ふと思ったんですよ。
あれこれ一気にお話まとめちゃえばいいんじゃね?
どうして今までしてなかったんだろうと大変公開しております。
今からでも間に合う、そんな気持ちを込めて
つえーお話集を作ります。
⚠
🍱🦖『』×🤝「」
某箱内の腐男子先輩描写あります。
今回も雑。
nmmn作品、ご本人様とは関係ありません。
🤝side
「ガチで…貰ってしまった……」
ぽつんと家の中呟いた、低めの机の”とあるもの”の前に正座になってただひたすらに見つめる。
そのとあるものと言うのは、表紙だけで分かる
どちゃくそパワフルえっどい薔薇もの漫画。
多分王道であろう学パロの薔薇もの、それに3人いる多分これ3Pすんな…と明らかにわかるものや
まぁNTRっぽいのもある。うわぁ…やっば…
とにかくまぁ過激な漫画が5冊。
まぁ、なんであるの?って話
理由としては、とある仲のいい腐男子先輩から
〈せっかくだから読んでみてよ〜、テツ百合とか性転換も見るんでしょ?
絶対これも行けるって!!!〉
と謎理論をかまされて、今朝事務所で借りてきた…いや半場強制的に借りさせられた。
最初は乗り気では無かったが、どうも先輩からの押しには弱い。
俺の悪いところだな〜と思いつつも、インターネットに長年親しんでるとボーイズラブという文化も気になってはいたし、実際俺も現在進行形でウェンくんと付き合ってるため、実質オールオッケーなのか…?と考えてる自分もいて少し馬鹿らしい。
「はぁ…ウェンくん来る前に見るか……」
そういうものを見る気分では無いが、愛しのウェンくんにバレては行けないものだろうし、見つかっても絶対終わる。早く読み切らないと向こうにも迷惑だ。
そう心に誓って俺は重ーい腕をなんとか上げて
やっと1冊の漫画を手にした。
「…うわぁ、すっげぇ……」
物語はだいぶ終盤に進み、段々とそういう行為も過激描写になってきた。
いろんな体制でしてて、受けがどろどろになってるというか、実際男がやったらこんなに気持ち良くなるのかよ…ってくらい良さげな反応してて、正直気になるからやめて欲しい。
すっかり漫画に惹かれてる俺はその後もテンポ良く読み進めて行き、ラスト1冊の濡れ場シーン真っ最中。
どっぷりとこの数十分の間でハマってしまい、他の周りの音も気にすることなく読み進めていた。
1つの鈍いドアの音が聞こえることも無く……
🍱🦖side
『テツー、帰ってきたよ〜!ただいまっ!!』
大きな買い物袋をぶら下げながらガチャリとドアを開けリビングへ入るとそこに居るのは恋人の愛しのテツ。
そして彼の手には1冊の恋愛漫画。
ん?あれ薔薇漫画??珍しい、テツ読むんだ。
とふと思うと、彼はすぐさま俺の方を向いてあからさまに慌てた様子で駆け寄る。
「あ”あ”ー!!!?その、う、ウェンくんおかえりっ!!?もう手は洗ったの!?」
と聞いてくるから、確かに洗ってなかったかもと思い返し、僕はテツに言われた通り手を洗うことにする。
すると、バレてなかった。と彼は勘違いしているのかほっと胸を撫で下ろしたような気がして凄く可愛くてしょうがない。
テツはバレてないつもりなんだろうけどめちゃくちゃバレてるよ。しれっと表紙でわかるくらい激しいの見てたしね。
そんな単純な事を考えてるテツに何だか悪戯したくなっちゃったから手を洗ってすぐに彼の手を引いて寝室へ連れ込んでしまった。
「ちょ、ウェンくん!?急に何するのさっ…!?」
と慌てて目を見開く彼。何も分かってないのもほんとに可愛い。こう見ると案外純粋なんだなぁとも思わされる。
