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1話2話3話全部編集しました!ちょっとは見やすくなってたかな!?
あと普通になんか小学生みたいだなって思いました。黒歴史にはしたくないです。
横顔で見てもイケメンなんだな…なーんて見とれていると、あからさまに顔が赤くなったので慌てて目をそらす。
やっぱ若井先生って可愛いな……。
それからしばらくして僕の家に着いて車から降りる。
若井先生に振り返ってお礼を言う。
「ありがとうございました、本当に。助かりました。死ぬところでした。」
すると、若井先生は急にサングラスをかけ始めた。
「人として当たり前のことを、しただけさ。」
思わず吹き出すと、若井先生も笑い出す。
ふざけているように見えたが、イケメンなせいで妙にかっこよく見える。
「ふふふ…、で、大森くん。俺あと3ヶ月はここの学校いるからさ。気が向いたらいつでも来てよ。話だけでいいし。じゃ、ばいばい」
少し長い前髪が風に揺れて、一重の目が見えた。その瞳に思わずドキッとする。
不登校生にかけられるテンプレのような言葉だって、若井先生が言えば受け止められる。
少し遅れて手を振るが、若井先生には気づいて貰えなかったようで、車は過ぎ去って行った。
しばらく余韻に浸っていると、向こうからお兄ちゃんの姿が見えた。
お兄ちゃんも僕に気づいたようで、満面の笑みで手を振ってくる。
僕が手を振り返すと、横断歩道を渡って走ってきた。
「はぁ…はぁ…元貴、やっほー」
「……やっほーお兄ちゃん。えっと、早かったね。何かあったの?」
「元貴こそ。すんごいカタコトだけど。笑」
お兄ちゃんが1人で笑い出す。
愉快だな、この人。
「あぁ〜、ちょっと色々あって。」
僕が苦笑いで返すと、ふぅんと顔をのぞき込まれる。
「……なにこれ。切り傷?」
頬をすっと撫でられる。
知らない間に切り傷がついていたようだ。
「…ちょっとめんどくさいことがあってね。ははははは」
これをいちばん恐れていた。
お節介な親と兄。めんどくさいったらありゃしない。
「心配なんだけど。」
「いいよもう。お兄ちゃんったら心配症だなー!」
わざとらしく怒って言う。
「やだよ心配だもん。誰に何されたの?元貴可愛いんだからすぐ狙われるんだよ?」
「だからどーでもいーのー!!」
「ちゃんと言ってくれないと。こっちはどうでもよくない!」
ああ、もう。めんどくさいな。
強引にすり抜けて鍵を開けて家に入る。
真っ先に階段を駆け上がり…、と、そこで転んでしまった。
「いったぁ……」
膝が擦れて赤くなっている。大きな怪我ではないが痛い。
「……もーとーきー?💢💢」
げ、と思い後ろを向くと、お兄ちゃんが明らかに怒っていた。
しょうがない。全て話すしかなさそうだ。
お待たせしました!!!めちゃくちゃ待たせちゃってすみません!!
これからはなるべく早く投稿します!では!!