テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
皆さん!
遅れて申し訳ありませんでした、!
夏休みに入ったので投稿頻度上がる…かもしれないです、(
ちなみに前回の感じで他メン出そうと思ってます、!
もしあれだったら青桃のメインシーンが増えるようにシチュエーションなどリクエストしてもらえるといいかもです、!
採用させていただくときには採用します、!
と一言添えさせて頂きます、!
とはいえ多分ほぼ100%採用させていただくと思います、!
あ、R系はごめんなさい、控えていただけると嬉しいです。
あ、あと新しいお話作ろうと思ってて…。
別の部屋に候補があるのでよければ見てください!
とりあえずスタートです、!
わんく、!
nmnm
この言葉に見覚えのない方、地雷だと感じた方は🔙おっけーです、!
side桃
「まろ〜?」
朝。
寝室のドアを開けながらそう言う。
「ん?」
「体温、測って?」
そう言って体温計をまろに渡す。
「ん〜」
りうらが来てくれたおかげでまろの熱が割と下がっている。
…まあ、あの後まろの部屋にいた俺を追い出したのもりうらだけどさ(
熱が移るのは困るしいいんだけど…。
「…ごめん、熱は下がったから今日一日出かけてきてもええ?」
急だな。
朝起きてからまだそんなに会話してないのに。
ほんの少しだけそう思いながら返事をする。
「いいけど…なんで?病み上がりだしあんまり無理して欲しくないんだけど…」
「…ちょっと、な」
「…わかった、ちなみに誰と会うの?」
これはただただ興味本位で聞いただけだった。
「ん〜まあまあ」
そんなあやふやなまろの言葉で。
…まさか。
最低なことを考えてしまった。
“ 浮気してるかも”
なんて。
こんなに頑なに理由を話さないまろが珍しくて。
でも、そんな気持ちに、蓋をして
「そっ、か、いいよ、!」
そう言ってしまった。
昨日のことで動揺が残っていたのか、
はたまたさっきのほんの少しの嫉妬心からか。
このことを後で後悔するとは。
この時の俺はまだ知らない。
「…じゃ、りうら帰るから!」
「うん、ありがとね、急に来てくれて」
この後予定があるからとりうらが帰ることになった。
「いいよ、そんなん、また頼ってね!」
「うん、」
そう言ってりうらが、帰っていった。
夜。
やることも終わり、ベッドに入ったタイミングで、 りうらからLINEが来た。
珍しくは無いが予定があると言っていたので違和感を感じながら開くと。
ガタッ。
そう音を立ててスマホが落ちる。
「なんで…?」
ただただ意味がわからなかった。
りうらからは1枚の写真が送られていた。
まろと、知らない人の後ろ姿。
嫉妬、とかそれすらも湧かない。
どうすればいいのか分からなかった。
今日の朝のもやっとした気持ちが吹き返す。
でも、まだ分からない。
まろを信用しているから。
夜。
突然起きてしまった。
横を見てもまろが居ない。
その事実にドキッとした。
それを隠すように 無理に寝ようとしても寝れない。
…たまにはいい、よね。
まろいないし。
止められることもないし。
昔ストレスで寝れなかった時期が続いたことがあった。
だから一応のため睡眠薬が机に入っている。
でも俺は結構な量飲まないと寝れないのため、まろに散々止められてきた。
今日だけだから。
そう自分に言い聞かせて睡眠薬を手に取った。
ビクッ。
いつの間にか朝になっていたらしい、
飛び跳ねるように起きてしまった。
汗がすごいから悪夢でも見たのかもしれない。
最近は睡眠薬なくても、寝れるようになっててんだけどな、笑。
隣を見るとクマのできたまろが、寝ている。
『朝帰り』
その事実が怖かった。
味方がいなくなるような気がして。
昔あいつに言われた数々の言葉が蘇る。
『お前に味方などいない。』
この言葉が頭を支配する。
うるさい。
うるさい。
うるさいッ!