そんな気持ちを抑え込むようにテツに口を付けるとあっさり彼も了承してくれて軽く唇を開けてくれる。なんて素直なんだ…
上顎をなぞったり、舌を絡めさせる度にぴくぴくと身体を反応させ、小さく声を漏らすテツが可愛らしくてトントンと胸元を叩かれても動じずしばらく長めのキスが続いた。
「はっ…ぁッ、長いっ、て…!!」
『ん…ごめん、テツが可愛くて…w』
「っ、う、ほんとやんの…?正気…??」
『当たり前でしょ〜?僕に内緒であんなえっちなの見てるんだもん、
あ…!どうせならテツが見てた漫画でしてたこと再現しようよ!!』
そう提案すると、ぼふんっと顔を真っ赤に染め始めた彼。
あー、そんなに激しいの見てたのね…
こりゃいじめがいありそうだなぁと思う。
『テツ、漫画の内容って具体的に話せる…?』
「っえーっと…どうだったっけな…」
うーんと、眉を顰めながら考え込む彼。
考えている家に段々と再度顔を赤らめると、ゆっくりと口を開いた。
「ま、まず…たくさん至る所に玩具付けられてたんだよね…?」
『へぇ…なるほど〜…?』
「んで…最初弱かったんだけど、段々気持ちいいの足りなくなって行ってて…」
徐々に喋るスピードは遅まって、声も小さくなってゆく。
それと共に身体も反応してるのかテツはモジモジと身体を揺らすようになって、
何となく僕も彼を服に手を突っ込んで触ってあげる。え、やっさし。
「その…誘い受けが始まるんだけど…攻めがすげぇドSなんだよね…♡」
「っ…♡で、良いとこばっか攻めが弄っててぇ…
って、ウェンく…!?ひッ、そこ触んなッ!?///♡」
『はいはい、良いから続けて続けて…?』
「ぅあッ…♡おっきいの、で…ぜんりつせ…ゴツゴツ突かれてッ…、♡♡」
僕に触られながら想像してるのだろうか、中に手を突っ込まれて触れているだけなのに竿は固くなっており、更にはゆるゆると腰を動かし始め、もう既にとろとろとした顔を見せるテツ。
「ぁ、え…?♡うぇんくッ…♡なんでっ…俺こんな…♡♡」
『ふふ〜…もう頭働いてないじゃん、
そんなにその漫画良かったんだ…??』
「ぅ ん…ッ♡ウェンくんだ、ってね…?想像しながら読むと寂しくないんだ…♡」
まさかの衝撃発言。そんなふうにして読んでたんだ…って考えると可愛すぎる。
もう我慢ならない、と彼を勢い良く押し倒すと
テツはどこか嬉しそうな顔をした。
『んもー…めちゃくちゃ可愛いっ…
今日は絶対寝かせないからね…??』
「はー…俺も、絶対寝ないからぁ…ッ♡」
🤝side
「ぁ”、!?♡♡むぃッ、!?♡も、しぬッ”!!!♡♡しんじゃぁあ~~ッ”!?♡♡」
『大丈夫だって、死なない死なない…!♡』
あれから何回イかされたのだろうか。
もう頭もバグってきて、気持ちいいと苦しいしか言葉にならない。
めちゃくちゃキツいし、体力の使う行為だと思うのに、どこかやっぱり優しくて愛があったりする発言や行動があってやっぱり彼にはキュンとしちゃう。
そしてこれは後日ふと思ったこと、
それは、先輩もしかしてこの展開を狙って俺に漫画を渡したのでは無いか…??
なんせ彼はどちゃくそ腐男子。
俺たちが付き合ってることも知って尚且つ、この展開を待ち望むために今回本を渡したのか、と思ってしまった。
彼なら絶対やりかねん。
今度あった時はいくら先輩でも問い詰めなければ。
もうこうなるんだったら薔薇物本は懲り懲り。
…でも悪くは無いなとも
思ってる自分がいたのは秘密。
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