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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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その後授業を受けて昼休みになる

??「昼休みですね。先生ちょっと中国行って麻婆豆腐食べてきます

暗殺希望者がもしいれば携帯で呼んで下さい」

ドシュッ

『早い』

磯貝「マッハ20だから…ええと」

原「麻婆の本場四川省まで10分くらい」

前原「確かにあんなもんミサイルでも落とさんわな」

ボク達はそんな会話をBGMとして聴きながらお弁当を食べていた

でも雰囲気はなんだか暗くなっていく

ちらり,と渚君を見るなんだかよく分からないが絡まれている

何処かへ行こうとしており,気になって龍さん達に少し外へ行ってくると言うと6人共快く了承してくれた

ボクは4人の後を着けて校舎の外へ出る

寺坂「あのタコ機嫌によって顔の色が変わるだろ

観察しとけって言ったやつできてるか?」

機嫌で顔色が変わる…

渚「……一応余裕な時は緑のしましまなのは覚えてるよね」

どういう皮膚?

渚「生徒の回答が間違っていたら暗い紫

正解だったら明るい朱色

面白いのは昼休みのあとで…」

寺坂「俺は知らなくていーんだよ」

気になる…

寺坂「作戦があるあいつが一番「油断」してる顔の時だ

お前が刺しにいけ」

渚「…僕が?で,でも…」

寺坂「いい子ぶってんじゃねーよ

俺等はE組だぜ?」

嫌がってるのに…

寺坂「進学校(ここ)の勉強(レベル)についていけなかった脱落組

通称「エンドのE組」

毎日山の上の隔離校舎まで通わされてあらゆる方面でカスみたいに差別される」

聞いていた以上に酷い…

寺坂「落ちこぼれの俺等が百億円稼ぐチャンスなんて…

社会に出たってこの先一生回ってこねえぞ

抜け出すんだよ。このクソみてえな状況から」

あれは…何?

寺坂「たとえ…どんな手を使ってもな

しくじんなよ渚く〜〜〜ん」

村松「ギャハハハハ」

渚「……」

渚君…

ボッ

タイミングが良いのか悪いのか標的(ターゲット)が帰って来た

渚「わっ!!…おかえり先生

どうしたのそのミサイル」

??「お土産です

日本海で自衛隊に待ち伏せされて」

渚「……大変ですね

標的(ターゲット)だと」

??「いえいえ皆から狙われるのは…

力を持つ者の証ですから」

渚「!」

何を思ってるの?何を考えてるの?何を思い出してるの?

??「さ,五時間目を始めますよ」

渚「………はい」

ボクは其れを聞くと直ぐに教室へ戻ってお弁当をまた食べ進める

食べ終わり五時間目が始まる

??「お題にそって短歌を作ってみましょう

ラスト7文字を「触手なりけり」で締めて下さい

書けた人は先生のところへ持ってきなさい

チェックするのは文法の正しさと触手を美しく表現できたか

出来た者から今日は帰ってよし!」

いや触手なりけりって…そもそも触手ッて季語じゃないんじゃ…

ボクでも分かる

カエデ「先生しつもーん」

茅野さんが手を上げて質問をした

??「…?何ですか茅野さん」

カエデ「今さらだけどさあ名前なんて言うの?

他の先生と区別する時不便だよ」

慥かに他の人と区別がしにくい

??「名前…ですか

名乗るような名前はありませんねぇ

なんなら皆さんでつけて下さい

今は課題に集中ですよ」

カエデ「はーい」

?…!顔が薄いピンクになった

アレが油断している時の顔?

渚君が立ち上がり標的(ターゲット)の元へ行く

暗殺をしようととナイフを振りかぶるが止められる

嫌な予感がする

渚君は標的(ターゲット)に抱き着いた

するその瞬間グレネードが音を立てて爆発した

寺坂「っしゃあやったぜ!!

いただきィ!!ざまァ!!

まさかこいつも自爆テロは予測してなかったろ!!」

カエデ「ちょっと寺坂,渚に何持たせたのよ!」

中身は恐らく玩具手榴弾多分中に三百発の対先生弾を入れて火薬を使ったものかな?

寺坂君は先程ボクが言った事を話し始める

でも,ちゃんと見なきゃ

先生が上で真っ黒になって怒ってる

??「実は先生月に一度ほど脱皮をします

脱いだ皮を爆弾に被せて威力を殺しました

つまりは月イチで使える奥の手です」

激おこ

??「寺坂 吉田 村松

首謀者は君等だな」

寺坂「えっいっいや…渚が勝手に」

嘘吐き,と思っていたら標的(ターゲット)は表札を取って来た

何してるの?

寺坂君,吉田君,村松君の家の表札だけが落とされる

??「政府との約束ですから先生は決して“君達に”危害は加えないが

次また今の方法で暗殺に来たら“君達以外”には何をするか分かりませんよ

家族や友人……いや君達以外を地球ごと消しますかねぇ」

其れが出来るなら是非国木田さんの書類やって欲しい

国木田さんが過労死する

寺坂「なっ…何なんだよテメェ…

迷惑なんだよォ!!いきなり来て地球爆発とか暗殺しろとか…

迷惑な奴に迷惑な殺して何が悪いんだよォ!!」

??「迷惑?とんでもない」

…明るい丸の朱色

??「君達のアイディア自体はすごく良かった

特に渚君,君の肉迫までの自然な体運びは百点です

先生は見事に隙を突かれました」

渚「…………!!」

??「ただし!寺坂君達は渚君を,渚君は自分を大切にしなかった

そんな生徒に暗殺する資格はありません!

人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう

君達全員それが出来る力を秘めた有能な暗殺者(アサシン)だ

暗殺対象(ターゲット)である先生からのアドバイスです」

先生は教卓を触った

??「…さて問題です渚君

先生は殺される気はみじんも無い

皆さんと3月までエンジョイしてから地球を爆破です

それが嫌なら君達はどうしますか?」

渚君の答えは…

渚「…その前に先生を殺します」

矢張り…

??「ならば今殺ってみなさい

殺せた者から今日は帰ってよし!!」

先生が席に座り表札を手入れする

まぁ…あの中にボク達の家の表札は無いから帰ろうかな

カエデ「殺さない…先生…あ,名前

「殺せんせー」は?」

殺せんせー…かあ

ボクはぽけ,とし乍ら鞄に荷物を纏めて帰る

殺せんせーに止められたけど振り払った

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