「ん…ってないこ?!」
まろ…。
「ヒュッ、ヒュッ、カヒュッ、ヒューッ…」
「ちょ、息吸いすぎ…ッ」
「ヒュッ、ヒュー、カヒュッ」
上手く呼吸ができない。
「ないこっ!聞こえる?!俺の声!」
「きこッヒュッ、えっ、カヒュッ、ゴホッ、ヒュッ、」
「聞こえるな?ゆっくり呼吸せえ?、な?」
「ヒュッ、」
うるさッ…俺が嫌なら別のとこ行けばいいじゃんっ…。
「しっかり息しな?大丈夫やから!」
「ヒュッ、ヒュッヒュー、ゴホッ、」
「…収まらんな。大丈夫なんかな…あっ、ハンカチ…あった」
そう言ってまろがハンカチを取る。
「ちょっと苦しくなるからな?」
そう言ってハンカチを口に入れる。
「んぁっ!ヒュッ、ひゅ、ひゅー…ごほっ…」
「息吐き?」
「ハーッ、ひゅー、はーっ…」
…収まった。
「ポロポロ…」
「…情緒不安定なんかな、?」
「ちがっ…まろがッ…」
「…俺?」
「浮気ッみたいなことするからじゃんッ!」
「は、浮気?」
心底意味がわからない、という表情のまろ。
「…これ…」
そう言って写真を見せると。
「はっ、?…あ〜…理解」
納得したようなまろの顔で、
ひとまず浮気じゃないことは理解出来た。
「ほとけ、か」
そうまろが呟く。
「しかもまろ、朝帰りだし」
「いやっ…それは……ほんまごめん」
「……理由話してくれたら許す」
「わかった、」
そう言ってまろはぽつぽつ話してくれた。
「昨日…あいつ来たやん?」
「っ、うん」
その話から始まると思ってなくて馬鹿みたいに動揺してしまう。
「…おかしいやん、この時期に家に来るんは」
そういうまろに、言われてみれば、と思う。
昨日はそれどころじゃなかったけどよく考えたらそうだ。
盗聴器を仕掛けられるようなものもないし。
「それで…ホワイトハッカーの知り合いがいるやつに掛け合ってみたんよ」
それで辻褄があった。
「それが…この人?」
「そう、ほとけやな、あんま関わりたくないやつなんやけど…」
そう言うまろの表情で、そこまで嫌ってるような感じはしなかった。
ひとまず悪い人ではなさそう。
「じゃあ、なんで…朝帰り…」
「っ、ちょっと待ってな、ないこ、昨日いつ寝たん?」
急な話題の変わり方に驚きつつも素直に答える。
「っ…普通に11時前には寝たけど」
「じゃあ、なんで朝帰りって気づいたん?」
その言葉で一瞬、朝帰りという事実に後ろめたさがあるのかと疑いそうになった。
「おかしいやろ、もしほんとに11時前には寝たんなら夜中起きたんか、?大丈夫なん?」
そう聞くまろに、違う、と気づく。
違う、後ろめたい訳じゃない。
これは…心底俺を心配している目だ。
「一回起きて…でもその後寝れたから…」
睡眠薬を使ったことは隠しておきたかった。
「…睡眠薬、か、おかしいと思ったんよな、薬のゴミがゴミ箱に入っとるから、俺の風邪薬のかと思ったけど種類違うし」
…っ、まあバレますよね。
知ってた。
「…使うのはええけど…使う量は考え?」
…そうだ、まろは、俺が好きになった人は、
こういうやつだ。
「…うん」
自分のことより相手を優先させるくらい、優しい人。
そして、病み上がりなのに、一日中相手のために動けるような、そんな人だ。
「で…その、朝帰りなんは…ごめん、思ったより時間かかって…」
「…いいよ、」
「…怒ってないん、?」
そう顔色を伺うようなまろに。
「怒るわけないじゃん、」
そう言っていた。
いつの間にか怒りなんてものは消えて、その代わりに愛しい感情で埋められていた。
「あと…多分誰と会うか言わなかったんも悪かったな、」
そう反省してるまろに。
「もういいよ、大丈夫」
そう言うとまろは、泣きそうな嬉しそうな顔をして。
「そんな顔しないでよ、笑」
そう言いながらまろの頭を撫でていた。
side青
夜。
ほとけにホワイトハッカーの方を紹介してもらって、3人で遅くまで作業をしていた。
2人には関係もないのにこんなに遅くまでやらせて悪かったと思う。
疲れきった中、ないこがいる家に帰れることだけが救いで。
とっくに0時を回った時計を横目に、すぐに 布団に入ろうとして留まる。
遅くにせめてなにか腹に入れようとコンビニで買って食べたあとのゴミをゴミ箱に入れる。
そのときに大量の薬のゴミがあることに気がついた。
ただ、その時は深く考えずに布団に潜っていた。
その後、半分寝落ちのような形で寝て、
起きた後にないこが過呼吸になっていた。
正直、 驚いた。
急だったから。
何があったのか考える間もなく、
とりあえず、ないこの過呼吸を止めることを最優先にした。
いつもより酷い過呼吸にどうしたのかと、そればかり考えていた。
だからか、写真を見せられた時に罪悪感でどうにかなりそうだった。
俺のせいでこんなに消費している、ないこに申し訳なくて。
ないこの質問にひたすらに答えていた。
その時に聞こえた、
「朝帰り」
という言葉。
なぜそれをないこが知っているのか。
答えは1つ。
夜中ないこは起きていたから。
聞くと11時前には寝たらしい。
そうすると答えはひとつ。
「じゃあ、なんで朝帰りって気づいたん?」
気づけばそう聞いていた。
「一回起きて…でもその後寝れたから…」
その答えに睡眠薬だと察する。
夜中に見たゴミの量と一致する。
その後なぜか簡単に許してくれたないこ。
思い出すと、誰と会うの?というないこの問いを曖昧にしていたと気づく。
多分、疑われていたのはここからだ。
ごめん、ないこ。
気づかなくて。
そんな俺を包み込むように、許すように頭を撫でられる。
ごめんな、ありがとう、そんな色んな感情を一旦無視して、今はされるがままになっていた。
…めちゃくちゃ遅れてすみませんでした、!
最初にも書いたように新連載を考えているので覗いて頂けると嬉しいです、!
…というか、なんか…クオリティ下がった、?
次回はもう少し上手く書けるようにします、!
ごめんなさい、!!
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