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Episode 15「閉鎖空間試験 2日目」
朝。
ロビーに四人が集まる。
「おはようございます〜」
水瀬がのんびり椅子に座る。
「おう」
三上が伸びをしながら答えた。
「ソファーどうでした?」
奈央が聞く。
「まあ、寝れないほどじゃないけど」
三上が肩を回す。
「普通に固かった」
「お疲れ様です」
黒瀬が静かに言う。
「今日じゃんけんな」
「分かりました」
しばらくして。
水瀬が自分の端末を手に取った。
充電しようとして、首を傾げる。
「あれ」
「どうした?」
「充電ケーブル、無いんですけど〜」
「え?」
奈央が顔を上げる。
「昨日はあったんですか?」
「あったと思うんですよね〜」
水瀬がのんびり周囲を見回す。
三上が立ち上がる。
「一回探してみるか」
四人で寝室や料理場を確認する。
ロビー。
テーブル下。
荷物の周辺。
見当たらない。
「……ないな」
三上が頭を掻く。
「私ここに置いたはずなんですけどね〜」
水瀬が少し申し訳なさそうな顔をする。
「すみません〜」
「まあ無くなるもんは仕方ないだろ」
三上が肩を竦める。
「端末の充電どれくらいある?」
黒瀬が聞く。
「60くらいですかね〜」
「じゃあ課題は3人でやって、水瀬さんは今日家事担当でいいですか」
黒瀬が静かに提案する。
「端末使わなければ持ちますし」
三上が水瀬を見る。
「全然いいですよ〜」
水瀬がのんびり答える。
「掃除と料理ですよね〜」
「助かります」
奈央が言う。
「あ、でも料理は私も一緒にやりますよ」
「奈央ちゃんありがとう〜」
黒瀬は無言で課題の端末を開いた。