格無いと思ってる。
ねぇ「青ちゃん」 もっと素敵な人みつけてよ、
青side
僕には可愛い彼女がいる。いつも『僕男の子だし』と寂しそうに笑うから、いつの間にか消えてしまいそうな彼
前に仕事で街に出た時、飾られていた青い僕色の宝石を眺めて涙を浮かべていた
欲しいのかなって思った。最初は、
僕は彼の気持ちをわかってあげられない
だけど彼を自分の腕の中から離したくない
ころころ笑うその表情は世界一可愛いから
ちょっとのことで寂しくなっちゃう彼だから…
ねぇ、ずっと隣にいてよ そう呟いて僕はあの指輪を手に取って一緒に住み始めた家へ向かった。彼の指のサイズなんてわからないわけない、僕よりも手が大きいのは少し悔しい
だけど抱きしめたとき自分よりも大きいはずなのに守りたくなるほど小さくて
ねぇ「黄ちゃん」 世界一素敵だよ
黄side
数日後、僕は事故にあった。車側のよそ見運転だ
横断歩道を渡っていた時に突っ込まれた
運良く助かったが正直もうしんどかった。生まれ変わったら女の子になりたいななんて考えている時の出来事だったから突っ込まれた時自分の性別をすごく恨んだ。僕は青ちゃんの一番なんてなれるわけないってもう完全に諦めたから
静かな病室で、彼が昔歌ってくれた歌を歌った。青ちゃんが褒めてくれた歌声が、声が大好きだった。唯一男の人に離れていた気がしたから
『ぐすっ、』
え、誰?
立とうとしても、力が入らない
ねぇ、そこにいるのは誰なの?と声をかけても返事はない
でも心の中ではもう誰かなんてわかる。青ちゃんだよね
今日僕約束破っちゃったもんね、
『今夜、出かけよう』そう言ったのは間違いなく彼
青ちゃんすごくソワソワしていたから多分振られるんだなって、なのに事故にあったからタイミング失って泣いてるのかなってそんなことないくらいわかってた。彼のことだから。 最後だと思って声をかけた。
『青ちゃん、、だよね?僕なんかといて幸せでしたか?』
『わがままばかり言ってましたよね(笑)次の彼女さんができたら僕にも紹介してくだs、』
パァンっ
えっ、青ちゃんにほっぺ、いやそんなことはいい何でさっきより泣いてるの
「黄くんは僕の彼女じゃなかったの?僕じゃダメだった、ねぇなんか言えよ」
でっ、でもでもでも、ねぇ涙溢れてこないでよ。叩かれた頬がヒリヒリする。
だけどそれ以上に彼の顔が涙でグジョグジョで
『黄くんはもうバイバイしたい?』
…
『そっか。僕はやだな、薬指見てみて』
僕はそっと薬指に目を落とした。そこにはあの日憧れた指輪がはまっていた
なにこれ?
『僕のお嫁さんになって』そう青ちゃんが綺麗な瞳をまっすぐ僕に向けて言った
、、、はいって言いたい。永遠の約束をしたい。一生一緒だって
でも僕の口は一向に開こうとしない
ぎゅーーーーっ
ポロッポロッ
『僕だって、、、青ちゃんに僕のだんなさまになって欲しいです』
僕、幸せになってもいいですか?もっともっと愛してくれますか
不安になり気味な僕だけど一生大事にしてください。
青side (ほぼおまけ)
僕には愛しのお嫁さんがいる。
仕事で疲れているとご飯作って待っててくれたり、たまに彼自身が疲れてソファーに突っ伏してたり。まぁそんなときは僕がさっさとご飯作って隣にお邪魔するんだけど。ちなみに最近はお風呂だって一緒
あの子の身体の白さと華奢さといったらすごく心配になるが
それでもちょーーー可愛い。天使かな天使だよね
あーーーーーーー、すき
今は僕の腕の中でぐっすり。ふわふわな黄色の髪の毛はヒヨコみたい
綺麗なまつ毛、とにかく小さい顔。顔のパーツもほんと羨ましいほど整っている
誰にもあげないから。可愛さ共有してあげてるんだから諦めて
じゃあおやすみ。
急いで書いてしまったので誤字脱字あるかもです…
コメント
2件
めっちゃええ感じです!!!!! ほんと、なんか謙虚な感じるぅとくんかわいいし、、、とにかくすごいです!