前回の続きです!前回の3話いいねも増えてきて嬉しいです😭
pixivの方でもいいねやブックマークも増えてて感激しました!
pixivの方もあげているのでよかったら見てみてください!
※少しキャラ崩壊です…。
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そして翌日。
ルフィ達が島を探検すると言い出して、仕方なくユメが船番をすることになった。
-この時はまだ知らなかった。私が悪役になるということを。-
一方でルフィ達が探検していると見知らぬ男と出会った。
その男の名は、カルファという名らしい。
その男はルフィ達を歓迎した。
カルファは店をやっており、ルフィ達に飯を奢ったのだ。
ルフィ達は喜んで食べたが、そのときルフィが口を開けて声を発する。
「うめぇな!やっぱりユメも呼んで一緒に食べようぜ!」
「ユメ?」
ルフィの言葉にカルファが反応した。
ルフィは仲間だとカルファに教えたが、ルフィが教えた瞬間なんだかカルファの様子がおかしい。
「ユメ…様。まだ生きてらっしゃいましたか……。」
カルファはまだユメを見た事もないのにまるで知っているかのように言葉を放つ。
ナミがカルファの言葉に対して問う。
-そうここからがユメにとって地獄の始まりなのだ。-
「実はユメ様はある王国の姫様で在られました。」
「ですが、ある日その国はある人物の手で炎の海に沈んでしまったのです。」
「……。」
カルファが黙り込んだあと、その人物は誰かとナミが聞く。
「その…人物は、」
「姫様。ユメ様自信であられまする。」
その事を聞いた途端、ルフィが怒りを覚えたかのように言葉を放つ。
「ユメが?おいおっさん。ふざけるのも大概にしろよ。」
「ユメが、そんなことする訳ないだろぉぉお!!!!」
ルフィは周りを圧倒させるような声でカルファに言う。
他の仲間もルフィの言うことに同意した。
「信じたくない気持ちも分かります……。ですが本当のことなのです。私はしっかりとこの目で見ました。」
「その国が亡くなった次の日。姫様は居なくなっていたのです。手紙を残して。」
「その手紙には”ごめんなさい。”その一言だけを残して去ったのです。」
それを聞いていたルフィ達が驚きを隠せない顔つきをする。
そしてナミが閃いたように問う。
「ねぇ、その姫様はほんとにうちのところにいるユメなの?いまさっきあったばかりのアンタには分からないはずだけど?」
その言葉にカルファは申し訳なさそうに話し出す。
「いや実は、昨晩海賊船らしき船を見つたのです。おそらくその海賊船はそなた達の船だと思われますが、その時船番をしていた姫様を見つけたのです。」
「そのお姿は間違いなく姫様であられました!」
昨晩の船番はゾロじゃないかと問うが、ゾロは途中で交代したことをみんなに知らせる。
それを聞いた時ルフィ達は何も言えずただ黙り込んでいた。
日が落ちて来てルフィ達は船へ戻ってきた。
戻ってきた時ユメに話があると言った。
「ユメ、お前何してんだよ。」
ルフィにそう言われたユメは戸惑いを見せた。
「え?何?なんの事?」
ルフィが急いで言い返す。
「まさか忘れたんじゃないだろうな?」
ルフィがそう言いながらカルファを呼ぶ。
「お前、国燃やしたんだろ?なぜだ?ちゃんと理由があるんだよな?」
ルフィが少し困り眉でユメに言う。
「カルファ!?なぜこんなところに、!」
「国を燃やした!?何言ってんのよルフィ。」
ユメはなんのことか分からず焦る。
「お忘れですか?姫様。あの日我々はあなたのせいで地獄を見ることになったのですぞ。わたくしはあの日から…炎を見る度に全身が震えて……。」
カルファが声を震わせてユメに伝える。
「待ってよ。確かに国は炎でなくなった。だけど国全体に火をつけたのは私じゃない!!本当に!!お願い、信じてよ。」
目を丸くさせながら叫ぶようにしてみんなに伝える。
「もうわたくしの前に二度と現れないでください、!」
そう言って船を出ていこうとするカルファだが、
ルフィはカルファの腕を掴んだ。
「おっさんは出ていかなくていい。ユメ、お前が降りろ。」
ルフィはユメに船長としての命令を下す。
ナミやロビン、そしてサンジ達はルフィの言うことに異論を申し立てるがルフィは真剣な目をして言う。
「船長命令だ。最後のな。」
ルフィは騙されやすい性格なためカルファの言うことをまんまと信じたのである。
そして夜。
カルファは海景色がよく見えるところにいたユメの所にきた。
カルファは船を追い出されたユメに対して、一言放つ。
「このまま死んでくださいませ。姫様…。」
と。
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